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【海外ドラマ】POSE シーズン1#1 感想 ポーズ、Netflixで視聴開始です。

休会していたNetflixに再加入したということで、浴びるようにネトフリを観ていますが、このたびずっと観たかった『POSE』 の視聴をNetflixで開始しました。
 
 

 

1980年代のニューヨークを舞台にLGBTQ+カルチャーや、そこに集まる人たちの生活や情熱を描いた本作。

制作はアメリカン・ホラー・ストーリー』Gleeのライアン・マーフィーです。

見どころは上記FOXのサイトにすべてかいてあったのでわたしが特にトリビアを申し上げることはなにもないので何を書こうかめちゃくちゃ困っているのですが(笑)

 

まず、第一話の冒頭で衣装のすごさに度肝抜かれました。

 

「うわー、相変わらずお金のかけ方が尋常じゃない」

 

海外作品を観て今まで何度も何度も思ったことをまた思ってしまう。

 

その狂気的なまでの衣装のこだわりで引き込まれて、あとはキャストの魅力でかなりグイっと世界観に引き込んでくれました。

さすが、オーディションを半年重ねただけある。

久しぶりに海外ドラマで脳がかなりバグってキマった感じになってしまいました(笑)

 

本作『POSE』では、家や社会に居場所がなくなったLGBTQ+の人々が救いを求めて集まったニューヨークの町で路頭に迷った人に手を差し伸べて居場所を与える【マザー】と呼ばれる人、それを目指す人を描いています。

そもそもわたしはNetflixのリアリティーショーの看板ともいえる、『ルポールのドラァグレース』をずっと観ていました。

そのことについて書いた記事は2019年9月に投下されています。

 

www.meganetamago.com

 

こちらの作品は、ドラァグクイーンと呼ばれる基本的にはゲイの女装家(?)が次世代ドラァグスターを目指して、勝ち抜きを競う番組です。
手作り衣装や派手なパフォーマンス、そしてドラァグママ】として界隈を君臨するルポールの魅力で、非常に楽しいのですがシーズン更新を重ねるごとに、つまんないシーズンが出てきたりしていて挫折していました。(※記憶が確かならば6~7ぐらいまで観ているはず)
そこでドラァグクイーンにどっぷりだったにも関わらず、なぜわたしはもっと早くこの作品を見つけられなかったのか。
ルポールが主演している『AJ&クイーン』(ドラマ)は見ていたのに。
これこそ、ネトフリが視聴履歴に基づいてお勧めしてくるべきでは!?
改善の余地ありですね。
これを紹介してくれていたら、休会しなかったかもしれないじゃないですか。
 
いずれにしても作品視聴は出会いなので、今回はいい出会いを果たせたんじゃないでしょうか。やっと会えたね、ってな感じで。
 
というわけで、1話目はちょっと短い映画並みに長かったので2回に分けて観させていただきましたが、ストーリー的にはパイロット版らしくキャラクターを好きにならせて、今後がんがん泣かせに行くぜ! 感満載で、まだ描かれていない将来的なことを予想して涙腺を緩ませていました。
予想できる範囲のことは起こるタイプの話だと思いますので、2話以降も大事に観たいと思っています。
 
お知らせを挟み、記事の後半はネタバレ感想です。
 
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 わたし、疑似家族愛を描く作品本当に涙腺のツボなんですよ。

この作品、たぶんすごい泣くと思います。

 

1話目の冒頭でいきなり主人公のブランカHIVの陽性宣告を受けて【マザー】になって居場所のない人を救うって話になりましたけど、マザーを目指すっていうことはこういう疑似家族的な話に当然なりますよね。

 

ところで、HIVがAIDSと呼ばれなくなって久しいような気がしますが、わたし自身、病気に対して知識がかなり乏しかったので今回改めて調べてみました。

基礎知識としてわかりやすかったサイトはこちらになります。

 

現在日本ではまだまだコロナウィルスに人類が打ち勝ってはいない状態ですが、上記サイトによるとコロナウィルスよりはるかに感染力の弱い感染症であり、現在ではかなり医療の進歩も進み発覚からの患者の平均余命は一般と変わらないまでになっているそうです。

性行為以外では感染しないなんて、コロナに比べれば感染は容易に防げそうではありますが、病気の流行が発覚してから40年。

それでもまだまだヒトからヒトへの感染はなくなってはいないようでした。

 

適切な対応で感染を確実に防げるとはいえ、作品の舞台は1980年代。

1981年におかしな病気の流行がささやかれ、AIDSという名前がついたのが1982年。

日本で最初のAIDS患者と認定されたのが米国在住の方で、1985年。

女性の患者が報告されたのは1987年です。

そういう、人類が対峙した新しいウィルスへの恐怖と末期患者のつらい最期。

そして、ゲイコミュニティーで特に流行した病気ともなれば1980年代は特に病気への知識も浅く、本人の恐怖や受ける差別は察するにあまりあります。

これからその感じがどう描かれるのかちょっと怖い気もします。

 

主人公のブランカはものすごい真っすぐで、観ているこちらが応援することで元気をもらえるキャラクターで非常にいいです。愛が深い。

拾ってきたディモン少年も、手足が長くダンスがジェンダーレスで非常に魅力的。

これからどう変貌を遂げるのか非常に楽しみです。 

 

あと、エンジェルものすっごい可愛い。

可愛いしか出なかった。

 

  ↓ ちなみにサムネはエンジェルじゃないけどすごい可愛い。

www.vogue.co.jp

 

顔とスタイルもさることながら、物憂げな雰囲気とメンタルやばそうな感じ最高すぎるー。

 

ハウスで禁止の【白人男性】とひと悶着ありそうですが、この俳優さん『X-MENN』やアメホラが代表作のエヴァン・ピーターズという役者さん。

おー! キック・アスに出てるじゃん。

 

まー、大きくなってー。

 

www.eiga-square.jp

 

今回の作中では、自分の気持ちを持て余しエンジェルに今後モラハラどころかDVまでしそうな勢いの役どころなためイメージは悪いですね!(笑)

家人に、わたしはそうでもないけど家人はわりとすきなとある人気俳優さんの名前を出して「あの人さー〇〇に似てるよね」と言ったところ「言いたいことはわかるが似てない」とイラッとされたので、その人の名前は出しておかないでおきますが、個人的には似ていると思います(笑)

そして、上司は前大統領で間違いないですよね?

 

”ボール”文化をはじめ、見どころ満載な『POSE』ですが、 ドラァグも時代と共にショー化して、必ずしもトランスジェンダーのものだけではなくなってきています。

ドラァグショーは見ごたえがあって楽しいです。

そんな現代のドラァグ・ゴッドマザーのルポールの年齢から逆算すると、約40年前の物語の舞台は、 ちょうどルポールもるつぼの真っただ中にいたのじゃないのかなーと思いをはしらせていました。

 

 エピソード2以降のレビューもよろしくお願いします。

 

それでは、また。

 

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