Amazonオリジナルドラマ『モダン・ラブ~今日もNYの街角で~』シーズン1完走です。
豪華俳優陣が紡ぐ、全8話のオムニバス形式の愛のストーリー集です。
8話全部観たら誰でもお気に入りのエピソードが出来るし、全部観ても全部それなりにいい。
エピソード3のアン・ハサウェイが全方位どんな顔でも可愛すぎるのでそれだけでも観る価値ありのAmazonドラマです。
※画像に『モダン・ラブ~今日もNYの街角で~』のリンクが貼られています。
NYタイムズ紙に寄せられたコラムを元に・・というコンセプトで色々な愛の形が描かれているのですが、オープニングがすっごい好きで、毎回じっくり観ていた。
今も頭をオープニングソングのヘイッ!も含めてぐるぐる回っている。
日本だと、嬉しくて嬉しくて言葉にできない歌にのせられてお送りされるような、写真が一枚一枚次々に出てくるオープニングなんですが、親子愛も差し込まれつつカップルや夫婦に寄っているラインナップで古い写真(ぽいもの)から最近のものまで織り込まれていて、非常にお洒落な雰囲気です。
写真を選ぶの大変だっただろうな(笑)
オープニングで心の準備が整ったら、本編もそこまでバタバタせずしっとりとした展開で進んでいくし、心が落ち着くドラマでした。
何度もうるっとしながらも、大号泣というほどではなく本当にNYに住む一般の人たちの人生を観ているような感じなのがよかった。
最後8話のラストのまとめ方もちょっとしたサプライズでとても好きでした。
下記では全体を通しての雑感と、個人的に好きなエピソードのお話をさせて頂きたいと思います。
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ドラマの内容とはあまり関係がない話で恐縮なのですが、この数年欧米の俳優さんや女優さんたちを観すぎてるのかもしれない(笑)
前々からことあるごとに言っているのですが、作品名、役名、役者名を全部は覚えられない。
新しいのを覚えると、古いのから出て行ってしまう。
出て行ってしまうというより、記憶の奥底に潜り込んで掘り出すのに時間がかかりすぎる。
すっぱり忘れてるほうが気持ちよく次の作品に臨めるのに、(あれ? この人、なんの役やってた人だっけ・・?)って思って集中できないことが多すぎます。
今回その代表になってしまったのが、アイアンマンやアベンジャーズでアイアンマンの中の人として有名な(?)大富豪であるトニー・スタークの父親、ハワード・スタークを演じていたジョン・スラッテリー氏のことです。
エピソード4に登場しました。
彼の役は個人的にけっこう嫌なタイプで若干イライラしていたため、ストーリーに集中できていなかったことも手伝って、誰だっけ・・?と思いながら1話観てしまった。
推し(アイアンマン大好き)の父親を忘れるなんてなんたること・・。
あと、もう一人衝撃映画『ジョーカー』に刑事役として出演していた、シェー・ウィガムはエピソード6に出演。
普段、そんなに過去に戻りたいと思わないわたしを(なぜわたしは20代前半の時に、理系イケオジをゲットするよう死ぬほど努力しなかったのか・・(涙))と後悔させるほどの、包容力があって物静かで感情の振れ幅もある理想的な理系イケオジだったのに(どっかで見たことある人)っていうことが脳裏をチラついてしまってもったいなかったです。ただし、エピソードのラストには納得していないです(笑)
ついこの間まで観ていた『FLEABAG(フリーバッグ)』のシーズン2にセクシー神父で出演していた、アンドリュー・スコット(ep7)はさすがに大丈夫だったよ、覚えてたよ!(笑)
彼はゲイをカミングアウトして俳優活動をしていますが、今回の『モダン・ラブ』ではゲイのカップルの物語で年下の夫がいる役を好演していて、神経質な性格にもかかわらず情にもろい性格が他人とは思えず、 お気に入りのエピソードのひとつになりました。
そして、ここからは特に好きだった2作品について触れていきたいと思います。
まず1つ目、目玉キャストでポスターにも大きく映っているアン・ハサウェイ主演のエピソード3『ありのままの私を受け入れて』("Take Me as I Am, Whoever I Am")です。 ある秘密を抱えながら懸命に生きる人生に悩むレキシーを演じるアン・ハサウェイでしたが。
可愛い、可愛すぎる。
何をしていても、どんな顔も可愛いので、30分程度の間、わたしの脳はほぼ(アン・ハサウェイ可愛い)で埋め尽くされていた。
センスがいいのかわからない微妙な気持ちにさせる洋服も可愛く着こなし、上手いとも下手とも言い切れない微妙なうまさの歌と踊りも可愛さに拍車をかけた。
ミュージカル映画は大好きなので、そういった意味でも好きな構成の作品でした。
アン・ハサウェイが可愛いと思いながら終盤になったところで、最後には感動させてくれる展開。
洋画、洋ドラを見続けている者の結論として、あの髪型の黒人女性はほぼ例外なしにいい人なんですよね。
まだ未見の方は文句なしに可愛いアン・ハサウェイ観てください。
可愛いだけじゃなく、演技は上手いです。
最後に、一番お気に入りのエピソードは、エピソード1の『私の特別なドアマン』("When the Doorman Is Your Main Man")です。
このドラマが当たるかどうかの大事な第1話だもんね。
ドラマの制作としても気合いは入ってたとは思う、それにしても、
グズミンは最高です・・。
殿に仕えていた忠臣が殿の姫にも忠臣を誓う的な話、大好きなんだよ(若干の歴女)。
厳格なお目付け役をちょっとうっとうしく思っていたお嬢様をいざという時には支える存在になる的なストーリーを、そこまで重くならない程度にしっかりと芯のある構成に仕上げてあるのはさすがでした。
こういう純粋な愛的なやつすごくいい。
グズミン、文句なしです。
非常に素晴らしかったです。
家族愛、友情、恋、愛、全てが含まれた全8話。
時にドラマの登場人物に感情移入して自分に重ねたり、応援したり、感動したり。
観終わったあとはあったかい気持ちになること間違いなしです。
カップルや夫婦でお酒でも飲みながらゆっくりと観るのもいいし、もちろん一人で世界観にどっぷり浸るのもいい。
クリスマス映画的な雰囲気もあるので、ジメジメした時期に観るよりも、ちょっとひと肌恋しくなる寒い季節のほうが楽しめるドラマな気がします。
シーズン2も決定してるんですよね。
この雰囲気はそのままに、どんな俳優さんが起用されてどんなエピソードを観られるのか楽しみにしています。
できれば、アン・ハサウェイ演じるレキシーのその後を1エピソードください(笑)
というわけで、それではまた。
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