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【Netflix】『アンブレラ・アカデミー』シーズン1第7話『恐れた悪夢が起きた日』 感想 続『ヨハネの黙示録』。

『アンブレラ・アカデミー』シーズン1第7話『恐れた悪夢が起きた日』感想です。

 

第6話で『黙示録』とはなんだ? という疑問がわいたので『黙示録』について調べてみたら、6話冒頭の感想の通り、最初は全然意味がわからなくてお手上げだったんですが、意味がわからないながらも『アンブレラ・アカデミー』に繋がりそうなキーワードが、随所に盛り込まれていることが気になってずっと調べてしまっていたんです。

最初は全くの【無】の状態からスタートしたヨハネの黙示録のことについても、調べていくうちになんとなく色々わかってきて面白くなってきたので、前回に引き続きその調査報告をしたいと思います。

 

ヨハネの黙示録は、その難解さから取り上げられることも少なく新約聖書の最後にひっそり掲載されています。

何故、難解なのか? という理由には諸説あり、ヨハネの言語力(ギリシア語)の問題、訳し方がおかしい、そもそもヨハネが書いてないなど色々あるのですが、わたしが一番、それっぽいなと思ったのが『1世紀の終わり、当時のローマ帝国ドミティアヌス帝に迫害されていたキリスト教の勝利を現す、キリスト教への励まし文書だったから』でした。

要は「わかる人にだけわかればいい」と思って書いた暗号文のようなものだったようなのです。実際は世界の終末ではなくて、ローマ帝国の終末を描いた話っていうのが一番腑に落ちました。

ローマ帝国にバレると、ドミティアヌスとかいう人の怒りに触れちゃうじゃないですか。

迫害されていたキリスト教が神のご加護のもとローマ帝国が滅び、キリスト教が勝利するという内容『黙示録』だとすると、納得できるんですよね。

 

そして、キリスト教信者への自己啓発本的な位置づけだったのが『黙示録』だったという話は置いておいて『アンブレラ・アカデミー』に繋がる話を少ししますよ(笑)

 

キーワードは7人の天使7つの封印7つのラッパ7つの鉢、そしてもう一つ4騎士。

 

まずは、7つの封印のうち4つ目までの封印が説かれると4人の騎士が現れます。

一人目:白い馬に乗った、冠を与えられた支配者

二人目:赤い馬に乗った、戦を司る剣を持った者

三人目:黒い馬に乗った、秤を持つ食料を司る者

四人目:青ざめた馬に乗った、死を司る者

そして、第五の封印を解くと殉教した人たちが復讐を求め大声で叫び、第六の封印を解くと、天変地異が起こります。

そして、封印を解くあたりのくだりで、第七の封印のことは出てこないんですよ。どこにも。

第七のラッパの内容が封印のこととか、こじつけ的に言ってくるんですけど、忘れてたんじゃない?って正直思いました(笑)

『アンブレラ・アカデミー』でも初期№7は空気扱いじゃないですか。

 

 

そして、6人の天使がラッパを吹くと、ぞれぞれ災いを引き起こします。

隕石の落下、食糧難、疫病、天変地異、戦争などです・・が、印のあるもの(信者)だけは大丈夫だったりします。

最後7人目の天使がラッパを吹くと、神の怒りが入った鉢を一つずつ持った七人の御使いが現れる。

そして、更に7人の御使いが7つの災い(前半の災いの内容と似たり寄ったり)の鉢をこの世にぶちまけて世界を崩壊させます。そして封印、ラッパ、鉢でさんざんっぱら世界をめちゃくちゃにしておきながら『世界が崩壊したことを喜びなさい』と告げる。

 

わけがわからないような気もしますが、前述のとおりキリスト教信者を励ます内容の書物だとすると、この一文も納得で、最後は、獣(ローマ帝国や、神を信じない人たち)が、神の力によってせん滅し、一度今の世界を崩壊に導き、神の手によって復活を遂げ、自分たちキリスト教が世の中を支配する新しい世の中が作られる・・的な締め方がされています。

 

さんざん調べたけど、無神論者のわたしとしては(まぁ、・・うん、宗教書だしね・・)みたいな感じの結果ではありましたが、№7がやっぱり肝というのはよくわかりました。

そして、№1~№4が4騎士なことも。

あと第7のラッパを吹く時に『二人の証人』というキーワードも出てくるんですよね。これ、チャチャとヘイゼルなのかなぁ・・とうっすら思っています(笑)

 

読者の方々においては、もう飽きたかなと思うのですが、また、これ系で関連しそうな事案があったら調べてみたいと思います(笑)

 

第6話の感想はこちら 

 

www.meganetamago.com

 

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※以下、ネタバレありあらすじ及び感想です。

 

シーズン1第7話。 『The Day That Was』

【ハロルド・ジェンキンス】とは、№1から№7のきょうだいたちと同じ誕生日に、普通分娩で生まれた男子だった。ハロルドの母親は分娩の際死亡した。ハロルドは成長し、自分と同じ誕生日であり特別な存在として世に認められている【アンブレラ・アカデミー】の熱狂的なファンとなり、自分にも何か特別な能力が備わっていると信じていたが、父親はそんなハロルドを否定し、酒に溺れ、そこに虐待も加わっていた。ハロルドは、アンブレラ・アカデミーのイベントの際、ハーグリーブス卿にアンブレラ・アカデミーに入りたいと懇願するが「君は普通の子だ」と冷たくあしらわれる。ハロルドはハーグリーブス卿の言葉に絶望し、自分を愛さない父親を殺害。12年の実刑を受ける。

№2ディエゴは警察の伝手を辿り、【ハロルド・ジェンキンス】の資料を頼むが、自分がチャチャとヘイゼルが殺した警察官の容疑者なことを知る。

ディエゴは警察官殺害の容疑で逮捕されたが、代わりに【ハロルド・ジェンキンス】の資料を手に入れた№3アリソンと№5。アリソンは【ハロルド・ジェンキンス】が№7ヴァーニャの恋人であり、【レナード・ピーボディ】を名乗る人物と知る。

ヴァーニャとレナードは、ディナーの帰りにガラの悪いメンバーたちに絡まれレナードが暴行を受けると、ヴァーニャが【力】を発動させてしまう。暴行が原因かヴァーニャの力が原因か不明だが、レナードは右目を負傷する。

月に行った4年間が無意味だと思い込んでいる№1ルーサーは、家を飛び出し街に出る。心配した№4クラウスは№6ベンに励まされながら彼を探すと、ルーサーはクラブでハイになっていた。彼をなんとか助けようとするクラウスだったが、クラブで渡された薬の誘惑と戦うことになるが、究極の状態でやっと【彼】が現れる。

 


 

『ハロルド・ジェンキンス』、レナードだったんですね。

この段階にきて、いきなりニューキャラ登場もないかなと思っていたので、そうかなとはうっすら思っていたのですが、子ども時代ちょっとかわいそうでした。

『特別に生まれた43名の子どもたち』っていう、センセーショナルな面に意識が向きがちだけど、同じ誕生日に生まれた普通の子どもたちが山ほど世界中にいるっていうことは、意識からすっぽり抜け落ちていました。

子どもの時って、自分が不遇な境遇であればあるほど【得体は知れないけど特別な何か】が自分を救ってくれるものだと思い込んでしまったりもするし。

居もしない『生き別れになった双子がどこかにいる』とか、『実は自分は川の下で拾われていつか本当の親(お金持ち)が迎えに来る』とか、そういう類のこと。

ましてや、ハロルドは自分を生んで母親が死亡し、同じ誕生日に【アンブレラ・アカデミー】が存在しているとなれば、心の拠り所として妄信するのも若干仕方ない気はするし、子ども(ハロルド)に対してのハーグリーブス卿の態度はやりすぎだし、周りも笑いものにするのはひどい。

そんな笑うようなことじゃないと思うんだけど・・。

しかし、ハロルドも可愛そうではあるけど、父親をなぶり殺しにするのは、ちょっとサイコパスの気はあると思う。

今回、ヴァーニャの力が発動されたのも、レナードの策略なんじゃないかなと。

だって、あんなことある? 自分をボコボコにしろとお金であの人たちを買ったんじゃないかとうっすら思っています。

 

だけど、ハロルド・ジェンキンス【守れ】というのはどういうことなんだろう。

やっぱり、ハロルドの死で怒り狂うヴァーニャを止めろということなのだろうか。

彼は右目を負傷していたから、ルーサーが握っていた義眼はレナード(ハロルド)のものだったとすると、あの場に全員一緒に居たということだし、№5はそれこそ4騎士の遺体は発見してるけど、ヴァーニャのは発見していない。

アンブレラ・アカデミーがいくら特殊能力を持っていたとしても、世界の崩壊を止めるレベルの力ではないような気がするんです。

ヴァーニャは逆に崩壊させそうな感じだけど。

 

クラウスが、ルーサーを探してクラブにたどり着き、薬の誘惑と戦っている間にハーグリーブス卿が現れてクラウスと話すことができた。

クラウスは何故ハーグリーブスを呼ばないんだ、と思っていたけどチャレンジはしていたんだなってことがわかって、ごめんって思ってました。

ハーグリーブス卿が語る自分の死因は『自殺』で、きょうだいたちを一か所に集めるためだったと言っていたけど、あと何日か後に世界が崩壊するあたりの日って、遅いよっ!(笑)

焦るじゃん、気持ちが!! もっと早くしてくれていれば、レナードはクラウスの捨てたノートを拾わなくて、ヴァーニャとレナードも出会わなくてすんだけど、ヴァーニャの力が発動されないからダメなのか。

ハーグリーブスもぐずぐずもったいぶってないで、ヴァーニャのことクラウスに言えばよかったのに・・って思いました。

結局、大事なところは聞けずじまいで去ってしまった。

 

№5が指令をいじったことでチャチャとヘイゼルの未来が少しだけ変わったのも、このエピで面白かったところです。

チャチャもヘイゼルもお互いがお互いを撃てなかったですね。

ヘイゼルはあと数日、愛する人と過ごしたいと去っていってしまったけど。

ところで、ヘイゼルとドーナツ屋の女主人の年の差気になりませんか?

中の人の年の差で申し訳なんですけど、判明しました。

ヘイゼルの中の人32歳ドーナツ屋の女主人の中の人63歳でした。

63歳にしてはかなりお美しいですが、やっぱりそのぐらいの年齢だよね・・とは思いました。

二人の恋の行方、個人的にめちゃくちゃ気になってますし、応援してます(笑)

 

というわけで、それではまた。

 

 

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