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【Netflix】『BIRD BOX』(バード・ボックス)ネットフリックスの本気! クリスマス・イブにサンドラ・ブロックを全力応援。(後半ネタバレ)。

この記事を開いたということは、Netflixユーザーか、ネトフリに未加入だったとしても作品に興味がある方だと思いますので、『BIRD BOX』未見の方は、下記写真がネットフリックスの公式サイトにリンクされていますので、予告だけでも観ていってください。字幕のつけ方が本編とは若干違いますが、だいたいの内容はトレイラーを観ていただけるとわかるかと思います。

 

 

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※画像は『BIRD BOX』の公式サイトにリンクしています。

 

いやー、面白かった!

 

中毒になって観ていた、初期の頃の『ウォーキング・デッドを思い出しました。

『BIRD BOX』に至っては、もはや、ゾンビなんか敵ではない感じ(笑)

話の展開もギュッと二時間にうまく凝縮されていて、テンポもよくオチもよかった。

観る人によっては色々アラもあるかもしれないですが、わたしは素直に面白いと思いました。ドラマで全10話とかでやってもよさそうな内容のストーリーを映画にした割には、すごくよくできた脚本だなと感心もしました。

 

主演のサンドラ・ブロックの演技はさすがで、ラストあたりは全力で応援していました(笑)

今年御年54歳とは思えないかっこいい銃の構え方、そして【未婚で妊婦で初産(?)】からの【5歳の子どもの母】なことを観ているこちらに疑問を抱かせないって演じる方も撮るほうもすごくないですか?

 

ストーリーは謎だらけなのですが一応あらすじ的なものをいうと、ウイルス(?)的なものに世界が冒され、見てはいけない怪物(?)を見てしまうと、秒で自分を自害に追い込んでしまう世界に、人間嫌いなうえ、家にこもって絵ばかりを描いている(画家?)未婚で臨月のマロリー(サンドラ・ブロック)が、妊婦健診の帰りに放り込まれてしまうサバイバルスリラー映画なんですけど。

 

インフラも止まり、生きるための人同士の戦いがあり、外の世界を見てはいけない(”それ”は室内には入ってこない設定らしく、外に居たとしても見ていなければ大丈夫)極限の状態で赤ちゃんを育てつつ、色々なことがあり、最終的には五歳になった子ども2人を抱えて目隠しをした状態で安全な場所を目指すという話です。

 

何故、ポスターにあるように子どもが2人なのか、マロリーが一人で子どもたちを守っているのかは本編を見てほしいです。

 

わたしはこの作品で、色々な面でネットフリックスの本気を感じましたので、皆さんにも是非それを感じて頂きたいと思います。

すごく面白かったため、観終わったあと若干興奮気味でTwitter【#BIRD BOX】ハッシュタグをつけて呟いたところ、なんと、BIRD BOX専用の絵文字がツイッターに用意されていた!

そのことからも、この作品にかけるネトフリの力の入れようがわかるかと思います(笑)

 

 

Netflix限定もったいないー。

もっとたくさんの人に見て欲しいっ!

 

って、そういう作品、ネットフリックスにたくさんあるんですけど、今回は特にそう思ってしまいました(笑)

 

というわけで、ここまでは『大変面白かった』というだけの暑苦しい感想をお届けしましたが、ここからはネタバレ込みで、この作品の面白かったところを言っていきたいと思いますので、以下は視聴した方だけ先にお進みください。

観ていない方は、観てからネタバレ感想に戻ってきてくださいね(笑)

 

 

↓ ↓ ↓ ↓ 以下ネタバレします。  以下ネタバレします。  ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

 

はい、というわけでここからストーリーのネタバレしていくんですけども、今振り返ってみてもなかなか奥の深い作品だと思いました。

今回のような、世界が変わってサバイバル状態になるスリラー映画は、映画的にはよくある題材だと思うのですが、戦う術が【それ】を目にしない。というだけで、見てしまったら速攻で自害をして命が絶たれてしまうというのは、かなりの恐怖でした。

そして、【それ】を見るのを避けるほかに、【それ】を見ても平気な人たちがいて、その人たちが【それ】強制的に見せようと攻撃をしかけてくるというのも、またすごい設定だなと思いました。

それを見ても平気な人たちは心を病んでいる人たちだったのですが、普通の人のフリをしてだまし討ちしてきたりして、誰を信用していいかわからないというのもまた恐怖心に拍車をかけました。

 

そしてそんな中、母となり守るものが出来たマロリー。

生まれるまでは、我が子ですら育てる自信がなく産科医に『養子に出す手もある』とアドバイスされてすらいたのに、それどころではなくなってしまった。

子育ての部分は時間の関係上、さくっと割愛されていましたが大人一人になってしまったマロリーが、幼い子ども2人を連れて視界を塞がれたまま、大きな川を手漕ぎボートで無謀な川下りをしているシーンで、彼女が2人に注いだ厳しくも強い愛情が明かされました。

小さなときから視界に頼らず音に頼る訓練を重ねていたこと、子どもが川に投げ出され目隠しが外れたにも関わらずきちんと目をつぶっていたこと、そして視界が必要になって、血の繋がった我が子と血の繋がらない子を天秤にかけ、迷いは生じたけど2人とも自分が守ると決めたこと。

 

なにしろ、大人である自分が死んでしまったら子どももろとも生きていけなくなる状態なんで、もう緊張感半端なかったですよね。自分の死=子ども2人の死。

ドラマだったら、この割愛されていた子育ての部分が多分細かく描写されて、マロリーと子どもの絆がもっと深く描かれていたと思うと少しもったいない気もします。

5分でいいから、乳児から五歳になるまでの子育ての苦労と喜びが描写されていたら、気持ちがもっと入ったと思います。

そのことで、あんな厳しい母に全てを委ねる子どもたち二人の気持ちもわかった。

 

そして、急流に入った川で、目隠しを取りマロリーに方向を知らせる役割を担うと宣言した血の繋がらないほうの子ども『ガール』の子役の演技がすごかった。

子どもでも、あんな覚悟決めた顔できるんだなって驚きました。

どんな演技指導したらあの顔をさせられるんだろう。

 

色々あって目的地の森に入り込み、目隠しをしたまま子ども2人とはぐれ、怪物の幻聴に誘惑されながら子ども2人を確保し、マロリーがたどりついた先が『盲学校』。

この時のわたしの腑の落ち方尋常じゃなかったです(笑)

確かに『見なきゃいい』んだから、そうだよねと。

それに、盲学校は見ないで生きていく術を子どもに教えるところだから。

あそこにたどりついた『見える』人たちは、彼らのコミュニティで色々学ぶことができる。

 

同じ日に生まれた二人の子どもを、『ボーイ』『ガール』と呼び、名前をつけていなかったのも、いつ別れるかもしれない2人に情が湧くからだったと思うのですが、なので余計ラストシーンがグッときました。

『養子に出す選択肢もある』とアドバイスをした産科医と再会し、同じ産科医の前で子どもふたりに愛情のこもった名前をつけるマロリー。

本当にここまでよく頑張った(涙)

子どもたちがこのまま無事大人に成長することができたら、マロリーの愛情に本当に感謝すると思います。

 

クリスマス・イブに観るには、『ほっこり感』は全くありませんでしたが、個人的にはすごく面白かったので、ある意味忘れられない2018年平成最後のクリスマス・イブになりました(笑)

 

 

ありがとう、サンドラ・ブロック(と撮影スタッフとネットフリックス)

 

映画って本当に素晴らしいですね!

それでは、また。

 

 

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