『ウェントワース女子刑務所』シーズン6第5話『迷い』感想です。
ついこの間始まったと思ったウェントワースも、もう第5話ですねー。
色々な人が不在で少しもたついてるかなーと思ったシーズン6ですが、やっと話が盛り上がってきた感じがします。
そしてまさか、ウェントワースでヒーロー映画も真っ青な本格的なアクションシーンが観られると思ってなかった(笑)
ファーガソンの超人的な力技か、素人のケンカで痛そうなシーンばっかりだったのに、普段ヒーロー映画を浴びるように観ているわたしが「おーっっっ!!!」と思うほど、かっこいいアクションシーンでした。
最強ヒーロー現る!って気持ちが盛り上がったところで、たたみかけるように秘密が明かされて「え!? そうだったの!?」と思ったところで、続く・・になってしまったので早く第6話が観たいです(笑)
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※以下、ネタバレありのあらすじ及び感想です。
第5話、検査薬で陽性が出たヴェラが病院に行き検査を受け、正式に妊娠を告げられたヴェラは、産むかどうか迷う。
リズは、スパイクにシャロンを殺した犯人を告げるものの精神が安定しなく奇行が出るようになる。新人のマリー・ウィンターは、ルビーの代わりにリタを用心棒にする傍ら、囚人の若い子に近づき刑務所内に薬を持ち込もうと画策する。
ソーニャは自分の作業場に否定的な新聞記事が出たため、作業場を続けるためのイメージアップ作戦をヴェラとともに実行。
囚人たちがそれぞれの思惑で動いている一方、ウィルはファーガソンの件で不眠症が悪化する。
今回のエピソードは、色々な話が盛り込まれていたので何から書いたらいいのか頭が整理されていなく思いついたままに書いていこうと思うので、ちょっと支離滅裂になりそうな予感がします。あらかじめご了承ください(笑)
まずは、そうですねー。
やっぱり、ヴェラのことからにします(笑)
やっときちんと病院に行って、とりあえず中絶する方向で薬をもらってきたヴェラだけど『迷い』が生じている。
今回は、ジェイクがいい人風なシーンが多くて、最後らへんでやっぱりクズって感じに描かれていたので、ヴェラの迷いに共感して観ている人も多かったんじゃないかと思います。ジェイクについては個人的に【根がいい人】じゃなくて【根がクズな人】だと思っていて(笑)
大人であればだいたいの人は、そんなにわかりやすくクズでも、いい人でもないじゃないですか。クズ寄りに思える人と、いい人寄りに思える人が居て、自分の立場とか相性とかで相手に対する印象は変わってくるのが普通だと思うんですけど、ドラマをずっと観ているこちらとしたら、ジェイクはどう見てもクズだし、わたしはいい人のフリには騙されない。過去のことは忘れないぞ(笑)
ジェイクもヴェラもすごーく人に流されやすい似たもの同士で、あまり信念がない。
ジェイクはただ単に流されやすいから、今いい人モードになっているだけだと思う(笑)
ヴェラの場合は流されやすさが優しさになっちゃってるけど、弱さにもなっているから観ていてハラハラする。
母子家庭になると言っていたヴェラが、母子家庭だったマリーに自分を重ね合わせて、まんまと騙されて薬を持ち込むのを手助けしちゃったり、ジェイクのいいところばっかりを見ていて(もしかしたら、家庭を築けるかも・・)って思ったのも束の間、職場で職員と致してるところを発見してカーッとなって最初の一錠に手を出してしまったりとか。
わたしは看守長としては向いてなかったけど、それでもずっと頑張ってきたヴェラが幸せになるところが見たいです。
あのお母さんに苦労して、我慢して、ついやってしまったことは神様は許してくれるよ。
いや、わたしだけは許す(笑)
ヴェラが、母親になる自信がないと言っている気持ちもわたしには痛いほどわかる。
父親がクズだからって子どもがクズになるとは限らないし、ヴェラはおそらく子育てに苦労すると思うけど、それでも子供を持てば彼女は幸せになれると思う。
でも、今のままの看守生活では、ヴェラがこの先の人生でこれ以上の幸せをゲットできるチャンスは二度と来ない。
守るものが出来たら、強さも得て仕事でも絶対今より成果を出せるようになる。
お願いだから、二錠目を飲まないでください。
そして、マキシンとブーマーの子が見られなかったわたしたちに、是非ウェントワースに新しい命が誕生するのを見せてください。
今のところドリーンの子しか見られてないんで(笑)
次、ウィルの情緒不安定の件なんですが、わたしは情緒不安定になった直後あたりから(ファーガソンがどうなったか見に行けばいいのに・・)とずっと思っていました。観てるこっちも気になるし(笑)
そもそもわたしがウィルだったらファーガソンをやったことに対して、罪悪感は抱かないと思うんです。
あれだけ、ファーガソンは色々やらかして、看守長時代も囚人時代もウェントワースをぐちゃぐちゃにしてウィル自身も被害に遭って、更にいえば心の通じ合った友達(だと思っていたけど、わたしは)のビーが、ファーガソンに殺されている(今のところ)。
ああなるぐらいだったら、なんでやったの・・?っていう程なんですが、みなさんも、見に行けばスッキリすると思いませんか?
死んでたら死んでたで吹っ切れる気がするし、死んでなかったらファーガソンを殺したという罪悪感から逃れられるじゃないですか。
今の状況が不明でわからないから、時が止まってると思うんですよ。
まぁ、死んでなかったとしても【脱獄させてしまった】という罪悪感と【復讐される】という恐怖に苦しむのか?
だったら、もう自首しなさい(笑)
そろそろこの件引っ張るのもおなかいっぱいです。
今度は、囚人の件に移行。
ちょっとヴェラの件で語りすぎたので、さくさく進めていかねばなりません。
まずは、リズ、大丈夫か!?
スパイクにサラッとソーニャの件を話したり、カズにソーニャとの成り行きを泣きながら話したり、あの感電騒ぎはなんだったんだ?
最初は復讐に燃えてるのかと思ったけど、本当にストレスでおかしくなったの? って思ったんです。思ったんですけどっ! リズ、ちょいちょいソーニャの件で不気味に薄笑い浮かべてましたよね?
それがすごい気になって。
この先の復讐のために心神喪失を演じてるとしたら?
その可能性もゼロじゃない・・とわたしはリズに期待してます。
作業場の件では、ソーニャにブーマーが利用されてひどいこと言われたのに、ソーニャはしれっとマスコミのせいにしていて悔しいので、ブーマー試験受かってね。
そして、最後にリタの件。
前回、そろそろ見せ場を作って欲しい・・とお願いしていたけど、ウェントワースはやっぱりわかってる!(笑)
すごい最強でびっくりしたし、そういえばルビーがリタのこと怒っているのも、自分のこと捕まえたからだったような気がする。
カズ一人ではアリーのこと任せるのが心もとなかったし、最終兵器来た感があって嬉しかった(笑)
そういえば、リタは何で収監されてるのか明かされてなかったような気がするし、マリーの収監が決まってルビーのこともあり潜入してきたのかぁって観終わったあとはなったんですけど、むしろ今までなんで誰も潜入してこなかったんだ・・っていう疑問が多少は湧いてきてはきますよね(笑)
ですが、あの強さと、犯罪者にしてはメンタルの安定感半端ないっていう納得ができたし、何しろすごくホッとした。
今後、マリーやソーニャというサイコパスとどうリタが向き合っていくのか、すごく楽しみになりました。
カズといいコンビニなりそうだし。
こんな意外な展開を見せてくれて、ありがとう、ウェントワース!(笑)
というわけで、今回はこのへんで。
それでは、また。
第4話の感想はこちらから。
【ウェントワース女子刑務所】過去記事一覧はこちらから
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