ストレンジャー・シングス シーズン2 第6話 感想です。
今さらですが、『デモゴルゴン』。
なぜ、こんな食虫植物みたいな姿形なのでしょう。(本物はグロいので、人形で緩和)
そもそもは、キリスト教における異教の神、もしくは悪魔の名前として創造されたものらしいのですが。
『ストレンジャー・シングス』に出てくる『ダンジョンズ&ドラゴンズ』というボードゲームでは、デーモン(悪魔)の支配者『プリンス・オブ・デーモンズ』という最強の敵らしいのですが、そのゲームでの説明だと”2つのヒヒの頭と触手を持つ爬虫類(あるいは両生類)の存在で、相容れない2つの精神を持つ。”って書いてあるけど、上記の姿と全然違う花頭なのになんで『デモゴルゴン』って呼ばれてるの? 最強の敵だから?
と思ったんで、D&Dのデモゴルゴンを見てみたらやっぱり全然違う・・。
でも、ヒントになるようなことあったんですよー!
下記のサイトにD&Dのデモゴルゴンの動画があるんですけど、もしよかったら映像も綺麗なんで見てみてください。あっ!ってなるかも。
わたしは、ウィルの書いたあの影のような怪物の絵は、デモゴルゴンと今呼ばれている怪物たちがお互いを吸収して合体した姿なんじゃないかと思ってきました。
だって、上記で紹介したやつにシルエットがすごく似てないですか?
レトロなSFとか日本の特撮とかだったらそういう展開かなって(笑)
最終的にはこんな風な姿になりそう。
でも、基本『ストレンジャー・シングス』のデモゴルゴンはぬめっとした木とか根みたいな感じだから、ちょっと違うのかな。
とにかく、ウィルの描いた怪物がラスボス的に登場してくるの楽しみにしています。
シーズン2 第5話の感想はこちら ↓ ↓
『ストレンジャー・シングス』シーズン2第6話は、痙攣を起こしたウィルと地下で蔓に撒かれて瀕死になっていたホッパーは研究所に運ばれて治療を受ける。ナンシーとジョナサンは各新聞社にテープを録音したものを郵送する。ダスティンとスティーブはダートを退治しようと力を合わせることになる。ホッパーは、一人家に居るはずのエルを心配してメッセージを送るが・・。
※以下、ネタバレありの感想です。
あああああああああーーーーーーーーーーっっっ!!
ビッ●にジョナサンの純潔が奪われたーーーーーーーーーーーーっっ!!!
だいたい、ジョナサンもジョナサンだよ!
あんなに美人で素晴らしいお母さんに育てられておきながら、何故あの女を好きになるっ!? 目を覚ますんだっ!
うーっっ、自分の中の『言いたくないのに思わず嫁に嫌味を言ってしまう、息子に嫁の悪口を言ってしまう姑』的な部分を遺憾なく引き出されたことにも非常に腹が立つ(涙)
ジョイスは、ジョナサンが好きな人と結ばれたことを多分すごく喜んであげられると思うけど、わたしはダメ。
ジョイスのような広い愛は、わたしにはない。
スティーブのこと愛してないってなんだよ、愛してないって!
スティーブだってそんなことうっすらわかってたけど、だからこそナンシーのこと大事にしてたのに。
ジョナサンのこと好きだったくせに、自分からは絶対行かないっていうね、いるよねー。そういう女。そういうところもイライラした。
好意を匂わせるだけ匂わせておいて、あくまで相手主導にしたいやつ。
スティーブのこと愛してないだけならともかく、自分は好きな男とそうなってる間に、他の男が自分に来ないからって当て馬のように利用されてたスティーブが、今なんの関係もないのに子どもの怪物退治に巻き込まれてるんだぞっ!
うーーーっっ、スティーブがかわいそうでマジで泣ける。
あと、もう一つ言いたい。
性への好奇心でスティーブとそうなるために、嫌々付き添って死んだバーバラはどうなるんだよっ!
自分のせいで死んだバーバラの供養のためにもせめて、好きな男と結ばれる人生を手に入れようとするなっ!
バーバラは、両親に愛されて育ち、優秀で性格もよく可愛くていい子で色々な明るい未来が待ってたのに高校生で死んだんだぞっ!
バーバラが犠牲になってくれたおかげで自分は生きてるかもしれないんだから、黙って、スティーブと添い遂げろっ!
わたし、序盤でナンシーがバーバラに女王気取りで命令してきたせいで速攻死んでしまったのが衝撃で、そこからバーバラの親御さんに同情してしまい、バーバラの母目線でナンシーを見てるのであの勝手な振る舞いがすごく許せないんですよね。
『ストレンジャー・シングス』の視聴者さんたちは、ジョナサン、ナンシーと結ばれてよかったねっ!って思ってんのかな・・。
ナンシーに対してこんなに嫌悪感示してるの、もしかしてわたしだけですか?
最悪、わたしだけでもいいので、ナンシーに対してのことはこれからも言っていくつもりですが、あとシーズン2は3話しかないのか、と思うとちょっと淋しい気がしないでもないです(笑)
ここで、そろそろエピソード本編の話に戻りましょう。
ウィルは、宿主にされたことで余命が危うい状態になってしまいました。(まぁ、死なないとは思いますが)
寄生している生物に脅されて研究所の人たちに罠をしかけてしまったけど、これは仕方ない。命を盾に取られている以上わたしでもやるかもしれない。
第6話まできてやっと判明したのが、今回の研究所の所長はシーズン1の人と違って、『そんなに悪い人ではない』ということです。
ウィルのためにも頑張ってくれてて、意外でした。
ああいう人たちはみんな敵という先入観があったので。
ただし頑張ってはいるけれど敵が悪すぎるし、いたちごっこを続けているだけで、いまのところ戦う術がない。
蔓的なものは燃やせばいいということはわかっているけれど、燃やしたところで増殖もしてるし、宿主がたくさん増えてるのでしょう?
どうしたら、宿主から出てくれるのか判明していないのが今一番の泣き所ですよね。
ただ、一つだけホッとしたのはホッパーが無事でなんともない(?)と言われていたこと。(本当か?)と不安にはなっていますが、とりあえずは。
エルにモールス信号と無線で連絡を入れてはいましたが、エルは家出していて届かないメッセージが切なかったですね。思わずうるうるしました。
『親の心、子知らず』とはよく言ったもので、この言葉は室町時代に言われるようになった古い言葉らしいのですが、人類ができてから世界共通ずーっとそうなんだろうとは思います。『子の心、親知らず』ももちろんあるとは思いますが(笑)
ホッパーとの小屋にエルは帰らないつもりなのでしょうか。
それも、ちょっと、いやかなりホッパーかわいそうなんですけど・・。
エルに、『パパ』と同じみたいに思われていたらさすがにわたしもショックですし。
エルが大人から、生まれて初めてきちんとした保護者としての愛情を感じたのは、ホッパーからだと思うんです。
いくら愛情を受けずにあそこまで成長したとはいえ、『この人はわたしを必死で守ろうとしている』ことをエルも感じていたからこそ、マイクに会いたい気持ちをホッパーのために我慢していたんだと思うんです。
今は、産みの母の為に復讐心が芽生えてしまったかもしれないけれど、自分のことを必死で愛してくれているひとのことも思い出して欲しい。
祈るような気持であと3話見守りたいと思いますが、本当に、頼む。
そして、スティーブを仲間に引き入れたダスティンがダート退治に向かうくだりは、スティーブがイキってるのが思春期特有でなめられないようにかっこつけてるだけで、”話してみたらただのいい人”感が出過ぎてて、ちょっと笑ってしまいました(ほほえましかったんです)
ダスティンもずるくて、スティーブだけを地下に下ろして様子を見に行かせたりいいように使われてるし・・(笑)
ダスティンの恋の相談や、自分のトップシークレットを話してまでも髪の毛の相談に乗ったりと、素が出ていたように思うけど、ああいう風にナンシーと接していれば、ナンシーの気持ちも徐々に自分に向かってくれたかもしれないけど、ナンシーの前ではかっこつけてたんだろうなぁ。
思春期男子、女子より断然ピュア説をまんま披露してくれたので、観てるこっちが若干恥ずかしくはありました(笑)
ルーカスがマックスを連れてきて集合したのにもびっくりしたけど、エルがルーカスを吹っ飛ばした広場にダートを誘導して夜の闇でルシール(ウォーキング・デッドで登場する武器、ウォーキング・デッドではバッドに有刺鉄線が巻かれている)
的な武器を持って子どもたちを守るのに、スティーブが囮になって一人で戦おうとしていた時は死ぬんじゃないかとひやひやしたよー。
ナンシーのせいで、また死人が!!(家に仲直りしに行こうとして、スティーブはダスティンに拉致られたから)
っていう事態は避けられたのでセーフでしたが・・。
あのデモゴルゴンたちは、兵士たちを襲いにあの場所に集合しにいったんでしょうねー。
なにしろ間一髪でした。
あと3話で全部まとまるとは思えないけど、シーズン1は割とうまくまとまったからうまいオチを期待しています。
次一旦、エルの話が入って、最終話の一個前が一番盛り上がる感じかな。
というわけで、突然ですが今回はこのへんで。
それではまたー。
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