ベター・コール・ソウル シーズン5 第6話 『ウェクスラー vs グッドマン』
今回のエピソードの重要アイテム、シボレー【1970年式 モンテカルロ】。
日本ではシボレーというとカマロとコルベットが有名ですかね。
今の公式にはカマロとコルベットしかないし。
色々古い画像を見漁ったたのですが、ドラマ内で使われていた車体の色は退色した色なのか、オリジナルなのか不明でした。
似た感じのはあったけど同じような色は見当たらなかったです。
見た感じ黒だと思うし、黒だと言っていた気がしたんですけど、ネットの写真はもっと黒光りしていて。
過去には、ブレイキング・バッドでもオリジナルカラーの車が使われたりしていたので、わざといういう色にしたのかもしれません。
確かに黒光りしているより、マットな感じのほうが荒涼としたアルバカーキに合うよなー。
ジミーのカラフルな感じはそれはそれでいいんだけど、サラマンカにはマットな雰囲気が間違いがない。
1970年のシボレーはあんな感じだったけど、現在のシボレーはこういう感じになっています。
特にコルベットの赤はアイアンマンみたいな色ですごく好きだし、どの色もロボット感があって、すごくテンション上がりました。
カマロの方は色がちょっと明るいし、顔があんまり好みじゃなかった。
ブレイキング・バッド時代から作中の車のことを言及していたのですが、やっぱりスカイラーの、ジープ・グランドワゴニアが断トツで好きだな。
宝くじ当たったら、ブレイキング・バッドおよびベター・コール・ソウルの作中に出てきた車(できれば、グランドワゴニア)を買って、アルバカーキを疾走したいです!
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『ベター・コール・ソウル』Season5 ep6 "Wexler v. Goodman"
フラッシュバック。
十代前半だったキムは、ネブラスカの片田舎の夜の街で放課後、母の迎えを待っていた。
やっと現れた母は悪びれた様子もなくお酒を飲んでいるようだった。
怒ったキムは母の車には乗らないと言い張り、口論になる。
ジミーはメサ・ヴェルデを追い詰める最後の作戦でCM制作に取り掛かっていた。
そこにキムが現れ、上司のリッチーが自分を疑っているので作戦を中止したいと申し出る。
渋ったジミーだったが、キムの申し出を受け入れる。
メサ・ヴェルデ側とジミー側で和解の合議決定が行われることになった。
事前合意を取り付けていたと思っていたキムは、ジミーの突飛な行動に怒りを覚える。
一方、ガスはマイクをナチョに紹介し、今後マイクの発言は自分の言葉だと思うようにと告げる。
ナチョは、ガスに脅されていることをマイクに告げ、ガスの下につくことに警鐘を鳴らすが、マイクはラロを仕留める罠を仕掛ける。
※第5話のおさらいはこちら
クライマックスのジミーとキム。
キムが怒ってるのに、ジミーがキムの怒りをまともに受け止めてないように思えたシーン。
キムのボルテージが上がっていくごとにほんとにジワジワ感極まってきちゃって、よくわかんないけど泣いてしまった。
なんで泣いてしまったのか、本当に自分でもよくわからない。
とにかく、色々な感情がぶわーっと襲ってきて、そしたら友達も感極まって泣いたといっていて、わたし一人じゃなかった・・と思ってホッとしたんですけども(笑)
友達はジミーに感情移入したと言っていたのですが、わたしはどちらかというとキムに気持ちが寄っていて、キムもジミーに怒ってはいたけど本当は泣きたかったのかなって後になってから思った。
観ている時は感情ぐちゃぐちゃ(笑)
冒頭のキムにたたずまいがそっくりな少女が、夜の街で凛としたまま、来ない迎えを待ってる図。
そこに登場した”約束を守らない調子のいい母”が、ジミーとリンクしました。
約束する→裏切られる→許す→約束する→裏切られる→許す・・っていう悪循環のループが嫌だったけど、母とキムは男女の関係じゃないから別れるわけにはいかなかった。
でもパートナーは自分で選べるのに、好きだったけど許せなかった自分の母と似たタイプを選んでしまった。
そんな自分も嫌だった。
ジミーに騙されるたび、ジミーが人をだますたびなんとなく心の澱になっていたものが、今回自分が完全に騙されたこと、ジミーが本気でキムを騙しにきたことでたまりにたまっていた澱があふれてきてしまったのかなーと。
今回、クライマックスのシーンにつなげるためだったのか、観ているこっちまでケヴィンが気の毒になるような追いつめ方をソウルはした。
あのCMの悪意しかない内容もちょっと怖いなと感じていました。
いざとなったら、ここまでする男なんだということをジミーはキムの前でさらけ出してしまったからこそ、キムの中で恐怖心みたいなものも生まれたんだろうとは思うんだけど、ジミーがソウルの面だけじゃない一面も持っているのをキムはよくわかっているから、
今後も今回みたいに裏切られるのは嫌だ、でも好きだ、一緒に居たい。
明日は自分がケヴィンのような目にあうかもしれない。
別れるのが身のためだ、わかってる。
離れたほうがいい、一緒に居たい、嫌だ、好きだ、嫌だ、好きだ・・・・
うーーーーーーーっ!
結婚じゃっっ!!
ってなったんだろうなと思うけど、結婚がなんの解決にならないこともキムは当然わかっていて。
結婚したからといって、ジミーは変わらないし弁護士同士だし、離婚ってなったらよけいこじれるかもしれないじゃん。
でも、このままでは一緒に居られないと思った。
結婚したら変わるかもしれないと思った一縷の望みに掛けてしまった。
ジミーはジミーで、わたしたちみたいにあのフラッシュバックの少女のシーンを見たならばもっとキムのことを傷つけないような行動もできるんだろうけど、キムは自分のことはあまり語らないから、難しいよねーーーー・・・。
この2人の先が気になって、シーズンが進むごとに2人一緒にいるところを見ていると半端なく緊張するようになってきた・・。
もちろん、ジミーは結婚を断らないでしょう?
今のところ断る理由がないもんな。
でも、サラマンカに目をつけられているジミーが妻をめとることにどんな意味が出来るのか。
家族が出来るということは弱みができるということに直結しちゃう。
今でも十分にジミーにとってのキムは泣き所だと思うけど、もしかしたらキムとジミーには子どもが出来ていて、子を守るためにどこか遠い地に母子で暮らしており、シナボン状態になっているジミーはキムと子に会うためにシナボンやってるのかな・・とか色々妄想が膨らんできます。
マイクが、すべてを受け入れてサラマンカとの対決に動きだしたのも緊張するし、ナチョの父親のことはマイク助けられるかな。
あのドイツの建築の人を助けられなかったこと、すごく心に傷を負ってるからナチョの父親だけでもマイクが助けられたらと祈っています。
緊張の展開。
早く続きが観たい。
というわけで、それではまた。
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