ベター・コール・ソウル シーズン5 第5話 『マックスに捧ぐ』
面白いーーー。
ベター・コール・ソウル面白いーー!!!
ここ最近観たドラマの中で、一番面白いと思うぐらい面白い。
作り手が全員ノリにノッている。
継続して観ている作品はどれももちろん面白くてそれぞれに魅力があるのですが、自分の集中力がまだこんなにあるのかと驚いているほどなので、海外ドラマは眠っていた脳を呼び覚ます(ドラマ観ているときだけ)。
シーズン5神シーズンだわ。
ファイナルへの気合をひしひしと感じるけど、やはり、ガスの登場シーンが多いのもわたしが食いついている要因だと思います(笑)
チャックのくだりは、わたしには闇が深すぎて辛すぎて苦手だったんだよね・・。
ガスは出番は少ないながら、毎回記憶に残るシーンを提供してくれます。
あとで言及しますが、クライマックスからのラストシーン痺れた。
あんな終わり方する!?
鳥肌来ました、鳥肌来ましたよ!
そして、今回のタイトル『マックスに捧ぐ』。
(マックスってたぶんあの人だと思うけど、本当にマックスだった・・?)
この状況で、捧げる人は一人しかいないので一択だとは思いましたが、気になってしまったらわかるまで調べるたちなので・・という流れから【gus fring】で検索したところ、ご存じのかたもいるかもしれないのですが、こんなページがトップに躍り出てきました。
マジかー!! 単独ウィキペディア(笑)
BrBaの時に、ガスの名前を検索したら冒頭からおもいっきりネタバレさせてる人がいたので、名前で検索したことそれ以来なかったんですね。
しかも、このwikiべらぼうに長い。
多分、他のキャラクターもこのぐらいのボリュームでWikiがあると思う。
世界の皆様のBrBaに対する思いを感じました。
しかし、これで推しであるガス様のことはある程度把握できる。
というわけで、英語はできないので秒でグーグル翻訳。
文明ありがてぇ・・。
キム〇クのモノマネみたいな訳し方をしてくれたGoogle翻訳さんです。
【で】というのが非常に気になりました(笑)
今までのガス様の概要が事細かに書かれていて、復習にもなり非常に有意義でした。
そして、Wikiから拾ったガス様の情報で驚いたこと。
ジャンカルロ・エスポジートが、ドラマのゲスト出演を依頼された際、ガスのキャラクターが今後ドラマのキーになると思い、レギュラーを要請した。
そして、ジャンカルロはガスの秘密が何かを知らずに演じて居た。
この情報からわたしが言いたいことはたった一つだけですね。
ジャンカルロ、ありがとう!!
あ、元々の目的であった情報はありました。
Gusと彼の長年の友人で犯罪パートナーであるMaximino Arciniegaは、
だそうです。
そして、こんなに世話になっておいてなんだけど、Google翻訳さん「彼のメス帝国と鶏肉レストラン」っていうのやめてあげて(笑)
みなさんもこれを機会に、是非ガス様Wiki読みふけってみてくださいね!
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『ベター・コール・ソウル』Season5 ep5 "Dedicado a Max"
マイクは、自分がここにいる理由がガス・フリングだと確信していた。
逃げようと試みるも、電話もアメリカには繋がらず、ここがどこかもわからなかった。
庭にあった噴水のようなものには、"Dedicado a Max"と記されていた。
世話をしてくれていた女性の目を盗んで、あてなく道を歩いていたが、ケガが響いてうまく体が動かない。
そこを医者に連れ戻され、事情を聞かされるマイクだった。
ハワードはジミーに電話をかけてHHMの件の答えを求める。
ソウルは、キムの願いで代理人となった立ち退き問題でメサ・ヴェルデを翻弄し時間稼ぎをし、ケヴィンが折れるのを待つが、ケヴィンはなかなか首を縦に振らず、恋人のジミーが代理人になったことで、この件から手を引きたいと申し出るも拒絶される。
ジミーはケヴィンの身辺調査から個人攻撃を仕掛けようとするがうまくいかない。
キムは上司からメサ・ヴェルデから一旦退くように進言するが上司に抗議するキム。
数日後、マイクと面談したガスは、マイクに「自分には兵士が必要だ」と告げる。
※第4話のおさらいはこちら
メキシコ料理といえば、タコス、ブリトー、チリコンカン、セビーチェ、エンチラーダ・・。
わたしは、ブリトー大好きです。
メキシカンのお店だったら、パクチーいっぱい入れて食べます。
そしてこれは、もしかしたらマイクも食べてたかなと思ったケサディーヤ。
なるべく家庭料理っぽい皿のフリー画像を探しました(笑)
BrBa、BCSでは美味しそうなメキシコ料理がたまに出てきますが、今回のエピでは、マイクを世話してくれる女性の料理が見られるかと思ったら、全然見られなくて残念でした、が・・マイクといえばさすがですね!
ガスが拉致ったことをすぐに察するなんて。
わたしなんて、チンピラの実家かと思ってたのに(笑)
病院に行った形跡はなかったので、ガスはマイクに尾行をつけていたんですねー。
そういう思い込んだら一途なガス様、グッときます。
そして、口数のそんなに多くないマイクとメキシコ女性の言語の壁を超えたやりとりもエモーショナルでよかった~。
充電器を貸してくれる女性。
壊れた窓枠を応急処置しようとしている女性を助けるマイク。
そのあと、黙って窓枠を修繕するマイク、そしてマイクの発した「セニョーラ」が刺さった(笑)
料理に不器用に感謝するマイク・・・など全てエモかったので、別れがつらいです。
土壁の広い台所、警戒していたセニョーラが徐々にマイクに心を開きかけつつあるやり取り。
今回は比較的穏やかな時間が流れるエピソードかと思っていたけど、意地を貼り合う人たちの攻防が緊迫感を引き出していて見事でした。
みんなごうじょっぱり(方言)だなぁ~と思っていた(笑)
①キムとケヴィン
②ジミーとメサ・ヴェルデ
③ハワード(無自覚)とジミー
④キムとジミー
⑤マイクとガス
いろんな形での意地の張り合いを繰り広げていた。
①のキムとケヴィンは、ビジネスあるあるかなーとは思う。
ああなったら、お金に困っていないケヴィンは引かないよな。
ジミーに代理人を頼んだ時点でケヴィンが引いてくれればよかったけど、詰めが甘かったなぁー、キム。
急ぎすぎた。
そのことで余計に意地になってしまって、ものすごく心配な展開になってきてしまった。
ジミーもジミーで、キムが危うくならないように最終手段を提案しなければよかったけど、ケヴィンとのやり取りで傷つく姿も見たくなかったんだなと思うと複雑すぎてこんがらがってくる。
ところで、キムが帰ってきてジミーが台所にいて、
「変わった匂い」
「カレーだよ」(ナマステ繋がりか)
というシーンがあったのですが、
!?
となってしまいまして。
日本人(とインドやネパール、スリランカなどのアジア系)にはおなじみのカレーは、アメリカではあまり嗅いだことがないにおいなのかと思ってカルチャーショックでした(笑)
帰宅途中の住宅から、カレーの匂いがして「この家は今日はカレーか・・」と、平和を感じたりした体験は誰しもあるようなことで、カレーの匂いがわからない日本人なんてほとんど居ないと思うので、びっくりしたシーンでした。
今回のジミーはソウルとして絶好調で、キムともうまくいってて、楽しそうで、オープニングで作業員が円陣を組んでいるとき、最初は居なかったのに、気が付いたらソウルが居て、いつの間に?(笑) と巻き戻して確認してしまいました。
個人的には発掘作戦が好きでした。
ジミーといるときのキムの表情もすごく柔らかくて素敵だった。
でも、後半怖い、この幸せ続かない。
ハワードは、変なアジア風の絵がかかった部屋と、素足と、高校生が告白の返事を催促するような電話という屈託のなさを見てたら、だんだん好きになってきた。
多分、ハワードに恋したと思う(笑)
愛くるしい。
そして、今回のメイン舞台メキシコとアメリカの国境沿いの広大な土地。
あの場所はマックスの故郷だったのでしょうか。
学校と、医療を提供しているみたいだし。
こんこんと湧き出る噴水にマックスの名前を冠しその思いを改めて濃くするガス。
もしかしたら井戸もなかったのかもしれない。
貧困から脱する術が、メス帝国の王として生きながら鶏肉レストランを経営することだったのかと思うと、胸が痛い。
あ、ちなみにMRIが一機いくらするのか調べたかったけど、どの機械のページにも価格は書いていなく、しまいに冷やかしを排除する措置なのか、医療関係者しか閲覧できないサイトにたどり着いたので諦めました。
今回、マイクへのプロポーズなみの決死のスカウト。
基本的に、リアリストで残酷でありながら、ロマンチックさを随所にさらしてきて、わたしの心を掴んで離さない彼ですが、
マックスへ捧げた噴水の前で、
「I need a soldier.」
かーらーのー、
「Revenge.」
で、ドラマ終わるのかっこよすぎないですか?
このシーンが、あの・・ね、マイクがテキーラ飲んだガスに駆け寄ったシーンに繋がったかと思うと、胸がいっぱいで。
息子の件で復讐心がわかるマイクと、ガスの心が共鳴した。
ドラマの神、現る。
私利私欲じゃなく、復習を果たすための同士になる。
もう、ヤバい、ヤバい。
鳥肌ヤバい。
ガスの声音、マイクの顔、カメラワーク全てハマった。
コロナでくさくさしているわたしが今一番楽しみにしているのが『ベター・コール・ソウル』なんで、後半しっかりと見届けていきたいと思います。
それでは、また。
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