はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」後編でございます。
※前編はこちら
やっぱり1記事に好きなもの10個入れるのは大変だと思う(読む方が)。
好きだと書きたいことたくさん出てきちゃうし、極力削ったうえ半分にしたけどけっこうなボリュームになってしまいました。
もっとシンプルに特に本当に10個羅列すればよかったの?(笑)
というわけで前編は割と有名作品ばかりになってしまいましたが、海外ドラマ初心者はやはり大作ばかり観てしまう傾向にあるので仕方ないですね(?)。
そして、有名作品は有名作品なりの良さが山ほど海外ドラマを観ているとやっぱりあるなと改めて思いました。
なんていうか、ドラマの圧倒的存在感。
あと何十年経過しても観る人がいるという確信。
ブレイキング・バッドなんてseason1が放送されたの2008年だから、その時生まれた子がもう13歳なので、早い子ならもう親に隠れて観ちゃってる子がいるかもしれない。
わたしが今中学生で家にサブスクが引かれてたら、あの感じの中学生ならたぶん夢中で観てたんじゃないかな(笑)
今日生まれた赤ちゃんが20年以上経過しても観る作品ってやっぱりすごいんだよななー。
ただ、やはりどんなにお金がかかっていてもキャストが豪華でも脚本と演出がダメだとすべて台無しにしてしまう怖さがエンタメにはあって。
逆にお金がかかっていなくてもキャストをを知らなくても話が面白ければ面白い。
特に海外ドラマなんてわたしの場合キャストの名前すら知らなくて顔の見分けも怪しかったりしますが、俳優さんや女優さんをよく知らない分役に合ってない配役というのがほぼ存在していないように感じるので、そこは日本のドラマと違って大丈夫なんですけれども。
そして、どんな趣味でもそうですがだいたい余暇の時間に行っていることで、それと並行して人生も進んでいくのであのドラマを見ていた時はこんな感じだったとか記事を書きながらいろいろ思い出していましたが一番今感じているのは圧倒的な加齢です。
ドラマに食らいつく体力と情熱があったんだなというのが一番に来て、わたし、心身ともに元気だったな・・・ふふ・・・ってなっていたわけです。
読み返してないからわからないけど、たぶんレビューも今より尖っていたし(笑)
ドラマとの出会いも家電みたいなもので買いたいときが買うときみたいなところがあるし、あのタイミングで観たことで書けたこともあったし、中学生だったらイキってレビュー書いていたかもしれないけどあのような内容じゃなかったと思います。
基本的にはあの苦労が今に繋がっている、最終的にはオールOKみたいな話はあんまり好きじゃないんですけど、いつまで経ってもオールOKにはならないし、しなくていい苦労はしない方がいいに決まってるし(笑)。
それでも自分の人生的にはいろいろ経験したうえで、観るのにいいタイミングだったのかなーとは思います。
少なくとも今は観始めても挫折してそうな作品ばっかりだったので(笑)
まだまだ余談で語りたいこともたくさんありますが、そろそろ本題に入らせていただきたいと思います。
思い出の海外ドラマ後編です。
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5. スタートアップ
韓国ドラマの人気のある方のやつじゃないです。
夢の扉の方じゃないやつです。
【じゃない方スタートアップ】です。
この作品は本当に思い出深くて。
誰も観てない作品だったんですよ。
どんなことでも教えてくれる日本語版のwikiすらないの(笑)
未だに特に人気もなくて、過去記事ではリンク切れを起こしてるようなサムネになっています(ひどい、なぜ)が、きちんとAmazonのサイトに飛びます。
面白いしめんどくさいので、過去記事はそのままにしておきますがちなみにこのリンクからでも飛べます。→ https://amzn.to/3ngMOr0
さらに言うと今年になってNetflixでも配信が始まって「あまぞんえくすくるーしぶとは?(笑)」ってなったのですが観る人が増えるのは大いにいいことです。
シャーロックで有名なマーティン・フリーマンがシーズン1はきっちり出ていて色気を振りまき、イケメン俳優枠でアダム・ブロディが出ていて話も面白いし、なにしろハイチギャングのエディ・ガテギという俳優さんの演技が超名演でそれだけでも観る価値がある作品なのに誰も観ていなかったので、twitterで布教しまくったら輪が広まったのがすごくうれしかったという思い出があります。
未だにすごく嬉しいんですよね。
あの時、観てくれた方本当にありがとうございました!
普段絡んでいないけどブログを読んでいただいたうえ作品に興味持って観て頂いてる方も本当にありがとうと思っているのですが、シャイな方が多いためなかなか直接感謝を伝える機会もないので、そのやり取りをSNS上で出来た感じで単純に楽しかったです。
ドラマ自体はシーズン3でかなりもたついたため、かなり中途半端ではありますが打ち切りかなぁと思ってあきらめています。
が、Netflixでの視聴が増えれば続投の芽もあるかもしれないので、Amazonでもネトフリでもいいので今からでも観てくださいね!
6. ザ・パス
こちらの作品は『スタートアップ』とは違い、しつこく布教しても誰も観てくれなかった作品です(笑)
みんな『ミッドサマー』は観るのに、こういうガチカルトのやつは観てくれないんだよなー。
パスは社会派過ぎたのかなー。
マイヤリズムも相当だったと思うけどなー。
しかも、Huluプレミアだったのに、Huluジャパンではもう配信すらしてないっていう。
あのね、この作品はね、何度もいうように主演は『ブレイキング・バッド』のアーロン・ポールと『ハンニバル』のヒュー・ダンシーなんです!
上記サムネの向かって右がヒューです。
確かにヒューは、そのビューティフルな顔面を見事に隠すキモい演技を貫いていましたし、家人は未だにヒュー・ダンシーに似ている人って言い張ってますが、アーロン・ポールが制作に心血を注いでいただけあって本当にカルトの内部をすごくすごく取材して、専門家の話も取り入れたんだろうなぁというカルトを追うのがすごく好きなわたしの好奇心をこれでもかと満たしてくれた恩のある作品です。
カルト二世の心理、家族内で信仰の分裂が起きたとき、カルト側から見た一般人、そして宗教創始者の人たちと創始者周辺の闇、そして、何を犠牲にしてもカルトを離れられない人々・・・。
それこそ生きるために必要な選択、な人たちを描いた作品でした。
しかも、特筆すべきはこちらのドラマはファイナルではなく、打ち切りになったにもかかわらず最後綺麗に終わったんですよね。
打ち切りだからって雑に最後まとめなかったの制作陣の愛を感じた。
これがどんなにすごいことか、海外ドラマ好きの人はわかってくれるはずです。
同じアーロン・ポールが出演しているBrBaは幣サイトのアクセス上位を席巻しているのに、ザ・パスはそもそも検索すらされないというドラマは役者じゃないというのを奇しくも体現してくれました。
フォロワーさんで話が通じたのが某有名海外ドラマブロガーZさんだけだったといういい思い出。
いつか来日したアーロン・ポールに「『ザ・パス』素晴らしかったです!」と伝えられる日本人はかなり少数だと思いますが、ご本人はパスを褒められたらすごく喜ぶと思います。
マイヤリズム話ができる人はたぶん周りに話す人がいないと思うので早急にご連絡くださーい(笑)
7. アップロード
Amazonさん、新シーズンまだですか?
気に入りすぎて、終わったとたんに二周したのは後にも先にもこのドラマだけです。
そういった意味で思い出深いのと早く続きを観たいので誰か視聴数あげてください。
※前半ネタバレなし、後半ネタバレあり
8. デレク&アフターライフ
去年コロナでコロナ鬱からの今年の出来事と本当に人生ってやっかいですし、基本つらいことばかりですよね。
こないだバラエティー番組で、劇団ひとりさんが相田みつをさんの詩を模倣して作品を発表して劇団ひとりさんかみつをかを当てるっていう企画をやっていて、
簡単じゃ飽きる
難解じゃ投げる
ちょうどよく出来てるんだよ
人生は
っていう詩を出してたんですよ。
で、わたしはそのとき
「みつを、こんな詩書くかなぁ。
そもそも人生ってちょうどよく出来てなくない?
基本難解寄りじゃない?
昔の人がこんなこと思うはずないと思うから絶対みつをじゃない。
ひとりは今仕事も家庭もうまくいってて落ち着いてるから
こんなこと言ってるけどさー・・・」
ってぶつぶつ言ってて、そしたらジャッジする有吉も「人生って基本難解なことが続いて簡単じゃないじゃん」みたいなわたしみたいなこと言って詩を全否定し、みつをじゃないと判断しててやっぱりひとりだったっていうのがあったんですけど。
まー、とにかく
人生辛い。
人生辛い、生きるのすら辛い・・・っていう自分が辛い時に助けを求めたドラマが下記二作品でした。
リピート視聴だったんですけど、今のこの生きるのがしんどいわたしを助けてくれるのはこれしかないと思って、平日夜に毎晩観ながらドバドバ泣いてました。
ここに二本入れたら、11選になると思ったけどどっちか見た人はもう一個も観るから1本でいいかと独自に判断しました。
わたしは『デレク』から観ましたが初心者には若干クセがあるかもしれないので、下の『アフターライフ』からぜひご覧になってください。
主演と制作がリッキー・ジャーヴェイスというイギリスのコメディアンのおじさんなんですけど、スタンダップショーは、まー皮肉ばっっかり言ってて、英語がわからないわたしには全然理解できない笑いなんですよ。
でも、作品を観ると人と動物への愛しかないのでそういう人なんだと思う。
ただ、死にたいって言ったら死ねばいいっていうと思う。
そして死ねばいいって言ったあとにごちゃごちゃ文句言われて死ぬ気なくす感じが好き。
9. モーツァルト・イン・ザ・ジャングル
わたしが唯一俳優さんの顔目当てで観ていたドラマです。
個人的に主演のガエル・ガルシア・ベルナルの顔が好きすぎてずっと観ていたのではなくて見ていました。
話は後半だらつくんですが、ガエルはずっとかっこいいしシーズン後半は日本にも来ていて撮影してました。
メキシコと中東の顔にすこぶる弱い。
過去記事でも、ガエルが好きすぎることを恥ずかしいくらい語ってた(笑)
当時、同じくガエルの顔にハマった知人とガエルの顔のよさについて語ったりしたことがいい思い出です。
ドラマ自体の出来もそんなには悪くないです。
Amazonオリジナルは最近ダークに振り切った作品が多いのでほっこり系が多かった初期は割と珍しいかもしれないですね。
わたしはオリジナル作品はAmazonがなんやかんや当たりが多いです。
心も荒んでるしまたリピートしようかなー。
ガエルー!!
10. ビッグ・リトル・ライズ
最後の1本だし、何にしようかなーと思ってすごくすごく迷ったんですけどシーズン2のメリル・ストリープの演技がすごく衝撃的でニコール・キッドマンもすごくよかったし、あと女の友情っていう点ですごく面白かったのを思い出して唐突にこの作品を入れたくなりました。
たぶん一生忘れないと思う。
そして記憶を消してもう一回観たい。
以上、10本をお送りしました。
前編と違って後編はマニアックな作品が多かったと思うのですが、いかがでしたでしょうか。
海外ドラマブロガーを名乗っておきながら、1日のアクセスが全盛期の半分になってしまったのは更新頻度が落ちまくってるし、最近の旬のドラマの記事を全く書けてないので仕方ないにしてもここ数日のアクセストップ記事は二年前に書いたさつまいもの記事と去年に書いたメルカリの記事なのはちょっとなんていうか限界を感じます(笑)
そうはいっても海外ドラマを一切観ていないわけではないので、まだあと少し頑張っていきたいと思います。
それでは、また近いうちに違うお題でお会いしましょう。
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