オープニングで、若者が二人やらかしちゃってるときに流れていた曲は日本のガールズバンド【CHAI】の楽曲『This is CHAI』。
コンセプトは【NEOかわいい】。
全米ツアーやったり、UKツアーやったり、ももクロちゃんたちに楽曲提供したりしている。
女の子はみんな、生まれた時から可愛くて、“かわいくない人なんていない”っていうのが『NEOかわいい』っていう意味なの。
目が大きくなきゃダメとか、脚が細くなくちゃ可愛くない!みたいに、ちっちゃな世界の“かわいい”に、皆がなろうと無理に寄せなくていいんだよ。
かわいいってもっと種類いっぱいあっていいと思うし、それぞれの個性がかわいいんだよね。
みんな、そのままでいれたらいいよね。
悩むなんてね、ふつうのことだよ。
コンプレックスは、個性なり。
コンプレックスは、アートなり。
かわいいは、ネバーエンディングジャーニー!
※オフィシャルホームページより
CHAI - THIS IS CHAI - LIVE at STUDIO COAST
パフォーマンスの映像を観ると、手作り衣装っぽいそれぞれの背中に、
<MY BODY!>
<LOVE PINK!>
<STAY HUNGRY!>
<I'M ME!>
と書いてあるようだ。
非常にいいですねー!
生命力に溢れていて、かっこよくて、強くて、可愛い。
10代のときに出会いたかった(笑)
そして、今回の言及はもう一つ。
ジミーがキムと観ようとしていたマーティン・スコセッシの『アフター・アワーズ』という1985年の映画。
相変わらず、Amazonのあらすじは意味不明でよくわからないのですが、レビューを読んだところ、ブラックコメディのようですね。
『アイリッシュマン』は長すぎて途中挫折していますが、こちらの作品は97分と非常に短いです。
ティム・バートンに断られ、スコセッシが撮ったという部分も興味があります。
レビュー評価も高いですし、映画好きのキムが「好きな作品」と公言する作品。
機会があれば観てみたいと思います。
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『ベター・コール・ソウル』Season5 ep2 "50% Off"
ラロは療養中のヘクターに面会し、ガスのことを相談する。
ソウルから、弁護士依頼料50%オフの名刺を受け取った若者二人は「50%オフ!」と叫びながら、街中で様々な狼藉を働く。
若者二人はサラマンカの息のかかった売人から薬を買い、トラブルになりトラブル解消に向かったラロの部下である”クレイジー・エイト”が逃げ遅れて警察に捕まる。
ガスからラロの身辺調査をするように脅されていたナチョは、ラロとの距離を縮めようと、ガサ入れのあったサラマンカのアジトのピンチのために危険な賭けに出る。
ソウルは【50%オフ】戦略がうまくいき、多忙を極めていた。
キムはそんなジミーを不安に思っていたが、特に何も言わず、司法取引の件をジミーに感謝する。
しかし、自分は今後正攻法でやりたいと後悔を告げる。
そして、ジミーはキムを一軒家の内見に連れて行く。
ソウルは、一人で仕事をこなすためグレーな手口に着々と手を染めていた。
裁判所からの帰りに、ナチョに声を掛けられ車に乗るように言われる。
相変わらず、えげつない表現の仕方しますね、このドラマは。
ソウルが、普通に生活している人より弁護士が必要になりそうな人をターゲットにしたっていうのは、ビジネスとしてうまい手法だなと思うんです。
日本でも過払い金専門事務所みたいなのがあるし、そういうことだと思う。
大手の法人を顧客にするところがあれば、離婚専門があったり、相続専門があったり。
刑事の事件に必要な弁護は、スピードが必要で、時間もそんなにかからず解決し、現金がすぐさま手に入るという、ソウルみたいなフリーランスにはうってつけというか。
ハワードがターゲットにしていたような法人弁護のように大金を手にするのは無理だけど、今、そんなことにかまけてられる状態じゃないもんな。
で、ソウルが顧客としている人たちはアンダーグラウンドで生きている人達が多いから、お金もセレブみたいにはない。
何か事件に巻き込まれることも多いけど、高い弁護士に頼めるほどの生活レベルの人は少ないと思う。
もちろん、国選弁護は頼めるけど、やっぱりお金絡んでるほうがちゃんとしてくれそうな気がなんとなくするから「安いなら頼める」っていう流れも、気持ちもわかるんだけど、ジミーが犯罪者を生み出してしまったっていう状況をこんなに赤裸々に描くとは驚いた。
薬買ってハイになってるだけならいいけど、窃盗とか被害者も生み出してる。
あのサンタの人形、持ち主は思い出があって、すごく大事にしてたかもしれないものかもって最後、顔面が壊れたサンタが転がってるのを見て怖くなってしまいました。
ジミーは【転ばぬ先の杖】を用意したつもりだったと思うけど、杖を用意したからその人が好きなように転びまくるとは夢にも思ってなかったと思う。
さすがに、彼もそこまで考えるほどの悪人ではない。
そして、50%オフの弊害を本人は今は知らない。
これからもし、知ることになったら、すごく傷つくんだろうなと思う。
だって、犯罪を知ることになったら被害も知ることになるでしょう?
さすがに気付くことも出てくるよね。
特にジミーは繊細だし。あれ? って。
それが、あのみっちみちの待合室やたった1ドルでウォルターたちと繋がりを持ってしまい、シナボンに繋がったかと思うと、やっぱり辛いんだよね・・。
でも、今回はキムの笑顔が少し見られたから嬉しかった。
ジミーが強引に連れて行った物件の内見、キムは断れなくて着いていって、キムはあれでいてちょっと流されやすくて、ジミーと一緒にいると不安もあるけど、楽しいんだなって思った。
ジミーの刹那的だけど、強引さで引っ張ってくれるところがよかったりするんだろう。
前回、キムのために早く別れてほしいみたいなこと言って、ごめん。
いや、それは本音だし、キムも本心ではこのままではいけないってわかってると思うんだけど、それでも好きなんだな、一緒に居たい気持ちの方が今は上回ってるんだなって伝わってきた。
それが如実に現れてるシーンだったなと感じました。
ジミーもキムの本音が見えなくて、若干不安そうだったしっていうかチャックのことがあるからか、いつもジミーは不安そうだよ。
愛を信じられない人って、周りの人がどんなに尽くしても、あらゆる屁理屈で相手を信じなかったりするからね。
本人も悪気があるわけじゃない。
ところで、内見時、勤めて明るく「るぶたーん、るぶたーん」 とジミーはおちゃらけていましたが『ブレイキング・バッド』とルブタンと言えば、リディアの靴裏が印象的に描かれていました。
荒野と人工的な赤の鮮烈な映像は忘れもしないです。
そして、あの家のあのクローゼットに、ルブタンが並んだら壮観でしょう。
わたしみたいな貧民には知る由もなかったですが、女性用パンプスだけではなく、メンズの靴裏も赤だし、中敷きにもさりげなく赤があしらわれてる。お洒落ー。
他の靴もみてみたけど、スニーカーの靴裏も赤だったよー。
ファイナルまでの間に、一度でいいからキムとお揃いで是非履いてほしいと思う。
キムの美脚にルブタン絶対映える。
その際には、スーツに潜ませた財布もルブタンにしてほしい。
ナチョに捕らえられたジミーは一体どこに連れて行かれたのでしょう。
あ、クレイジー・エイトの件か?
最後に、わたしもチョコミン党だから、ジミーのアイスがチョコミントで嬉しかったのに、最後道路にポトッって落とされてショックだった(笑)
あー、もったいないー(涙)ってなりました。
ナチョ、アイスぐらいジミーに食べさせてあげてくれ。
というわけで、それでは、また。
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