たま欄

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ある日突然、(格安SIMフリー)スマホが死んだ。

※これは、携帯電話(スマートフォン)のない生活を、ある日突然約1週間強いられることになったわたしの記録です。

 

 

夏は1年の間で、毎年鬼門である。

 

仕事が忙しく体力が落ち、天気が悪くて精神が弱る。

オフィスの強冷房もさらに夏嫌いに拍車をかける。

体が芯まで冷えて心まで凍る。

そして、それでなくても休みが少ない夏なのに、例年なんかしらのトラブルに見舞われて更に体力と精神力をすり減らすことになるのだ。

今年は、ある日突然、スマホが黄泉の国に旅立つという出来事であった。

 

2019年は、初詣で人生で初めてというぐらいに『何事もうまくいく』という内容の大吉のおみくじを1月に引いた。

おみくじは、末吉か小吉、よくて吉がセオリーだった。

その大吉のおみくじの写真がカメラロールにしっかりおさめられているスマホ

契約してから3年ちょっと、わたしの毎日に寄り添って楽しいことも悲しいことも共にしてくれていた相棒だった。

割と乱暴に扱ってはいた(?)が、取り立てて故障したということもなく優秀な子で、本当に突然の別れであった。

 

わたしは、基本的に機械全般を愛しているので、一度購入を決めたらどんな機械でも最期を看取りたい、できれば介護もしたい派で、携帯電話も例外ではない。

この一週間(弱)あたまの中を鳴り響いていたのは、もちろん山崎まさよしのあの歌One more time, One more chanceであった。

 

もはや、携帯電話を持っていない人生だった時間のほうが短くなってしまった今、ガラケーを水没させたり、突然りんごショップに駆け込んだりという出来事がなかったわけではなかったが、こんなに突然、相棒の携帯が死亡したのは歴代初めてかもしれない・・。

 

というわけで【ある日突然スマホが死んでしまうと、人は一体どういう行動をとらざるを得ないのか】という実録ドキュメンタリーをここにお送りしたいと思います。 

 

※今現在、キャリアの携帯をご利用で、格安スマホや、キャリア以外のSIMを検討されている方はもしかしたら、何か参考になるかもしれませんが、あくまでわたしの実録ということをご了承ください。

 

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とりあえず、わたしが格安スマホに切り替えた話から始めさせてもらいたい。

携帯電話のSIMフリー、キャリアじゃない格安料金の通信会社が割と定着し始めた3年前。

スマホをキャリアから、格安SIMに変更する決断をした。

理由は料金一択である。

キャリアの解約料金や、新しく購入する端末代金も格安スマホに切り替えれば1年でペイできる計算だった。

3年も使えば、切替初期費用を差し引いたとしても、通信費に1人あたま10万円ぐらいの差が出る。

多少不便があったとしても、生活にそこまでの余裕がない我が家でキャリア携帯を持つのは贅沢に思えた。

幸い、家人は会社でりんごの端末の比較的新しい機種を数年ごとに支給されており、二台持ちであったため、プライベート用をキャリア以外に切り替えることは割とすんなりと受け入れられた。

 

それを機会に、サポート期間終了ギリギリに、画面を割って使用不能になり、りんごショップに持ち込んだ端末を、水色のTシャツを着た若い男性に「こんな古い機種使ってる人、もういないっすよぉ~、機種変しないんすかぁ~」とヘラヘラ言われて、「サポート期間中なのでしません」と断り、その古いタイプの新しい端末を手に入れそこからさらに2年以上使ったりんごの端末から、androidスマホに変えることにした。

通信会社は、家の近くにありネットだけではなくカウンターで手続きが出来、サポートも割と充実して(いるように思えた)いた会社にした。

その当時は選べる端末も少なかったし、故障した時の手続きが面倒だったので、通信費が安くなる分端末にお金をかけようと思い、日本語がきちんと通じる国産メーカーのそこそこのスペックの端末にした。

当時の価格で端末代金だけで税込5万近かったと思う。

 

元々 、そこまでスマホをヘビーに使用していたわけじゃなかったため、りんごからアンドロイドはすんなり移行できたのだが、一番苦労したのはLINEの年齢認証が3大キャリアのみの対応だったため、パスワードも危うくMNPの移行代金をケチり電話番号も変更したため、なかなか本人だと認証してもらえずLINEの移行に一番手間取った。

奇跡的に何個目かで入力したLINEパスワードが合っていて難を逃れた。

結論からいうと、3年経過した今でもLINEの年齢認証はキャリア以外ではできるようになっておらずID検索や登録も自分からはできない。

しかし、3年前の苦労は無駄ではなかった。

 

さて、ここからが本題だ。

スマホが壊れた経緯と、その後取った行動を記録していく。

相変わらず、わたしのブログは前置きが長くて申し訳ない。

 

月曜日:午後、携帯の画面が真っ暗になっている。

スリープ状態になっているだけだと思ったが、どうやら電源が落ちていたようだ。

再起動で、元通りになった。

 

火曜日:午後、携帯の画面が真っ暗になっている。

スリープ状態になっているだけだと思ったが、どうやら電源が落ちていたようだ。

再起動で、電源はつかなかった・・。

 

顔面蒼白である。

 

その後、何度再起動を試みてもダメだった。

まず、最初に日々の【業務連絡】をしている家人にこのことを知らせねばならない。

普段LINEでしかやり取りしていないし、携帯の不調も伝えていないので他の通信手段(メール)があるにしろ、Gmail等はわざわざ見ないと踏んだ。

わたしの会社は零細企業なのでネットセキュリティがガバガバだが、家人の会社は組織が大きいので社内メールなどが監視されている可能性が高いと思い、突然倒れた時などの緊急連絡先として常に所持している名刺に書いてあった会社のメールアドレスに、取引先を装ってメールした(笑)

日本語習いたての外国人が書いたような怪しいメールとなってしまったが、もう夕方だったので、返事を確認することはできなく、見てくれたことを祈って帰宅。

その日は、帰宅中はスマホの電源は入らなかった。

あとは、家に帰ればネットは繋がるため、メールができるので、なんとかなると思ったし、Twitterもできるし、そもそもそんなに連絡する友達もいなかったので、大丈夫だった(涙)

 

帰宅してから通信会社のサポセンに連絡するも、取りたてて対応策はなかったが、家の通信環境がよかったのか、最後の力を振り絞って愛機の電源が一度、入ってくれた。

このことには、本当に感謝しているし、わたしの愛が伝わったんだと本気で思っている。

3年前のLINEの移行の苦労があったため、その瞬間LINEのアカウント情報や登録情報を確認し、パスワードなどを変更、アカウント情報を死守することに成功した。

そして、本体に入っている写真などはSDカードに全て移動した。

 

その後、頑張り過ぎて発熱をしてしまった愛機を保冷剤で冷やしながらなんとか電源が落ちないようにしていたが、コンセントから抜くとすぐさま電源が落ちた。

そして、その夜を境に何をしても再び電源が入ることはなかった・・。

 

もう故障は確定したので、次の相棒を探さねばならない。

急を要するので、壊れてしまった愛機の後継機にしようと速攻決断したが、最新機種ではなくて型落ち品のキャンペーンをちょうどやっていたため、型落ち品か最新機種かどれにするか迷った。

キャンペーンの内容が曖昧な表記だったため、まずはネットの問い合わせフォームから問い合わせしたが、HPに記載されているキャンペーン内容と全く違う回答だった。

このぐらいは想定内だったので、サポートのチャットオペレーターに聞いたが、明確な答えは得られなかった。

しかし、「キャンペーンの表記が紛らわしくてわかりづらい、日本語として間違っている」としつこく文句を言ったのが後に功を奏することになる(?)。

チャットのオペレーターとバトルしたのは、水曜日だった。

この時点で最新機種と型落ち品のスペックがそんなに違わないことを確認したので、実機のある店舗に電話をして、土曜までは仕事があったため、日曜日に受取の日時予約をした。(ネットで注文ではキャンペーンは受けられない仕組みになっていた)

そして、その夜Amazonで、その該当機種のケースと保護シートもあらかじめ注文。

 

あとは待つのみ。

 

実際、スマホのない生活で一番辛かったのは業務連絡不可の不便さ。

待ち合わせ連絡を事前にしていて、

「何時何分の電車に乗って、何時に着くね~」

と連絡し、電車に乗車→

『非常停止ボタンが押されたため、運転を見合わせます』

のアナウンスは、かなりパニック状態に。

 

時計がわりにしていたので、時間、アラームの件もそうだし、個人的にはアプリクーポンなどが一切使えなかったのは、けっこう大きかった。

ヨド〇シの会員証とか全部アプリだから、今。

 

そして、おさいふケータイとモバイルSuicaを携帯で設定していなかったのは、セーフ。

これもだったら、かなりめんどくさいことになっていた。

スマホしか持っていなく、Suicaカードを持っていなかったら、切符を買って帰らなくてはならず、無駄な費用も発生していたのではないだろうか。

 

 なんとか、通信のできないタブレットで、通勤中の暇つぶしや時計の役割などを担ってもらい、やっと 迎えた日曜日。

指定された時間に行くと「担当者が埋まっていて1時間か1時間半ぐらい待て」と言われてキレる(笑)

「電話して、そちらの指定時間に来たのに、予約の意味がない」(意味:そんなに待ってたら一日(休み)が終わってしまうじゃないか!)

と、言ったら担当者が登場・・。

そういうところ、そういうことなんだけど、格安スマホを使うということは。

 

でも、安いの!!

ちなみに、当日店舗に行ったらキャンペーンは、わたしが「わかりづらい」と文句をつけた水曜日から日が経っていたからか、HPで見た通りの内容になっていて、国産メーカーのそこそこのスペックの端末代金実質2万円(税込)だよ?

今のりんごの最新機種はいったいいくらなのか想像もつかないのですが。

 

そして、通信費は月額セキュリティとサポート込で、音声通話付きで、たまにちょっと電話したとしても2400円以下。

家ではWi-Fiだし、移動中は動画見ないから4Gで契約してるけど、毎月次月に繰り越してて実質8G使える形になっています。

外でのドラマ視聴は、タブレットにダウンロードしてオフラインで観ているし、音楽もAmazonMusicからダウンロードして聞いていて、通信は使っていない。

2Gでもイケるかと思うのだが、何となく不安で4Gに。

2Gにしたらもっと安くなる。

 

今回の教訓として、携帯が壊れたときの家族との連絡方法は何種類か用意しておいたほうがいいいいうことで、これは災害時にも必要なので必須ということと、他の家電はともかくスマホは、壊れる前に機種変しといたほうが無難・・ということです。

 

依存といわれようがなんだろうがスマホのない生活はもう無理だし、スマホ使えないの正直、すごく辛かったし心細かったです。

細かいことで言えば、移動中に天気とか時刻表とか地図とかちょっとした検索したいこととか全部できなく、検索魔のわたしはいちいちストレス。

ブログ記事を書く上での調査にも影響したうえ、Twitterでリアルタイムでドラマのことを呟けなかったりという孤独感も感じました。

スマホ使えない間に、『グッド・オーメンズ』『ビッグ・バン・セオリー』のS8を視聴完了し、『メンタリスト』デビューもしたんだよね・・。

 

なにはともあれ、1日かけて細かい設定をし、LINEも3年前の教訓を活かして無事に引き継ぎました。

あとは、新機種に慣れていくだけです。

どうやらSDカードもぶっ壊れる寸前で、それも故障に影響していたようなので、写真のバックアップも取ったので、新しいのに買い換えます。

ちょうど、来週プライムデーもありますし。

 

みなさんも明日は我が身です。

自分のスマホは、壊れない・・謎の自信を持っていませんか?

面倒で引き伸ばしがちな古いスマホの機種変、これを機に考えてみましょう(笑)

 

わたしは比較的都心近郊に住んでいるので格安スマホで充分ことがたりていますが、一長一短ですので、移行を考えている方がいらっしゃいましたら細かい相談などについては、わかる範囲で個別に相談に乗ります!

 

あー、スマホがあると安心だわー(笑)

 

というわけで、それではまた。

 

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