たま欄

※当サイトの企業リンクはアフィリエイトを使用しております

プリズン・ブレイク シーズン5 第6話『砂漠の果て』 感想 果たして「マイケルが挑めば世界だって屈する」のか(笑)

 

 プリズン・ブレイク』においてのアジア人、悪役か性格悪いやつ多すぎないですか?(汗)

 

海外ドラマや洋画は大好きなわたしですが、人種差別や宗教差別やマイノリティ差別など色々な差別が描かれることも多く、比較的差別される側であるアジア人のわたしとしては複雑な気持ちを抱くことが多いのですが、『お国柄』ということで受け入れており、あんまり意識しないようにしてたのですが、さすがにことプリズン・ブレイクに関しては、他のドラマに比べてアジア人への差別がひどく感じるときがあります。

 

人気ドラマなので、ポリコレ的に多用な人種を出したりはしてるんだろうし、白人、黒人、アジア人、スパニッシュ、今回は中東、LGBTと多用な人物が入り乱れてはいますが、アジア人に関してはいい人、いいキャラで出ていた記憶がないです。

今回のチームにも韓国人が存在していて、けっこういい役なんですけど、ウィップが執拗に韓国人のジャに対して「お前、日本人だろ」という揶揄に対し、「俺は韓国人だ」と返すやり取りも、日本人をバカにしてるのか、韓国人をバカにしてるのか、アジア自体をバカにしてるのか、そういった意図はそもそもないのか、アメリカの差別に対しての知識がないので全くわからなかったりします。

 

そもそもプリズン・ブレイクに関して、いい人って、スクレぐらいしか思いつかないぐらいなんですけど、アジア人に関してはエリートだけど内通してるスパイとか、謎の組織の手下とか、マイケルのチームがスキュラという機械(?)的なものを探しているときもチームに日系の俳優さんが出ていてすごく嬉しかったのに、めちゃくちゃ嫌なやつ(笑)

 

 嫌なやつに関しては、白人黒人アジア人関わらず嫌なやつなんですが、自分がアジア人だから、余計そう感じるのかもしれないですし、気にし過ぎの被害妄想かもしれません(笑)

 

www.meganetamago.com

 

 

シーズン5第6話は、飛行機に乗り遅れ出国できなかった、マイケルとリンカーンとウィップとジャが、なんとか国外脱出を試みる話でした。

 

 

 ※以下、本格的なネタバレありの感想です。

 

思わずタイトルにしてしまいましたが、お兄ちゃんのブラコンも極めてますね(笑)

 

「マイケルが本気で挑めば、世界だって屈する」

(というようなセリフだった)

 

って、ないない、ないでしょー!?

よーく考えてみても、挑むチャンスは今まで山ほどあったし、世界が屈してたらこんなことになってないって。

むしろ、マイケルが屈しちゃってる始末で、今回だってお兄ちゃんが助けてくれなかったら、一体どうなってたことか・・。

 

前回、シーノートとシバに置き去りにされたマイケルたちがシバの助言を受けて、最後の頼みの綱として、リンカーンのパスポート問題で揉めたオマールを頼ることに。

オマールは一人で、内戦の影響を受けない穏やかな民族の海の村、ファイーシャを目指すところで、マイケルたちはオマールに過激派に売られそうになりましたが、なんとかオマールを脅しつつ、一緒に砂漠を走りファイーシャを目指すことになりました。

 

一方、アメリカでは案の定男女の殺し屋二名があっさりと釈放されて、ファイーシャに向かうマイケルたちを衛星で追跡。

途中、ポセイドンの手下がガソリンスタンドに寄った彼らをイエメンの過激派に襲わせ、マイケルを亡き者にしようとしましたが、間一髪で失敗。

ですが、ファイーシャにコネのあるオマールをここで襲われたことがきっかけで失うことに。

 

砂漠の道なき道をジープとランクルでどこにあるかもわからないファイーシャに向けて車を走らせていくマイケルたちでしたが、過激派の次は、シバに変態ストーキングをしていた男が発狂してマイケルたちを追跡!

その男を振り切るために、マイケルと他三名の二手に分かれて行動し、マイケルがストーキング男を巻くことにしたのですが、マイケル頑張って相討ちにはしたけど、刺されて瀕死・・。

 

残りの3名は、道なき道の砂漠で途方にくれていたところ、ジャが空にカモメが飛んでいることを発見し、海鳥のカモメを追跡すれば海にたどり着くということで、海はともかく、あっさりとファイーシャに到着。

いや、あっさりすぎだわ(笑)

って、突っ込んでましたが、ファイーシャの子どもたちには一時癒されました。

素朴で微笑みを絶やさない少人数の村ファイーシャ。(オマール談)

サヌアの混乱からすると、天国のようでした。

 

そして、わたしだけでなく、ファイーシャの人たちにしばし癒されるウィップと、ジャとリンカーンでしたが、マイケルが来ないことで焦るリンカーンが砂漠に探しに出ようとするも、ウィップとジャに止められ、なすすべがなかったところに、オマールがファイーシャの子どもたちにプレゼントするって言っていた花火がここにつながる伏線だったとはさすがに気づきませんでした。

 

花火を狼煙替わりに使って、ファイーシャの村を砂漠で途方に暮れているだろうマイケルにアピール。それを見て今にも死にそうだった瀕死のマイケルがどこからどのぐらい歩いてきたのかファイーシャに辿りついて、無事にリンカーンと再会。

 

マイケルが死にそうになっていたところで、この村には医者がいないから500キロ先のイエメンのサヌア(紛争地帯)に戻るとかリンカーンが言い出して、

「えーーー!?あと3話しかないのに振り出し!?」

って、さすがに思いました(笑)

 

ここに来て振り出しはさすがにないし、残りのエピソードの数的に無理だと思うので、何か起死回生のマイケルが死なない案が出てくるんだと思います。

プリズン・ブレイクのいいところは、主人公が絶対死なないっていうところなんだからそこは守って欲しい!

そして、観ているこっちもマイケルは絶対死なないという安心感もある(笑)

なにしろ、一旦死んだ主人公を生き返らせてるからね、このドラマは。

 

 

最後に、マイケルがガソリンスタンドでチャットで交流していた謎の人物『ブルーハワイ』さん。

すっごい豪邸に住んでる人だったけど、ルックスと部屋の内装がが出落ちすぎ。

殺し屋が、『ブルーハワイ』さんの家で普通にピンポン押してるのも面白すぎたけど、登場したブルーハワイさんが意表突かれすぎて、思わず「えーっ!?(笑)」ってなりました。

あれがもし、スクレの変装とかだったら更に面白いのになー。

 

何しろ、今回はサラとかジェイコブとかティーバッグとか出てこなくてケラーマンの生死も不明だし、アジア人(今回は日本人)がまた政府側の内通者の悪役かよーっていう、アメリカというかプリズン・ブレイクにおける根強いアジア人差別を感じずにはいられなかったですが。

今回、韓国人がチームに居て今のところ割といい役だけど、冒頭の話を踏まえると、最後裏切るか死ぬ可能性が一番高いのジャだと思います。

 

残りあと3話かー・・。

マイケルとリンカーンアメリカに帰れるのかな(笑)

 

というわけで、それではまたー。

 

<スポンサーリンク>