たま欄

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【Netflix】啓示 感想 この監督は「もし、自分が役者だったら演じてみたいキャラだな」っていう役を出すのが上手い

Netflix韓国映画『啓示』を観ました。

 

ドラマじゃなくて映画です。

わたしは軽率に【本日のランキング】から入っていって観ました。

 

映画で尺が短いので個人的にはあんまり予告観るのはお勧めしませんが一応公式のページを貼っておきますね。

 

www.netflix.com

 

 

こちらのヨン・サンホ監督は『新感染シリーズ』が有名。

で、最初の作品の今でも有名なファイナル・エクスプレスはかなり面白い。

けっこう前の作品でありながらゾンビ界隈映画では欧米含めても1、2を争う面白さだと思う。

イカゲーム2』で狂人を色気たっぷりに演じたコン・ユが主演。

あと、マ・ドンソクとウシクも出てる。もう一回観たいぐらい好き。

 

www.meganetamago.com

 

 

あと『地獄が呼んでいる』もかなり好き。

 

www.netflix.com

 

www.meganetamago.com

 

人を選ぶ作品だとは思うのだけど、こういう宗教をテーマに扱う系は個人的にすごく好きなので今回の『啓示』もテーマとして面白かったですね。

作品の雰囲気的にもテーマ的にも『地獄が呼んでいる』に近い感じ。

 

タイトルも邦題は『啓示』で日本人的には神からの言葉みたいなことで作品とも合っているんだけど、日本語的な意味としては〈啓示〉は名詞でありながら動詞に近い言葉な気がしていて、一方韓国語の原題は韓国語で〈계시록〉となっておりヨハネの黙示録のことをさしている言葉らしく、日本だと割と知ってる人が多そうなわたしが知りえる雑な例をあげると”世界の終末の開始で七人の天使がラッパを吹いて色々大変なことがおこるのが書いてあるやつ”のため、この映画のタイトルが黙示録とするとストーリーとちょっと違う気がするので今回は邦題ナイスな気がする。

 

あらすじも書きたいところですが、それもネタバレになっちゃうから本当に感想だけざっくり述べるとわたしは宗教の意義やメリットは理解しつつも、特に信仰の内容や教義についてはどの宗教に対しても懐疑的なタイプなので「宗教のそういうところが信用ならないんだよなぁ」っていうところをうまく切り取るのが本当にうまいと思っていて。

 

要はそういう話なんですけどとにかく映画とかドラマっていうよりもお芝居っぽいんですよね。

 

全体のテイストが舞台っぽい。

 

今回は映画という短い尺でまとめた作品ということもあり主要登場人物が非常に少なくて、メインは3人なのですがわたしが役者だったらこういう役のオファー来たら全力でやっちゃうだろうなぁという感じのキャラクターなんですよ。

 

特に主人公(?)の牧師。

 

他の二人もそれぞれに個性的なんですけど、主人公の牧師は特に(観ているより演ったほうが楽しそうだな)って役なんですよ。

 

観た人ならこの気持ち少しわかってもらえる気がするんですけど。

 

特に韓国の映画の作品は日本の女優さんもこういう役やりたいだろうなと思う作品が多くて、先日観た『密輸1970』とかもそう思って観ていたのですが。

 

 

 

 

 

啓示の牧師は確かに難しい役どころではあると思うんです。

でも、演じている人が乗っている気がして楽しそうだった(笑)

そういうのが伝わってきていた。

 

なんかそういうこと考えながらじゃなくて純粋に作品自体を観る目と集中力を本当に取り戻したい。

若いってそういうことだったのかもしれない。

 

面白かったのに余計なことばかり考えながら観ている自分が嫌だ。

 

ところで、ランキング上位のこの作品ですがみんな本当に面白いと思って観ているのかな。

わたしは好きだけどテーマもテーマだし人選びそうなのにと思っていますが、どうなんだろう。

 

内容について触れないように感想を書こうとしたせいでとりとめもないない感じになってしまってごめんなさい。

 

宗教の矛盾にからめながら人間の善悪に切り込んでいるメッセージ性のある作品だとは思いますので興味のある方はぜひご覧になってみてください。

 

それでは、またー。

 

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