ストレンジャー・シングス シーズン1 第5話 感想です。
一度目は、ラスト10分ぐらいを残して気持ちよく寝落ちしてしまったので、ほぼ二回観ていますので、かなりきちんとストーリーを理解した第5話となってしまいました。
シーズン1 第4話の感想はこちら ↓ ↓
今回、マイクたちの放送部の顧問であるサイエンスの先生が、別次元がこの世に存在するという仮説の説明を、子どもたちにするくだり、わかりやすいとわたしは思いました。
あの先生に理科やら物理を教えてもらえれば、私も今頃は憧れの理系に・・って思ったけど、それはやっぱり無理そうなので、来世に期待(笑)
人気海外コメディドラマ『ビッグバン・セオリー』のシェルドンは、【ひも理論】というのを専門に研究しており、今は仮説であるその【ひも理論】を、物理的に解き明かそうとしている天才博士ですが、その【ひも理論】は【弦理論】とも言われていて、現在はそこから発展して【超ひも理論】、【超弦理論】になってきていたりもするのですが、【ひも理論】の呼び名の件はともかく、科学にまったくくわしくないわたしがなんでこんなことを言っているのかというと、【ひも理論】と【異次元】の話は関係しているからです!
宇宙の一番小さい単位は素粒子(点)ではなくて、ひもであるというこの理論。
糸とかじゃなくて、ひもっていうのがなんかこう個人的にしっくりこない感はあるんですが、でも頭のいい人が『ひも』っていうぐらいだからひもなんですよね。
糸がより合わさっているんですよね。縦の糸と横の糸の仕合わせだから多分ひもじゃないとダメなんだとわたしは理解しましたが。難しい話すぎて論点がずれてきた(笑)
超天才のシェルドンでも解き明かせていない【ひも理論】が今後解明されれば、この世界は11次元ぐらい存在していることが明らかになるらしい。
(9次元だの、10次元だの、11次元だの色々言っているひとが居て、実際のところよくわからない)
↓ 比較的わたしにはわかりやすいと思えた【ひも理論】の説明 takashi1016.com
ちなみに、わたしが次元の話ですごーく頑張って理解できるのは4次元まで!
・0次元・・点
・1次元・・線
・2次元・・線+平面(1次元に縦と横の概念が加わったもの)
・3次元・・平面+空間(2次元に高さの概念が加わったもの。わたしたちが存在している次元)
・4次元・・平面+空間+時間(3次元に時間の概念が加わったもの)
なので、『2.5次元俳優』とかいう表現も上手い造語だとと思います。
概念として、高次元から低次元はコントロールできるというルールがあるようなので(笑)
そして、ウィルやバーバラが入り込んだ世界は5次元ぐらいと考えるのが妥当なところだと思います(笑)
その5次元(?)的なところに入り込むのに必要な亀裂を説明するのに、3次元を半分に割り、宇宙が出来た時のビッグバンのような力が加わった比喩として、思い切りペンを突き刺して穴を空けたところが「おーっ!」と思ったわけです。
多分、そういう科学的な部分もきちんと意識してドラマ作っているんだろうなということで今回このことを書かせて頂きました。
でも、なんで『ノミ』なの?小さいから?
そして、ちょっと読んでみたい【ひも理論】の本。
超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義 (KS科学一般書)
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『ストレンジャー・シングス』シーズン1第4話は、ホーキンス警察署長のホッパーが、ホーキンス研究所に潜入することに成功するが、謎の物体と遭遇することになる。
ジョイスはウィルの死を信じていないまま、ウィルの葬儀が執り行われることになる。ジョナサンとバーバラはジョナサンの撮った写真から、ジョイスの言っていたことが本当なのではないかと思い始め、独自にバーバラの捜索を開始。一方、エルとマイクたちはエルの言う『裏側』への入り口を探ろうとする。
※以下、ネタバレありの感想です。
ホッパー、無事に第5話生き延びてた!!
ひとりで調査してるから本当にハラハラする。
だけど、ひとりで色々嗅ぎまわっているホッパーを知り、家に盗聴器をしかけたり、内部まであんだけ観られたのに、なんで生きて返したんだろうね。
麻酔かなんかを首に打って、家に戻しただけってことでしょう?
本人の記憶も確かだし。
子どもをあんなひどい目に遭わせる研究所と遺体を偽装する州の警察まで絡んでるのに、普通に家に帰したことに不信感しか感じない。
ドラマの観すぎで、登場人物が『生きて家に帰れない』ってことが当たり前になっちゃってる? 普通は殺さないものなの?(笑)
そして、あの変な異次元が出てくるとふわふわした白い綿みたいなものが浮いてるから必ず、脳内BGMがナウ〇カになる!
なんなら、『らんらんらららんらんらーん』ってほぼ毎回歌っちゃってる(笑)
とりあえず、ホッパー生きててセーフでした。
ジョイスは、元旦那が現れてそうは言っても、元夫婦だし【息子を失ったもの同士】として理解者が現れて、ちょっと気持ちが落ち着いたかと思いきや、息子の事故の賠償金目当てなことがわかって、ブチギレているところにホッパーが来て、「遺体はニセモノだった」と超重要報告をしてくれた(本当は、中身が綿だったと言って欲しかった(笑))し、このことで2人はバディになれる。お互い一人ずつもがいていたのが、気持ち的にも行動的にも楽になれると思うので、お互いを大事にしてほしい。
バディといえば、相変わらず子供にイラついている大人げないわたしですが、ナンシー及びその母相変わらず癇に障る(笑)
少年が痛ましい事故で亡くなって、しかもその子は自分の息子と親しい子であり、亡くなった子の母とも割と親しく、その葬式に出るのに娘に喪服を着せるのはいいとしても、その姿を綺麗と褒める母に違和感を感じるわたしは変なのか? いや、別に褒めてもいいんだけど、母娘関係に闇を感じてしまうシーンではありました。
そして、母も母なら娘も娘で、自分のせいで友達が行方不明になっているというのに相変わらず男に思わせぶりな態度も取るし、ジョナサンも手下扱い。
基本女王様体質なところが、すごく腹が立つんですよねー。
ジョナサンにスティーブとかいう男を擁護していい子ぶったり(そもそも彼女なのか?問題もある)、瀕死の鹿に遭遇した時も「このまま放っておけない・・(涙)」とか言って弱ぶって、ジョナサンにとどめを打たせようとしたり。
自分でやんないのかっ! って一瞬思ったけどやるわけなかった。
わたしなら、迷いなく撃ってドン引きされるんだろうなぁ・・。
見てしまったからには、どうにかしないといけない。
あのままにしとく方がかわいそうだし。
ナンシーは、森で異次元に自ら入っていったようなのですが、入口がはっきりしているということは、普通に帰ってくるのでしょうか。
でも、普通に帰ってきちゃったら、ウィルもバーバラも捜索にいけるし、話終わっちゃうよね・・(笑)
そして、最後に異次元との境目を探しに行こうとするマイクとルーカスとダスティンの3名。リーダー気質のマイク、心配性で思慮深いルーカス、協調性を重んじるダスティン、とバランスが取れていて面白いです。そこに超能力者の女の子のエル。
エルの自分を初めて人として大切に扱ってくれたマイクを筆頭に、仲間として自分の存在価値を認めてくれている彼らを、自分と同じ辛い思いをさせたり、傷つけたくなかった気持ちが切ないですね。ロシアのスパイと通信する辛い思い出が映像として流されていましたが、そんな辛い思い出のある研究所に彼らを近づけたくなかった。
マイクたちもウィルを探すためエルを利用はしてたわけだけどそこはマイクたちは子どもだから、大人がはっきりと利用しようとして利用するのと、線引きが曖昧な部分が、ドラマ内でうまく表現されていると思います。
ルーカスだって、一発で仕留めようと思えばできたわけだから、傷つけるつもりはなかったのに、力のコントロールが出来たりできなかったりするのかな。
おそらく思いのほか大ごとになってびっくりして、逃げてしまったエルがどこに行ったか心配です。
というわけで、それでは、また。
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