先週の宣言通り、リピートしてきましたとも!
『アントマン&ワスプ』。
今回のレビューは、ネタバレ版ですよー。
しかも最後には、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のことにも触れていますので、ご注意くださいね。
今回の記事は、特にMCU好きに向けて、発信している内容になっております。
(画像は公式サイトにリンクしています)
※このページを開いた方は、『もう観た』って方がほとんどだと思いますが、一応こちらのページも宣伝ということで、先週のネタバレなし版の感想は下記でございます。
先週金曜日の【金曜ロードショー】で地上波初登場ということで『アントマン』が放送されました。
マーベルファンとしては、あまりマーベル映画が地上波で放送されないこともあり、浮き足だっていましたが、キャンペーンの応募が思ったよりめんどくさく時間がかかり、ややこしかった関係で映画に集中はできなかったのですが、それでも、嬉しく思っていましたし、結果最初から最後までテレビにかじりついてしまいました。
わたしは、完全字幕派なので、音声を英語にして字幕を出して観ていたのですが、後で『アントマン』ではまだワスプではなかったホープの吹き替えが、かなり湾曲な表現をさせてもらえれば【斬新だった】との話を聞き、今更ながらものすごく気になるのでこの際せっかく地上波だし、吹き替えで観とけばよかったと若干公開はしているのですが(笑)
というわけで、『アントマン&ワスプ』ですよね!
先週は2週連続入場者限定配布品の、マーベル10周年記念バージョンのポスターが欲しかったので公開直後に時間を捻出してバタバタと観てきたのですが、それでも最高に面白く、今週のポスターも欲しかったので向かったわけですが、(先週行ったばかりで、まだ話も全然頭に残ってるし)っていうことで、気持ちは割と落ち着いていたのですが、IMAXの3Dが2D字幕とは別物すぎて、すでに「もう一回観に行きたい」となっている次第です(笑)
今回は二回目なので、改めて『アントマン&ワスプ』の素晴らしかったところを熱く語らせていただきます。(ネタバレ版なのであらすじは割愛)
主演の二人の美男美女ぶりとキャラの素晴らしさはわたしが語るまでもないし、他の方がたくさん語っていると思いますので、ちょっと違う方向からアントマン&ワスプの感想を述べたいと思います。
老け専イケオジ好きのわたしには、ハンク・ピム博士を演じるマイケル・ダグラスの渋さとかっこよさは語らずにはいられないし、ピム博士のすばらしさも語らずにはいられないからです。
現時点で、マイケル・ダグラス氏。
1944年9月生まれで今月で74歳ですよ?
撮影時は現在より若干若いとしても70代であの渋さと色気と血の気の多い感じ。ヤバくないですか?
ハリウッドの重鎮と比べるのも恐れ多く、大変おこがましいのですが中年女性であるわたしの父親よりも、だーいぶ年上なんですけど。
そもそも、わたしは、洋画や洋ドラの『短気ですぐブチギレる血の気の多いインテリおじさん』が大好物なんです。
ハンクも天才の割にすぐ手が出てトラブルばっかり起こし、若いときは世界平和的なことにその頭脳を提供するも短気と驕りがすぎて、自分の興した会社を人に取られたり、更には人間関係がうまくいかず恨まれたり、仕事でもそんな感じだし、友達も居ない。
プライベートでも母を失った娘への愛情表現も下手であったため、こじれた父娘関係を修復するにも、コミュニケーション能力が天才的なスコットという存在が現れなければ、一生娘ともわかりあえないまま死んでいったかもしれない。
そして、人生の後半はアベンジャーズ的な世界平和ではなく、その天才的頭脳を妻を取り戻すことに捧げることになるわけですが。
アベンジャーズの壮大な世界観ももちろん大好きなのですが、スコットの家族、ピム博士とホープの家族という、この小さくまとまったアントマンの世界観というのが含まれているというものMCUの魅力の一つなのです。
今回のアントマン&ワスプでの今後語り継がれるであろう名シーン、ピム博士の妻であり、ホープの母であるジャネットがスコットに憑依したところでのマイケル・ダグラスの演技、超グッときました。スコットの憑依演技がうますぎたのもあるけど、ピム博士がスコットを見て、「honey・・」と呼びかけた時は、泣きそうになった(涙)
無事、量子世界からジャネットを取り戻し、ラストに海辺でオルゴールサイズのレトロな木箱から、昔家族で住んでた家のミニチュアを取り出して、大きくした時はそのロマンチックさに感動。
30年は長かったけどピム博士がジャネットを取り戻せてよかった!って心から思ったし、わたしは女心を取り戻しました(笑)
だいたいが、自分より賢いか同等レベルの女性を妻にするような男は、いい男って相場が決まってる。
量子世界、といえばこちらにも触れなければいけません。
天才、ピム博士の設計した量子世界とつながる量子トンネルと、そのトンネルが繋がっている量子世界、IMAX3Dで観るその二つはすっごーく綺麗で、もう特にピム博士がジャネットを迎えに行く時のシーンなんかはもう、ちょっとした最新式のテーマパークのアトラクション並み。
IMAX3Dは普通に2Dを観るより映画代が高いですが、高い入場料を払って何時間も行列に並び、わずか数分のアトラクションに乗ることを考えれば、コストパフォーマンスがよすぎます。
そんな壮大なものを設計するピム博士ですが、ルイスに最高!と言わしめた丸いケースにたくさんの種類の車をミニチュアにしたものを詰めたケースやら、ミントケースに自分のボディガードとして、アリたちを入れていたり、ラボをリモコンでキャリーケース大にして移動させることのできる遊び心。
そういうところも、ピム博士の推していきたいところでもあります。
ここまで、ピム博士のことばかり語ってきたわけですが、ワスプのすばらしさは前回のレビューで少し触れたし、カーアクションシーンなどや、物質や動物、人の大小の変化の面白さは『アントマン』をはるかに超えてきているし、ルイスにはまだまだこれからスコットの相棒として頑張ってもらいたいし、たくさん笑わせてくれてありがとうとは思っていますが、それをまた更に言い始めると、非常に長くなりますので、そこも割愛して、主人公スコットと愛娘キャシーのことについても少しだけ語らせてください。
キャシーの天使ぶり、健在すぎ問題。
アントマンでは、ピム博士とホープの父娘関係と、スコットと離婚した妻が新しいパートナーと育てている娘キャシーとの関係という、二組の父娘が描かれてきていたわけですが、誕生日にパパからもらった変な不細工人形に大喜びしていた小さい天使だった娘が、10歳になってちょっと大人になっても、まだまだ天使な奇跡。
優しくて大好きで人助けをするヒーローなのに、ちょっと頼りないパパを心配し、パートナーが必要と助言したうえで、自分を選んでくれなかったとちょっと拗ねる魔性の素質!
天使は天使だけど、小悪魔的な天使になってるのが可愛くて倒れそうでした。
色々片付いたあと、パパとホープと三人で映画に出かけるキャシー。
この映画が、ノートPCの上映とは大感動でしたが、優しい実母と、優しい継父に愛情いっぱいに育てられているうえ、娘を溺愛する実父スコット、かっこよく美しく賢い女性ヒーロー、ホープに見守られて、今後すくすく成長するキャシーの夢は「人を助ける人になりたい」。
是非とも夢をかなえて、MCUの女性ヒーローになってくれ!
スコットはまたなんかしらやらかして捕まり刑務所に入って、その間ワスプの相棒として活躍する話とかでもいい。
キャシーがMCUのヒーローになって夢を叶える姿を見せて欲しい!
そういう成長物語があってもいいのでは? と今回思いました。
そして、そして、まさか今回の『アントマン&ワスプ』がインフィニティ・ウォーにつながってたとはねー。
(以下、インフィニティ・ウォーのネタバレが入っていますのでご注意ください)
アベンジャーズのメンバーがワカンダと宇宙で、地球を守ろうとなんやかんやごちゃごちゃやってた一方、シビル・ウォーにも登場していたヒーローが家族問題に取り組んでいたというオチ(笑)
いや、笑うところじゃないんだけど、
えーーーーっ!?
とはなりました。
さすがMCU、ぬかりなし。
今後、量子世界に入ったままのアントマンがどうなるのか、(すぐさまシュリ連れてこい!) とは思いましたが、インフィニティ・ウォーは二回観たのに、シュリが半分のうちに入っていたのかどうか記憶が定かじゃないので、インフィニティ・ウォーの確認も急ぎます。
そして、最後に余談になりますが、今回の『アントマン&ワスプ』では、劇場入場者プレゼントとして、一週目と二週目で違う図柄のMCU10周年記念ポスターがもらえたわけなのですが、わたしは運よく二枚ともゲットさせてもらったのですが、手元にある人はわかると思うのですが、なんかこのポスター変じゃないですか?
もらった時は、やった~! ぐらいの呑気な感じだったのですが、並べてよくよく見ててみると、今までのMCUにおける人気キャラクターランキングからするとすごく変な感じなんですよ。
一週目の方を見た時は、最初はデザインした人の趣味が遺憾なく反映されているな。ぐらいにしか思ってなかったのですが、二週目のポスターを見てみて、余計違和感が高まり、一週目のほうもよくよく見てみると、スター・ロードがソーやスパイダーマンより大きいメインのコマに居たり、こんなにたくさんキャラが居る中でファルコンが選抜されている。
誤解を招かないように一応弁明させていただくと、わたしはファルコン炎上問題の時に超腹が立ったほど、ファルコンは好きですが、この人数の中にわざわざファルコンを盛り込んだのは意味がありそうな気もしたし、二週目の集合写真ポスターに至っては、センターがヴァルキリーと、ロケットなんですよね。
さすがにヴァルキリーの隣はキャップで、ロケットの隣はブラック・ウィドウですが、ヴァルキリーの足がキャップにかかっている(笑)
いいの? 10週年記念ポスターがこれでいいの? とは正直思いましたし、後からあとから、ロキってこんな色の衣装だったっけ? ハルクにかぶるから青にしたのかと思ったけど、だったらどっちかの場所を移動すればいい話だし、とか、ブラック・パンサーのスーツってこんなだっけ?どっちかというとキルモンガーぽくない?とか、色々ごちゃごちゃ考えてしまって、もしかしてアベンジャーズ4に繋がっているポスターなのではないかと、妄想が膨らんでしまっています。
このファン心理、誰か助けてーーー!(笑)
というわけで、またMCUのお話でお会いしましょう。
『アントマン&ワスプ』はもう一回ぐらい劇場に行ってしまうかもしれない(笑)
というわけで、それでは、またー。
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