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【Netflix】サンクチュアリ-聖域- 感想 相撲に引き寄せられる日本人のDNAがここにある。

Netflixに入ったら絶対観たいと思っていた皆さんがお勧めしてくれていた日本のドラマサンクチュアリー聖域ー』を完走しました。

 

日本のドラマをがっつり観たのは久々ですが、面白かったですね。

遺伝子レベルで相撲に引き寄せられていくのを感じました。

 

相撲啓蒙ムービーとしてもっと世界に広がっていい作品。

全8話で話のテンポもよく中だるみもなく一気に駆け抜けた感じです。

 

予告はけっこうネタバレしてるしこれから観る人は事前情報なしに観たほうがいいので、毎回ガン見していた素晴らしいオープニングを貼っておきます。

 


www.youtube.com

 

美しい。

 

美しいですよね、相撲。

 

このオープニング、何回見ても飽きない。

 

相撲をスローモーションでこんな角度でみることもなかったし、力士の肉体美としなやかさと力強さ、そして相撲の厳粛さ、格闘技の荒々しさみたいなものがこの1分にも満たない数十秒の映像で伝わってくるのすごいなと思いました。

 

ザ・ファブルの監督さんですか。そうですか。

観ましょうね。『ザ・ファブル』も。

 

 

サンクチュアリ-聖域-』ですが、ストーリーはいたってシンプルに若者が力士のスカウトを受けて相撲界に身を置く物語です。

 

昔のスポ根ものよりも軽さがあり、ストーリー自体は割とシリアスなもののその軽さを持ったテイストと【クソ生意気でバカでむかつくけどなんか憎めない】というキヨシという主役をはじめ、過不足ないキャストと演者ですごくよかったです。

 

さすがに力士役は相撲未経験者には無理だし危険なので元力士さんがキャスティングされていただけあって、稽古も含めた相撲のシーンは大迫力です。

 

生で相撲を見たこともない。

力士もたまに駆け出しの力士が電車に乗ってるのを見る程度。

そんなわたしがこんなに人生で相撲のことを考えたのは初めてです。

 

子どものころ夕方家でかかっていたテレビが大相撲だったなぐらいの認識で、実際よく知らなくて、なんとなく【相撲は国技】と思っていたけど、日本は国技って設定がないらしく国技じゃないってことも今回のことで初めて知りました。

 

西暦が3桁のことから神事として行われてきた神に祈るための儀式の一つが相撲と思うと色々な試合前のしきたりなども腑に落ちました。

 

今の大相撲はスポーツの興行という完全なビジネスですね。

ビジネスであるからこその面白さももちろんあります。

 

金、野心、それに加えてスポーツ選手としての誇りみたいなものの複雑な絡み合い。

 

そして、ドラマを観ていて思っていたのは、”こういう世界”の話はどこも似てるなぁと思っていて、歌舞伎に近い気もするけどどちらかというと世襲や努力よりも元々の生まれ持っての身体能力が左右される世界なので、どのプロのスポーツもある程度そうだけど、将棋とかバレエとかに近い感じ。

 

力士の遺伝子を継いでいれば力士に向いた子も生まれやすくはもちろんある。

でも、努力だけでは絶対無理な世界なので身体的に恵まれていなければどれだけ力士になりたくてもあきらめるしかない。

 

バレエは骨格や背の高さなど自分ではどうしようもない部分に左右される世界だし、将棋も元々の素質がなければ棋士は絶対無理で、子どものうちにその素質の振り分けがあって、さらにその素質の上で血反吐吐くような努力をしてもトップになれるのは一握りという努力と運を最大まで煮詰めた人生を歩む運命を背負う覚悟がないと上を目指せない世界。

 

特にチームプレーで個性を出せればいいというものでもない、一瞬のミスで負けになってしまうという点では将棋に近い感じもした。

 

そんな厳しい世界に(相撲に対しては)軽い気持ちとノリでスカウトを受けた九州男児キヨシくんが入門。

 

 

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その後は相撲の厳しさと熱さが描かれるんだけどさ、本当にカメラワークとか見どころはたくさんあるんだけど一番は人間ドラマがすごくよかったかなぁ。

 

若い力士を見守る大人を演じる俳優さんたちが特にすごくよかった。

 

さすがに相撲シーンの迫力がすごくて。

魅せ方もうまいけど一発で殺傷能力あるの本当に怖かった。

 

ゾンビ(好きなんです)を張り手で一発で倒せそう。

 

どうですかね、力士とゾンビが戦う作品。

意外に新しくて面白くないですか?

わたしは観たいです。

 

力士とゾンビの作品企画したい方、ぜひ協力したいので声かけてくださいね(笑)

 

というわけで、こちらのドラマの主演の一ノ瀬ワタルさんは元格闘家とのことだけど一から相撲界に入門する役なので元力士じゃなかった。

 

冒頭は確かに強そうではあったけど、力士体型って感じではなくて。

でも、最終話あたりにはびっくりするぐらい体が変わって本当に力士の体としなやかさを獲得していて「すごい撮影大変だったろうなぁ~」って100回ぐらいは言いました(笑)

 

力士の肉体美を知れたのもドラマの功績です。

 

元力士の方たちは演技経験者じゃない人も居たけど、そこはなんていうか力士の寡黙さと絶妙なキャスティングで担保されてて全然気にならなかったのもすごいと思った。

 

猿谷さんラブ❤

 

そして前述の力士を見守る大人たち。

 

キヨシの部屋の親方のピエール瀧ピエール瀧を目の敵にしている松尾スズキ

出入りの記者で、はねっかえりの若い娘の部下を見守る田口トモロヲ

なんかイかれてる岸谷五朗

 

そしてベスト助演である、キヨシのご両親を演じたきたろう&余貴美子夫妻

 

日本にもこういう演技ができる人がいる、素晴らしい!!!

 

直接どこがよかったか本人に言いにいって語りつくしたいぐらいいい演技だった。

とくにきたろうさんはep1がメインでちょっとしか出てないにもかかわらずものすごい印象深い。

 

余貴美子さんは、あんな振り切った演技なのに愛を感じさせるところが本当に凄かった。

 

ぜひたくさんの人に観ていただきたい。

 

次点で若手のベスト助演、染谷将太忽那汐里

 

染谷くんはep1の演技が本当に素晴らしくてちょっと泣いてしまって、そこからドラマにハマったぐらいなので功績がすごい。

相撲大好きな若者っていうのが本当に喋らなくても伝わってきてて凄かったんだよね。

 

喋らないのに土俵への愛を感じる演技ってすごくない?

もちろん演出もいいんだけどどうやって演技したら伝わる演技ができるんだろうって思った。

 

忽那汐里は”小生意気で気が強いけど根はいい子”をきっちり演じており(若いっていいわね・・・)という気持ちになりほっこりしました(笑)

 

ネタバレになるのであまり詳しくは書けないのが残念ですが、久々の日本のドラマに大満足でした!

 

邦ドラが面白かったので引き続きNetflixオリジナル日本のドラマの『忍びの家』を見始めました。

 

相撲に忍者と、日本のNetflixオリジナルも海外を見据えたラインナップですよね。

 

どのようなドラマなのか期待して観たいと思います。

 

それでは、また。

 

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