テレビ番組なので若干の(?)脚色や台本的なものが存在するとは思うのですが、人生で一回でも、バチェラーやれたら最高だよね?
設定が、漫画かアニメみたいじゃないですかー。
様々なグッドルッキングな人々が自分を取り合って、様々なアピールと騙し合いをしているうえ、主導権は全て自分の手の中。
今まで色々なモテ期を経験した人だって、このようなことはなかったと思うんですよ。
バチェラーは独身男性って意味なので、女性であるわたしはやれないのですが(笑)
そして、バチェラーを観るのが初めてなので、ルールをまだよくわかっていないところが多々あるのですが、最後バチェラーが薔薇の花を渡して残す人を選ぶ儀式(?)があるんですけど、エピソード1もエピソード2も(あなた・・誰ですか・・?)っていう人が居て、番組自体がすでにネタバレしちゃってるけど、序盤はそういうものなのですか。
今後主要メンバーになる人はインタビューカットがあったり、中心的に映されている(多分)。
そんなにするんだったら、最初から人数減らしてやればいいのに。
だって、最初のエピソードで5人も落とされてるんだよ?
というわけで、今回の『バチェラージャパン シーズン3』のバチェラー友永氏が長い時間をかけて20名の女性の中から、結婚相手の候補を一人に絞るまでが配信されたわけですが、エピソード2まで観たところではまだ『ガチでやべーやつ』感はまだない。
ただ、ものすごーーーく子どもっぽいなと。
思春期をフランスで過ごしたから日本の女性に馴染みがないのか、バチェラーとして振る舞わないとっていう気負いがあるのか、女性に対する態度がものすごくわかりやすくて、ぎこちない。
その分腹黒さは感じないけど、”高校デビューをキメたら、急にモテちゃってわちゃわちゃして浮かれてるけど、頑張ってスマートにしていないと女の子たちに見透かされてしまう!”っていう風に見える。
大学デビューと迷ったけど、もっと子どもっぽいと思ったので、高校デビューにした(笑)
そんなわけでものすごく単純なので、そこそこの見た目の女の子(友永氏にとっての重要ポイントだが、そもそもバチェラーに出ている子たちはみんな綺麗)が、しっかり彼の目を見て「好きです!」って言っとけば簡単に落ちそうな感じ。
むしろ、友永氏よりも一枚も二枚も上手そうな女性陣たちに浮かぶ素朴な疑問。
ほんとうに、友永氏と結婚したい・・の・・?
エピソード1では、女性陣とバチェラーとの対面式があり、その後カクテルパーティーがあり、友永氏のおめがねにかなわなかった子は落とされて、エピソード2から2ショットデート、グループデートが始まるんです。
そのエピソード2で、すみません、ちょっとネタバレしますね。
愛犬家の友永氏が10人の女性を引き連れて犬と遊ばせる会が開催されるんですね。
「犬が苦手な女性との結婚はありえない」って。
わたしも、犬が大好きなんでそれはすごくわかる。
隅っこのほうで犬と遊ばない女性たちが数名いて(まぁ、犬が苦手な人もいるから仕方ないよね、こればっかりは)と思っていたんですけど、友永氏が声をかけたら、そのうちの1人が急に泣き出して「去年飼っていた犬が死んで、犬見ると思い出しちゃうから・・」って言ったんですね。
そしたら、友永氏がその子の手を取って「ごめん、そこまで気がつかんかった、配慮が足りんかった」(友永氏は神戸の人なので、うすい関西弁)的なこというんですが、
普通に、気付かないだろーーー!?
そもそも、ほぼ初対面だし、まだ付き合ってもいないのにそこまで配慮する必要が?
犬との付き合い方を見たくて、かわいいわんちゃんたちと女の子たちを外に連れだしたんでしょーがー。
って思ってたら、涙にほだされて2ショットデートに連れだし薔薇を渡していた。
友永氏に『犬と戯れるわたし』を必死でアピールしていた子たちに誠心誠意謝れよー。
課題に対して真面目に取り組んでいた子を選べばいいのに!
そして、泣いていた子はものすごく、ご機嫌になりデートを楽しんでいた・・。
ちなみに、その子は裏表がなく割と好きです。
あの中で一番、友永氏とお似合いだと思う。
この出来事からみても、バチェラーバイアスがかかっていると思うんです、確実に。
バチェラー友永氏と参加してる女性全員に。
20人の同じ目的を持つ人たちの中から最終的に1位に選ばれるのって、ものすっごく承認欲求満たされるし優越感だし、逆に早い段階で落とされるなんてことはものすごい屈辱ですよね。
だって、勝ちに来てるんですもん。
落とされた子たちがボロ泣きしているのを見て(たいして喋ったこともない男のこと、泣くほど好きだった・・?)っていう風に思っていたんですけど、試合に負けた悔し涙ならわかる。
「男に待たされたことなんかない」と豪語するほどの人がいるほどなので、プライドが傷つきますよね。
いずれの場合も他人に勝つような人生を送ってこなかったわたしは、負けることが前提なので、理解が足りなかった。
とても勉強になりました。
そして、落とした友永、おまえは泣くな。
(”氏”を変換するのが面倒になってきたので、今後は呼び捨てでいきます。家では呼び捨てだし)
わたしは冒頭でお知らせしたとおり最終的な着地を知って観ているので、女性陣の中から誰が選ばれるのかわかっています。
その前提で観ていると(うわ・・友永、こんなこと言ってる(笑))っていう面白みがあるのと、最終的に選ばれる女性の態度が非常に興味深い。
あとはバチェラーの楽しみ方として、カクテルパーティーでのドレスアップ姿がみんな素敵ー。
豪華なドレスを見るの非常に楽しいです。
これから、女性陣が減ってくると嫉妬や蹴落としあいみたいなものが出てくると思うのでそれも楽しみではあります(笑)
一つだけ、スタジオの進行役で芸人の今田耕司(53)と同じく芸人のオリエンタルラジオの藤森慎吾(36)と元アイドルの指原莉乃(26)が出演されていますが、エピソード2まで観たけど、我慢がならない。
不愉快すぎるので飛ばして観ることにした。
芸人2名の時代遅れな不愉快発言を、指原が頑張ってフォローしてるけど多勢に無勢だし、芸能界の先輩である2名のおじさんに対して20代の若い女の子があれこれ気を使いつつも、苦言を呈しているのを見るのは非常に苦痛。
そりゃ、常に選ぶ立場の人間は、選ばれる側の気持ちに寄り添えないっていうのはわかるけども。
藤森がごちゃごちゃ言っているのも過去の報道された恋愛遍歴がちらついて不愉快だし、現在は13歳年下(23歳)の彼女と熱愛中らしいですね。
そして、今田耕司は、なんで適齢期でもないのに【男代表】みたいな口ぶりなの?
「男はみんな、あーいうタイプが好っきやねんっ!」
って、男というより、自分の好みじゃん。
主語がでかいってこういうこと言うんだよね。
自分の家族や友人がバチェラーに出演している女性だったら、抗議したいぐらいです。
気に入った女の子を擁護し”ちゃん付け”とかしているくせに、自分の眼中にない女の子は名前じゃなくて肩書で呼んだり、個性的な子に対するイジリはやめてほしい。
ものすっごく失礼だと思うし、全然面白くないです。
あの中から好みの女の子選びたいんだったら、バチェラーになれば。
バチェラーという非日常的な企画の中で、下世話な感じ丸出しにされるとものすごく萎えます。
嫌なら見るな! 黙って見ろ! っていうご意見も当然あるかと思いますし、わたしも我慢したのですが、無理だったので飛ばして観るという折衷案を取ります。
あくまで一視聴者として、こういう人もいるっていうことでご理解願えれば。
最後になりますが、途中まで観たらまた中間報告したくなるかもしれません。
とりあえず観始めたからには完走するつもりです。
ちなみに、水田さん推しです(笑)
本人の人柄が全く見えないところが、ミステリアスで魅力的です。
というわけで、それではまた。
※続き
※ちなみにこの人はおそらく友永じゃない。