ミント色のシャツ、チョコミント。
っていう記事タイトル、よくよく見たら、超ポエムってる!(恥)って思ったんですけど、おもしろかったのでそのままにしました。
ミント色のシャツといえば、 huluプレミア海外ドラマ『ウェントワース女子刑務所』の囚人服であり、勝手にその囚人服の色を【ウェントワース色】と称し、日々、ウェントワース色のグッズを見つけるたびに買うかどうしようか迷っているのですが、先日アパレルショップをうろついていた時に、この色のトレーナーがありまして、すごく欲しかったんですけど一万円近くしたので、トレーナーに一万円は、わたしの懐事情には高すぎたのでやめたんですね(色は下記参照)。
※FOXでも放送中
わたしがトレーナーをがん見している時に、何か喋ったあとに必ず笑うタイプの接客をする店員さんが「この色、珍しいですよねぇ~ハハハッ」って言っていて、
そう、そうなんだよ!
日本ではこの色あまり売ってない!
だいたいインポートなんだよっ!
って激しく共感してしまったんです。
ペパーミントグリーンの服はよくあるんですよ、あわーい色のやつ。
でも、パキッとした青緑の服ってあんまりないんです。
今回、ジミーとキムが二人とも若干色の違うミントっぽいグリーン色のシャツを着ていたんですが、二人ともすごく似合ってましたね。
生命力溢れるミントの葉っぱのような色のをジミーが、濃いチョコミントアイスのような色のをキムが。
今『ブレイキング・バッド』を復習中なのですが、そういった意味でも本当に色にこだわりを持ったドラマだと思います。
ちなみに第一話でウォルターが、キャンピングカーで逃げるときに着ていたシャツも薄いグリーンでした。
チョコミントにかけて、グリーンはわかるのですが、アメリカのアイスと洋服事情ならどんなどぎつい色もイケたと思うけど、なんでグリーンなんだろう。
わたしは、チョコミントどちらかというと好き派ですが、大好きってほどでもないので、サーティーワンでダブルを買うなら、ラムレーズンと不人気フレーバーらしのジャモカアーモンドファッジにします(笑)
ジャモカアーモンドファッジ美味しいのに・・。
<広告>
『ベター・コール・ソウル』Season5 ep3 "The Guy For This"
ナチョはソウルをラロのところに連れて行く。
緊張するソウルにラロは、捕まったクレイジー・エイトのところへ行って、口裏を合わせた証言をするようにセッティングしてほしいと依頼する。
依頼を断りたいソウルは、法外な依頼料をふっかけるがその場で即金で支払われたため、断れなくなってしまう。
クレイジー・ソウルと接見し打ち合わせしたソウルは、DEAのハンクとスティーヴン・ゴメスに司法取引を持ち掛けるクレイジー・エイトを制止する。
ナチョのところに父親が現れ、ナチョに足を洗ってくれるよう懇願する。
ナチョは、ガスのところに行きクレイジー・エイトの証言でガスが取引に用いているデッド・ドロップ(お金の受け渡し場所)にDEAの捜査が入ることを報告する。
ガスの部下が、取引を中止しようとするがガスは制止し、ナチョは余計なことをすれば、ラロに内通者がいることがバレると進言し、ガスは苦渋の決断を迫られる。
マイクは苛立ち、絡んできた少年グループの一人に大けがをさせてしまう。
キムは、メサ・ヴェルデの仕事の合間に、無料弁護の仕事に当たっていた。
無料弁護に集中できる日と喜んでいたキムだったが、メサ・ヴェルデに呼び出されてしまう。
メサ・ヴェルデはコールセンター建設予定地で、最後まで立ち退かない住人に困っていた。
キムは急遽呼び出されたため苛立ち、住人に強く言ってしまうが後悔し、住人のところに戻るが住人は頑なな態度を崩さなかった。
家に帰ると、ベランダでジミーが待っていた。
サラマンカ一族の弁護士としての地位を築いてしまっているソウルだが、そのことはキムには言えない。
※第2話のおさらいはこちら
気合の入ったオープニング映像でしたね!
あのアリは、話題になったヒアリでしょうか。ニューメキシコだし。
ヒアリの基礎情報 | 特定外来生物ヒアリに関する情報 | 環境省
(※虫嫌いな人は閲覧注意!)
一匹のアリが甘いアイスに吸い寄せられ、最後には無数のアリに食い荒らされ溶けて崩壊するアイス。
さながら、チョコミントは、”ソウル・グッドマン”を現わしているようでゾワっと来ました。
息を呑む素晴らしい映像で、しかもCGではないとか。
今回のエピソードも見どころ満載で、目が離せませんでしたが、出た、ハンク。
本編で、すっごい嫌いでした(笑)
特に、家に引きこもってマリーに当たってたあたりは、本当に嫌すぎた。
この度、ベター・コール・ソウルがものすごく面白いので、何故かソウルの復習ではなくて『ブレイキング・バッド』を第一話から観るという試みを始めたのですが、ウォルターとジェシーの再会シーンに胸アツだったほか、ウォルターの誕生日に、しゃしゃり出てきて、何故かテレビ放映されているハンクをみんなで観なきゃいけなかったり、クレイジー・エイトを第一話から観られて非常に有益だったため、ブレイキング・バッドの復習始めてよかったなと思うとともに、BrBaはものすごい完成度ですっごく面白いので、ベター・コール・ソウルを補完したい人にもお勧めです。
ベター・コール・ソウルの方が前の話なのに、BrBaの方が年を重ねてるので脳が混乱しますが、慣れますよ(笑)
そういったわけで、ハンクを見ると彼の義兄夫婦とその息子、妻など色々思い出されて感慨深かったです。
エピソード3では、ラロの作戦に翻弄されるガスも描かれましたが、海外ドラマを観るようになって、メキシコ系のファミリーの組織を見る機会が増えました。
なんだろう、絆が強いようでいて危うさを持ち併せていますよね。
ナチョの父親のこともそうだし、家族や仲間を大事にするあまり信頼するあまり、目が曇り、その気持ちが諸刃の剣になってしまっている。
普通の家族だったら問題ないんだろうけど、アンダーグラウンドな世界では、弱みとなったりもするからナチョも、ナチョのパパもかわいそうだったな。
「逃げたかったら逃げればいい」
お互いがお互いを守りたい気持ちが強いがゆえにすれ違ってるし、自分の命よりも大切なものがあるって大変だよな。
今回、キムはめんどくさい立ち退かないおじさんに対峙していて疲弊していたけど、あの状況は日本のほうがお金より土地を愛する人が多かったりするから、よくある話なのかな。
建物だけが住人のものなので、かなり不利な状況ではあるし、いずれ住人は出ていかなければいけないと思う。
わたしもキムみたいに土地や家に愛着を持たないタイプだけど、あそこに居たい理由は絶対エモーショナルな理由なんだよね。
「豪華なキッチン」や「便利な場所」では心が動かない何かを攻めないとダメな気がする。
行方不明になった子どもが、ここにいつでも帰ってこれるように死んだ妻と約束したとかさ。
ブレイキング・バッドのスタッフなんで、そんな陳腐な奴じゃないと思うけど、とにかくキム、がんばれ。
内覧で、複雑な顔を見せていたのは”家”というものに辛い思い出があったからだったんだよね、安住の地が見つかるといいと思います。
そして、疲れた体で家に帰り、明かりがついている部屋を見上げ、玄関の扉を開けたキムがジミーと二人でベランダで何も言わずに、外へビールのビンを放り投げるシーン。
これが、今回のエピソードの個人的ハイライト。
なんかジワッときました。マジで泣きそうだった。
キムは、別の日は、ベランダのフェンスにジミーが置いてあるビンを見て(そんなところに置いてたら危ないなぁー、でもいいか・・)って思ってたっぽいのに、まさか自らビンをあんなところから駐車場に次々投げてケラケラ笑ってるっていう。
お互い、何も聞かないし、何も言わなくて、でも二人でいるとちょっと元気が出て、なんとなく乗り切れそうな気がする、っていう感じにわたしには見えたんです。
そして、サラマンカ一族に侵食されているジミーが、キムを守るために身を引くのかなってちょっと思ってしまった。
キムにひどいことを言ってしまうジミー、傷つくキムを勝手に想像して切なくなってました。
その時、このベランダのシーンを思い出すだろうと思います。
もう、三話も観てしまった、どんどん、終わってしまうー。
もったいないー、終わらないでくれー。
<広告>
↓ このTシャツ黒の柄違いもすごくいいよ。