ストレンジャー・シングス シーズン1 第4話 感想です。
登場人物に焦点を当てるコーナーになりつつあるブログ冒頭第4回目(笑)
今回は、『ストレンジャー・シングス』というネット配信ドラマで、ハリウッド女優の体当たり演技が光るウィノナ・ライダーです。
『バード・ボックス』のサンドラ・ブロックでも思いましたが、大物女優や大御所俳優がバンバン出る、ネットフリックスオリジナル作品。これだけ有料動画配信サービスが山ほどある中であっても、人気に火がつけば賞も受賞し、名前も売れる。もちろんお金も動く。もはや媒体に関係なくとにかく、一発当てたらでかい!というのが業界の常識なんだと思います。海外ドラマ好きとしては、特になんの損もなく嬉しいだけなので、どんどんこちら側へ浸食してきてほしいと思います(笑)
というわけで、ウィノナ・ライダーの件に話を戻しますが、見た目もそうだし、今回の『ストレンジャー・シングス』でのふり幅が広くてわたしは好きです。
洋画、洋ドラの子どものためになんでもしちゃうエキセントリック母ちゃん父ちゃん大好きなんです。そういうジャンル分けして欲しいと思うぐらいです。
『シークレット・アイズ』という映画で、子どもを失う地味な母親役を演じたジュリア・ロバーツも今まで見たことのないジュリア・ロバーツだと思ってましたが、やはり今思えば、【ジュリア・ロバーツにしては地味】に留まっていたと彼女を観ていて思いました。
ストレンジャー・シングスのジョイスのウィノナ・ライダー(比較的綺麗な表情を選んだ写真)
エル役のミリー・ボビー・ブラウンとツーショットのウィノナ・ライダー。
確かにどっちも綺麗だし同じ顔だけど、女優ってすごい。
そして、エルをかなり緊張させている(笑)
わたしは、私生活が多少やんちゃぐらいの方が女優としては観ているものの心を掴む演技に長けているという変な持論を持っているので、彼女にはこのドラマでもこれからどんどん存在感を増していって欲しいと思います。万引き事件で世間を騒がせて、『ストレンジャー・シングス』で返り咲いたと言われている彼女ですが、今のところはエルに若干持っていかれている。
ドラマ的にも商業的にも、才能のある次世代女優ミリーを売り出したいだろうし、仕方ないとは思いますが、ウィノナには「わたしも、だいぶ色々経験して、精神的にも成長して丸くなったわ」とか絶対インタビューで言ったりしちゃいけないと思っているし、思ったりしてもいけない!(笑)
ここに来て何かやらかすぐらいの勢いで、彼女には頑張って欲しいと思います。
ドラマ内で孤軍奮闘するジョイスも、女優としてのウィノナも応援しています。
シーズン1 第3話の感想はこちら ↓ ↓
『ストレンジャー・シングス』シーズン1第3話は、ウィルの遺体が湖から上がったという連絡をウィルの家族であるジョイスとジョナサンが受けることになるが、ジョイスはあくまでもウィルは生きているといって信じない。
バーバラの失踪についてナンシーは警察の事情聴取を受け、ジョナサンが盗撮した写真から不審なものを発見する。エルの発言からウィルの生存を信じたマイクが、ウィルの捜索中にウィル遺体発見のショックから、エルを責めたてる。
※以下、ネタバレありの感想です。
ホーキンス警察署長、ホッパーの活躍が光る第4話でした。
なんとなくわちゃわちゃしている子どもたちに目が向きがちなドラマだと思うのですが、物語の大事なところを拾うキーパーソンは今のところホッパー署長になってますよ!(笑)
それでなくとも頼りになる大人がホッパーしか居ないのに、けっこう確信ついちゃってるしひとりで色々動いちゃってるし、次とかで死んだらやだなー。
エル一行と、ホッパー署長が合流すればいいのに。
ウィルの家にエルがマイクたちを連れて行ってウィルが居なかったこと、そしてウィルの遺体が湖から上がったことでエルを責めたてるマイクには、(しっかりしてそうでやっぱり子どもなんだな、そりゃそうか)と思っていたのですが、エルが無線機を使用し、ウィルの声を聞かせたことで、機嫌一転すっかりテンションを取り戻したマイクをみて、やはり子どもだけで行動させるのはリスクが髙くハラハラするので、一刻も早く大人を混ぜて欲しいと思ったのですが、そういう危うさもこのドラマの魅力なんだと思います。
無線機でウィルと通信できることを知ったマイクが、学校の放送部にあるもっと高性能な通信機でウィルとエルを通信させようと思いつき学校に連れて行くことにし、エルに女の子の恰好をさせようとするくだり。
可愛らしく変身したエルにボーっとなるシーンの三人の男の子はすごく可愛かったし、日本の男子と違って、可愛いことを素直に褒める紳士的な対応には癒やされもしたのですが、そもそも変装させる必要あった? 追われている身なので、髪型だけは変えた方がよかったかもしれないけど、最悪あのままでもちょっと女の子っぽい男友達として学校に連れて行ったほうが自然だったのでは? あの変装の方が目立って記憶に残ってしまうわっ! って突っ込んでました(笑)
でも、追悼集会で、ウィルのことを揶揄する上級生に立ち向かうマイクを手助けしたエルのやり方にはすごく感心したし、え?そんなこともできるの? ってびっくり。
念動力とかぐらいだと思ってたけど、エル、かなりすごい特殊能力を持っているんだね。そのせいで辛い子ども時代を過ごしてしまってかわいそうなので、施設を逃げてきたからにはなんとか未来を切り拓いていってほしいと思います。
そして、ジョイスが斧で壁を破壊しているところの通信をキャッチしたエルとマイクたち。
ジョイスは、娘をなくしたことがあり体験談を語りながらジョイスをなだめるホッパーにも、わたしの言い分は妄想ではないと言い通し、遺体確認に警察(?)出向いたジョイスは当然息子の遺体ではないと言い張り、長男のジョナサンと対立。
ジョナサンは、母の妄言に辟易とし、ウィルのお葬式の準備を始めますがその後、バーバラの捜査を進めるナンシーと話しているうちに、母の言い分が完全に妄言ではないと気付くことに。
そして、やっぱり、暗室なんだよ!
謎解きも、推理も、ラブシーンも、事件が起きるのも、なんでも暗室なのが、昔のドラマあるあるだから(笑)。
あの独特の赤っぽい暗さがメンタルに影響して色々と引き起こしていると思います(笑)
ところで、暗室知らない年齢って何歳ぐらいからなのかなー。
一方、完全にジョイスの言い分を信じたわけではないけれど、検死への怪しさ、いつもの職員を排除した厳重態勢のウィルの死体の管理、研究所の怪しさにより色々と不信感を抱いているホッパーのその後のけっこう強引な捜査により、外観だけウィルに見せかけた死体だったことが判明したわけだけど、いくら昔だからって中身が綿はない(笑)
骨がないわけだから、重さだって質感だってかわってくるし、触ったりしたらすぐバレるでしょう? いわば外側がゴムっぽいぬいぐるみなわけだから。
捜査官が死体を引き上げたときは、さすがに人間かゴムぬいぐるみかは気づくと思うので、違う子どもの死体とゴムぬいぐるみをすり替えたかと思うと胸が痛む。
いくら焦ってたとはいえ、研究施設、綿でイケると思ってるのまずくないですか?
せめてもっと重いもの入れるとかあったと思うんですよね? 科学者がいっぱいいるのでしょう? さすがに綿はお葬式でバレるよ。
行方不明者の遺体がゴムぬいぐるみに組織ぐるみですり替えられていたほうが、センセーショナルな気さえする。
なんか隠しているのバレバレすぎて心配になるほど。
怪物みたいなものに研究員も吸いこまれているし、エルにも逃げられるし、研究施設、雑すぎるぞ。
そして、最後にジョイスの所に現れたジョナサンとウィルの父親。
(なんで来た?)と一瞬思いましたが、息子が死んだと報道されてるんだから、当然そりゃ来ますよね。
けっこうなクズみたいなので、また変なトラブル巻き起こりそうで心配です。
もうこの第4話で、シーズン1半分きちゃったんですよね。
シーズン1後半、どんな展開になるのか楽しみです。
それでは、また。
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