2022年秋 フジテレビ新ドラマ『エルピス-希望あるいは災い』第一話観ました。
月曜9時の枠じゃなくて、月曜10時の枠での放送です。
twitterをフォローしている『劇団・大人計画』さんのツイートで第一話を見逃したことを知り、速攻で観たんです。
わたしとしたことが、長澤まさみ(大好き)のドラマを注目してなかったなんて不覚すぎる。
ちょっと調べてみたらドラマの番宣伝で、秋号のいろんな女性誌のカバーガールをこなしておる…。
ドラマの撮影しながら大変だよなぁ。
撮影だけに集中させてあげてくれよ。
それにしても圧巻の美しさですよ。
LEEの表紙は足長が生かされている。
上記状態のため、全くどんなストーリーなのか知らずにただただ「わたしは長澤まさみを観るんだ!」という強い欲求だけで観たのですが、これが大当たりでした!!
最高です!
1話観た段階で、特に文句がないです。
長澤まさみが美しいというのはもちろんなのですが、話が面白かったー。
これでもわたしは自分の好きな人が出ている作品でも話がつまんないと絶対観ないのです。
若かりしときにジャニオタだったときでも例外ではなく、いくら推しが出ていようともつまんないと判断すれば観ませんでした。
でもこの作品は好みだった。
掴みはコミカルだったのに、主要な役者さんの個性をダーッと勢いよく見せて時間が進むごとにどんどんシリアスさを増していく。
つい先日、Amazonプライムビデオオリジナルの『モダンラブ・東京』で撃沈して、日本のドラマに絶望感を抱いていたわたしが舌の根も乾かぬうちに「日本のドラマすごく面白いな!」って真反対のことを言っているからエンタメ好きはやめられないのかもしれない。
すっっごい面白かった! と思ったのでエンドロールをガン見していたところ、こちらのドラマは渡辺あやさんという方が脚本をされていて、映画では『メゾン・ド・ヒミコ』、『ジョゼと虎と魚たち』、そして朝ドラ『カーネーション』の脚本家さんでした。
ドラマを観てもらえばわかるのですが、本筋はけっこうシリアス寄りのミステリーなので参考文献の量もすごくて、制作になみなみならぬ本気度を感じました。
wikiを観たところわたしが個人的に渡辺あやさんの作品できちんと観たのは『メゾン・ド・ヒミコ』だけでしたが、すごく好きな作品です。
今までの発表作品はそこまで多くはないですが、『カーネーション』をはじめ非常に評価されている脚本家さんだと思います。
今回の『エルピス』のパイロットが非常によかったので、『カーネーション』を観るために勢いでNHKオンデマンド加入したくなってきちゃったよ。
いくら『モダンラブ・東京』の反動があったとはいえ、この作品はいいと思います。
とにかく、脚本と演出がいいです!
日本のドラマは若干のっぺりした作品が多いなか、この作品はテンポとスピード感がありますし、主要キャラクター設定がうまーい!!
話を引っ張りまわすディレクターのキャラクター設定も今時の若者の感じで、すごいリアルだし、バブル時代に幅をきかせていた元報道部の人、スタッフ、わき役に至るまでキャラ立ってます。
非常にワクワクして観てます。
期待して観始めた『相棒21』が若干のっぺりしているのでこちらはすごい期待大。
コミカルとシリアスを兼ね備えながらフジテレビドラマならではの華やかさもあって、そのうえで人間も描かれているミステリーで次の話が早く観たい。
あらすじはこんな感じです。
舞台はテレビ局。
局アナとして一世を風靡していた報道担当のアナウンサーの恵那だったが、恋愛スクープにより今や深夜番組の進行が主な仕事だった。
過去に負った傷により、心身ともに限界の状態だったが隠して仕事をしていた。
そんな中、担当番組の若いディレクターから過去の事件の真相究明の話を持ち掛けられるが…
という話です。
まだ観てない方はまだ間に合いますので、ぜひ観てみてどんな事件なのか真相はなんなのか。
そして、1話目のラストの高揚感を味わっていただければと思います。
Tverでは見逃し配信してますし、U-NEXTとFODでは全話配信してるようなので、見逃した方、是非第一話だけでも観てみてほしいです!
海外ドラマ好きの方にもハマるかと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
それでは、また。
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