先日、”Netflixオリジナル映画ランキング”という記事がバズっていて、非常にうらやましかったのでわたしも乗っかることにしました。
わたしの記事はバズらないし、その方の目にも触れないと思うのでブログネタをマネしたぐらいではインフルエンサーさんに怒られることはないでしょう。
底辺ブロガーの利点ですね!!
そして上記のバズっていた記事の方とわたしはかなり映画の好みに差異があって、はっきり言ってもっと違うのを紹介したくなったのが主な動機です。
さらにいうと上記ブログへのコメント欄で「ネトフリオリジナル映画は面白くない」というご指摘が散見されていましたが、確かにネトフリオリジナルは、圧倒的に海外ドラマやドキュメンタリーやリアリティーショーの方が面白いです。
海外ドラマは特に面白いと思います。
それに対してネトフリオリジナルの映画は、ものすごいお金かかってる割に劇場上映じゃないというツメの甘さが出るのか、新しいことをやりすぎるのか一言でいうと残念なんだよね。凝りすぎてる感じもして惜しい感じなの。
設定はいいのに、なんでこここうなった?
みたいな作品もけっこうあります。
あることにはあります。
でも、お金はすごいかかってます。
パッと見でわかるほどに。
しかし、よくよく考えてみると映画というのは元からそういうものではないでしょうか。
若者以外はよーく思い出してください。
動画配信定額サービスなんてなかった時代を!
レンタルショップに足しげく日参し、週末に観る映画を映画1本余裕で観られる時間を費やして厳選していた時代を!!
【10本借りたら1本100円】で無理やり借りた10本の中に当たりは果たして何本あったのか!?
厳選して借りたはずなのに、10本観て大当たりが1~2あればいいほうで、大当たりがないこともある。
中当たりが2、外れが2。
あとは、せいぜい”まぁまぁ”か”微妙”かじゃなかったですか?
大当たり作品を探すのはそれだけ大変な作業だったと思うんです。
なので喜びも大きかったし印象深い作品になったりしたもんです。
好みではない作品をジャケットなどを読み込んであらかじめ外していたにもかかわらず大当たりを当てるのは至難の業。
時は経過してレンタルショップが次々閉店し、サブスク全盛時代になってレンタル時代にはその場でお金を払うというリスクをおかしてまでは借りなかった微妙作品を目にする機会がわれわれは確実に増えました。
今までは絶対借りなかった”ちょっと気になる”程度の作品を、レンタルショップ滞在時間や移動時間が無くなった分、時間に余裕ができたからといって観ていたらそれだけ外れを引く確率はどんどん上がっていくわけです。
経験上、
映画というのは期待しているほど面白い作品はそんなにはない。
という暴論を前提にして、せっかくの機会なので作品のそれぞれ残念なところを敢えて取り上げつつ、Netflixオリジナル映画作品のご紹介をしていきたいと思います。
注意:
ランキングではありません。
おすすめ度の★の数は、満点が五つ星です。
<広告>
アーミー・オブ・ザ・デッド
【残念なところ】ストーリーが雑すぎる
【おすすめ度】★★☆☆☆
まずは、新しい作品です。
先日視聴し、早速レビュー記事も書きました。
レビューにもぐずぐず書いたのですが、お金のかけ方の割にストーリーが微妙すぎるゾンビもの。
あとねー、長いんですわ。(2h28m)
ゾンビ好きな人はゾンビ体験とゾンビ映像や作りこみは本当に素晴らしいので観た方がいいと思うので星は2です。
ゾンビ好き限定映画なので、そんなにゾンビに興味がない人は観なくていいです。
ほかの作品を観てください。
マリッジ・ストーリー
【残念なところ】刺さる人が限定的
【おすすめ度】★★★☆☆
2020年のアカデミー賞で6部門にノミネートされました。
主演のスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーは両名とも主演にノミネート。
作品賞と脚本賞と作曲賞にもノミネートされ、助演のローラ・ダーンがオスカーを受賞という配信作品としては華々しい作品です。
わたしはこの作品すっごい刺さったんです。
主演2人の魂と魂の削りあいのような演技に目が離せなかったです。
死ぬまで一緒にいようと決めた人と結婚したのに、離れなければ生きられないと腹を決めたスカヨハと、その決断をなかなか受け止められないアダム・ドライバー。
特に個人的にはスカヨハには主演女優賞あげたかったです。
ただし映画やこういったエンタメ作品には受け手の事情がかなり重要なため、響かない人には響かなかったようです。
わたしは他人事には思えなくて最後は涙しましたが評価は賛否両論。
Twitterでも、スカヨハの気持ちが全くわからないという人がけっこういましたね。
劇場公開作品ではないという部分もあり、積極的に挑戦した作品だったと思います。
結果、賞レースにもかなり食い込むことができましたし。
派手な作品ではないけれど、人間の心理に細かく迫った脚本や演技が秀逸な良作だと思います。
家で観ることが多い動画配信サービスが作った作品としてはアリだと思いました。
プロム
【残念なところ】アリアナ・グランデじゃなかった
【おすすめ度】★★★☆☆
メリル・ストリープとニコール・キッドマンを起用したLGBTをテーマにしたミュージカル作品。
非常にネトフリらしい一作です。
お金をドバドバ使って有名キャストを起用し、明るく社会派のテーマで作り上げた感じ。
劇場で観たら映えただろうな。
休日に気軽に劇場で観るタイプの作品でありながら、差別問題や毒親問題もおりこんであります。
音楽もいいし、新人キャストも瑞々しく演者も楽しそうですごいよかったのですが、主人公の女の子の恋人役が当初アリアナ・グランデの予定だったらしいんですよねー(涙)
それを聞いてからというもの「アリアナ・グランデで観たかった」という思いが抜けません。
何故アリアナじゃなかったの。
アリアナ・・・。
6アンダーグラウンド
【残念なところ】劇場向けすぎる映像美
【おすすめ度】★★★★☆
ライアン・レイノルズ主演のアクション作品。
うちのレトロなテレビにはハイスペックすぎるおしゃれ映像とアクション。
さすがにこれは劇場向けでは?(笑)っていう作品です。
すごい設定が凝っているのに、監督がアクション撮影に振り切りすぎちゃってきちんと話を描き切れなかった作品なので、続編を猛烈に希望していたけど未定なんだってね。
映像撮影にお金がかかりすぎたのかねぇ~。
しかし、ライアン・レイノルズはかっこよく世界観も悪くなくアクションも映像美もすごいのでハイスペックなでっかいテレビなどを持っている人は、ぜひ一番高い高画質プランを契約して観てほしい一作です。
アクション好きなら後悔しないと思います。
バード・ボックス
【残念なところ】特になし
【おすすめ度】★★★★★
ネトフリオリジナルといえば、
バード・ボックスでしょうがぁーーーーっっ!!!
Do you understand?
どぅーゅー ぁんだーすたぁんっ!?
(注:失礼なのでひとさまにこの言葉で詰めてはいけません)
以上、5作品をご紹介させて頂きました。
Netflixオリジナル作品の強みはその豊富な資金力とAmazonオリジナルに比べストーリーが割と派手でシンプルなことです。
Amazonオリジナルは本格社会派作品か、コメディーでもブラックコメディーな感じが多いんですよね。
Netflixのオリジナルはお金を自由に使えるって素晴らしい!! という気持ちにさせてくれます。
どんどん新しいことに挑戦して、エンタメ業界の道をゴリゴリ切り開いてくれるといいなーと思います。
ブログの過去記事を漁っていたら、まだまだNetflixオリジナル映画を観ていましたので、近々続編も書きたいと思います。
それでは、また。
※その②はこちら。