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『LUCIFER(ルシファー)』シーズン2 完走 LAで巻き起こる天使の初恋&反抗期物語。

ドラマ『LUCIFER(ルシファー)』シーズン2完走です。

 

2019年、年の瀬にまんまとどハマりした『ルシファー』

シーズン2も無事に完走しました。

キャストたちのチームワークも良くなり、笑いどころも増えてすごく面白かったです!

 

ところで、ルシファーとアメナディエル兄弟が、観光バスでLAの街を観光中、ルシファーが「ロサンゼルスは天使の街」と発言します。

(ん? 天使の街? あれ、ロサンジェルス後半のアンゼルスはエンジェルスか?)と思い、調べましたよー。

 

結果、【Los Angeles】スペイン語でした。

ロスは英語のLoss(損失)とは関係なく、スペイン語の冠詞です。

ロス アンヘレスで、ロサンヘレスと読みます。

まんま、スペイン語【天使たち】という意味です。

 ちなみに、チリにも Los Angeles という都市があるみたいです。

そちらは南米なので、もちろんスペイン語読みです。

ルシファーの舞台にアメリカのLAが選ばれたのも納得の理由でした。

  

※シーズン1未見の方はこちら 

www.meganetamago.com

 

あと、シーズン1から気になっていた、ルシファーがクロエに呼びかけるときの【Detective】 という言葉。

字幕では【刑事さん】と訳されていますが、実際などんなニュアンスなのか気になって調査。

 

まず、グーグル翻訳に【Detective】をかけると、【探偵】と訳してくれます。

『名探偵ピカチュウの原題は『Detective Pikachu』なのです。

ピカチュウといえば2019年の紅白の集団ピカチュウダンス、倒れそうになるほど可愛かったですが、ピカチュウの愛くるしさは世界共通。

刑事というと映画などの物語のおかげで【Cop】や【Police】などのイメージがあるわたし。

とりあえず辞書で、この三つを調査すると、

 

Cop:巡査、警官

Police:警察、警官

Detective:探偵、刑事

 

となります・・が、ニュアンスの違いがわからん。

日本では、全部『刑事さん』やんけ! となり、カーッとなって、ネイティブの方が英語についての疑問を親切に質問に答えてくれる英語の掲示板を発見したので、何個か読んでいたところ、義務教育レベルの英語力すらもないわたしのざっくりした解釈を日本語で現すと、

 

Copは名詞で使うと、日本語的には”オマワリ”とちょっと乱暴な言い方として使用。

Policeは人ではなく組織的な意味合いで使うことが多く、Police Officerで、”お巡りさん”

Detectiveは、”刑事さん”として使う場合には、Police Detective、探偵としての場合は、 Private Detective と説明している人もいました。

警察組織のなかで、私服警官(基本はスーツ)であり、専門的な犯罪を担当して捜査するのがDetectiveと理解。

海外ドラマによく出てくるFBIの人たちなんかもDetectiveなのかなー。

ブルックリンナインナインの人たちもそうかも。 

 

例をあげると、 

牧歌的な田んぼを自転車に乗って町の人に挨拶しながらパトロールする人気者だがドジっ子 Police Officer がいる平和な温泉町で、事件が起きる。

現場に駆け付けた、Police Officer が現場検証をしているさなかに、本庁から有能なエリートキャリア Detective が登場し、本部が立てられ捜査を仕切られる。

その事件に首を突っ込む、世話好きで勘が働く、ミステリーマニアの地元の温泉旅館のおかみさんが、Private Detective ってところでしょうか(笑)

 

英語に詳しい方、間違っていたら是非教えていただければ幸いです。

 

というわけで、前置きはこのへんにしてシーズン2のネタバレ感想に入らせていただきます! 

 

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シーズン2は女性陣の活躍がめざましく、同じ女性として観ているのが非常に楽しかったです。

 

ニューキャラの天使たちの美しすぎる母である女神が登場したことで、 どうなることかと思いましたが話としてはうまくまとまっていたのかなーと思います。

見た目はいい年の男性ですが、反抗期と初恋が同時にやってきた高校生男子とその母との物語みたいでした。

ただ、若干、女神のくだりは途中から飽きてきていたので、シーズン3に持ち越さなくてよかったなって思いました。

彼女が子どもを愛していたのは本当だったと思うんですが、母の幸せ=子どもの幸せっていう考えが見ていてだんだん息苦しくなっていたし、そこをルシファーが頑張って、女神が子離れしてくれて、見ていてスッキリでした。

 

キリスト教における女神ってうのがなんのことかわからず終始もやもやしていました(笑)

調べても調べても、なんだかわからなくて。

神って何でも作れるから、人も動物も全部作り出したのは神っていうのがキリスト教の教えで、女神が出てくるのって神話なんだよなー。

そもそも、キリスト教イエス・キリスト自体、おおざっぱにいうと宣教師ですよね。

神の実態がないから、キリストに祈りを捧げているんだなっていうことがここ最近のキリスト教への造詣によりわかってまいりました。

天使自体、神の子ではなくて”御使い”が役目・・とか言い出すとドラマの設定が崩壊しちゃうからここらでやめて、話をもとに戻しますね(笑)

 

もう一人のニューキャラの科学捜査担当のエラは可愛くて優しくて気遣いもできて仕事も有能で、欠点がなくて大好き。

恵まれた家庭環境ではなかったにもかかわらず神を信じてるっていう点でピュアさが際立っていたし、神を信じる存在がルシファーのそばに居たことでの影響も少なからずあった。

 

シーズン2のメイズは、生まれたての子犬みたいでものすごく愛くるしかったです。

ルシファーへの執着から少し離れ、友人を持つ喜びに目覚めたメイズがリンダやクロエにべったりだったり、いざというときは頼りになるのに、お腹が空いて死ぬとご飯を要求したりする。

というわけで、メイズを中心とした女子会エピソードはシーズン2の中でまさしく神回だったなと思っています。

あんなに美人なのに、ダサいクロエと、メイズの「わたしのク●女」は最高フレーズ!

人間界で傷つかないように守ってやらないと・・的な庇護欲まで生まれてしまい、ますます好きなキャラクターに。

 

リンダに正体を明かしたルシファーに対し、リンダがどう対応するのかに注目していましたが、最初はリンダが拒否している姿を見て少し残念に思っていたけど、自分が想像もしていないようなことをすぐ受け入れるのも不自然だし、メイズがリンダにしつこく絡んでいっていたので、メイズ頑張って!! ってめちゃくちゃ応援してました。

メイズの頑張りが実って、自分の身に起きたことを受け入れる覚悟を決めてくれたリンダには心の底から嬉しかったし、感動して泣いた(笑)

メイズは、友情を貫いてルシファーのしりぬぐいもしたし、リンダの命を助けたし。

 

 

 リンダのカウンセリングも相変わらずで、ルシファーと一緒にわたしもカウンセリングされた。

プロ根性が素敵だった。

ルシファーやメイズ、アメナディエルが人類ではないと腹を決めてからのリンダはプロに徹しててすごくかっこよかったです。

あくまで患者の心に寄り添おうとするリンダがとても癒された。

ラスト、女神に立ち向かってズタボロになった姿をメイズが発見したときはガチ泣きだったし、アメナディエルが頑張って、病院でルシファーに「自分の意思よ」って伝えたときはかっこよすぎたし、心底ほっとしました。

ルシファーに限らないけど、メインキャストの死人を出すのはダメです。

 

あと、女性陣といえばすごく好きなエピソードだったのが初恋と反抗期をこじらせて家出したルシファーが、ベガスで勢いで結婚した体で連れて帰って来たコットンキャンディ86ちゃんが登場したep14です。

めちゃくちゃ可愛いしいい子だし、人見る目あるし、むしろルシファーとお似合いじゃない? クロエは面倒だしこのままキャンディちゃんと幸せになれば・・とすら思っていたので、すごくうまい着地をつけてくれて胸がいっぱいになってしまったエピソードでした。

キャンディちゃんと最後のクールキャラの演技の振り幅も見事で、1エピソードだけは非常にもったいなく感じました。

 まだ、シーズン3と4は観てないけど、ファイナルシーズンにだけでも出てくれると嬉しいなーと思います。

 

うだつの上がらないクソ真面目天使兄ちゃんアメナディエルは、最終回では父の愛を感じて浮かれてて、ますますイライラしたけど、リンダのために頑張ったから許すしかない。

天使を許すって・・って話にはなると思うんだけど、わたし無神論者だから関係ないし!(笑)

 

そして最後、ルシファーとクロエの恋はじれったいですねー。

ルシファーはさすが初恋なので、ピュアすぎてもどかしい(笑)

シーズン2ではダンとクロエの出会いも描かれていて、ダンとクロエの恋愛期から結婚、子どもが出来て幸せだった生活のことも考えるとなんかこういろいろ思うところもありました(ダンいいやつだから)が、愛を信じてる天使ってなんか尊いよね・・。

要は自分の愛もそうだけど、クロエの愛を信じられないことに傷ついていたわけじゃない?

偶然出会った二人が、徐々に関係を築いて心を通わせたんじゃないかもしれないっていう、クロエの自分に対する愛情は偽物かも・・っていう部分。

それで、神に対して猛烈に怒っていて、悲しみにくれていたわけだけど。

 

ただ、おこがましい話ですが、もし自分がクロエだとしたら「あなたは神の力によって愛された人間です」って、悪魔を自称する好きな人に告げられたとして、好きな人が悪魔なところと、自分が神の祝福によって生まれたところまでは100歩譲って信じるとする。

でも、クロエがあの強烈な母親であったとしても、ダンディで優しい大好きな父親の元で大事に育てられ美貌も備わっており、普通に生きてきて、母の仕事の女優に憧れてとしてデビューしたものの警察に転職。

結婚、妊娠、子どもも授かり仕事でミス的なものはあったものの、挽回し今はそこそこの人生を送っている身として、神に選ばれた自覚もないわ、不死身でもないわ、特殊能力もないわで、自分の感情を仕組まれたものだからって言われたとしても「だからなに?」ってなるよなー。

うるさい、時間がもったいないんじゃ!! ってなると思う(笑)

 

でも、わたしが「だからなに?」って思うのも、この年だからで少女漫画とか、若い子用の映画だと(え・・・うそ・・。この気持ちって本当じゃない・・の・・?(涙))って絶対悩んだりするし、それを乗り越えて、真実の愛にたどり着くのがセオリー。

この二人は中身が思春期だから、シーズン3でそういう展開になったりするのかもしれない。

せっかく天使のドラマにどっぷりハマっているんだから、わたしも思春期に戻ったつもりになってピュアな気持ちでシーズン3を迎えたいと思います。

 

リンダが巻き込まれてしまったことで、心を痛めたルシファーがクロエに自分のことをきっぱり告白しようと向かった先で、誰かに拉致られてメキシコっぽいところで傷だらけになり、羽が生えていたラストシーンはテンション上がりました。

 

えー、羽ってそういうシステム(?)なんだ!!

 

羽をもがれて(自分でだけど)も生えてくるんだ!

って思ったんだけど、また父親の策略がー・・とかグズグズ言い出すのかなー(笑)

リンダは、仕事といえど本当にえらいなー、それこそあの仕事天職だと思う。

 

シーズン3はテイストが変わって、挫折の危機と聞いているのでちょっと心配ですが今のところ誰が特別好きっていうよりもドラマ自体をどっぷり推している状態なので、頑張って乗り切って、今年配信(?)のファイナルシーズンを迎え撃ちたいと思います。

 

というわけで、それではまた。

 

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