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【ディズニープラス】MS.MARVEL(ミズ・マーベル) season1ep1 感想 マーベル新ドラマは【キャプテン・マーベル】好きの中東系の女の子が主人公。

ディズニープラス『MS.MARVEL(ミズ・マーベル)』シーズン1ep1視聴しました。

 

disneyplus.disney.co.jp

 

今までの【アベンジャーズ】勢とは、今のところ全く繋がりのないマーベルの新ドラマ『MS.マーベル』が始まりました。

キャプテン・マーベルを崇拝している女の子だし、今までの傾向から映画のアベンジャーズの新フェーズに繋げていくことは間違いないでしょう。

キャプテン・マーベルは宇宙を中心に活躍しているヒーローなので、エターナルズとも繋がっていったりするのかな。

 

お話は、MARVELコミックに登場する【キャプテン・マーベル】が大好きなカマラ・カーンという主人公の高校生を演じるのはパキスタンにルーツを持つカナダの19才、イマン・ヴェラーニちゃん。

普通に高校生として友達や家族と過ごしているときと、キリッとしている時の振り幅が大きく、内面から漏れ出るような生命力と美しさに引き込まれるシーンがあったりもしてとてもいい女優さんだと思いました。

この先、キャプテン・マーベルを愛するヒーローとしてどんな道を歩んでいく存在になるのか、非常に楽しみなニューフェイスです。

 

カマラのよき友人、ブルーノを演じるのはウォーキング・デッドでキャロルの愛息ヘンリー王子を演じたマット・リンツ(マシュー・リンツ)君。

 

あらぁー、立派になってー。

 

www.imdb.com

 

TWDからMARVEL参入するのは、ミショーンに引き続き二人目かな。

知らないだけで、他にもいるのかなー。

 

TWDでは【かわいそうではあるけれども、我儘なお子様】(※個人の感想です)という本当に王子の印象しかなかったのですが、今回は、わちゃわちゃしちゃう猪突猛進であぶなっかしい主人公を影で支える包容力のある男の子を演じていて好感触なんですよー。

まだまだ第一話で観てるこちらも手探りな部分はあるのですが、二人の関係性もこの先のドラマの楽しみの一つです。

 

個人的には第一話を観た限りではドはまりってわけでは正直なかったのですが、世界観やアメコミの絵柄を取り入れたポップな画面は観ていて非常に楽しかったし作品に登場するアベンジャーズ・コンの手作り感や文化祭的な感じには非常にわくわくしました。

 

コロナ前にコミコン東京(2017)に初めて行ったときの興奮を思い出しました。

 

www.meganetamago.com

 

初々しい~!!(笑)

 

twitterのフォロワーさん、この時まだ一桁だったんだね。

そうだよ、みんな一桁の時があるんだもん。

というわけで、誰しもが今よりも何かにつけても初心者で若くて初々しい時期を経て、今があるということを教えてくれたep1でした!

 

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ところで、ここからはちょっと真面目な話。

海外ドラマを見始めてからというものわたしの中での宗教観というものが試されることが多く、今回も中東系の女の子が主人公ということで避けては通れない宗教の教え。

この数年海外ドラマを観たり、ブログを書くにあたり自分の中で積極的に情報を取りに行ったカルトを含む三大な宗教のルールや思想。

 

宗教を信じるということは、死後の恐怖を和らげるという生きる上での不安を取り除いたり、何か判断に迷ったときに教えに従って行動できるというメリットのほかに、個人的に一番大きいメリットだなと思っているのが同じ神様を信じる者同士帰属意識が満たされて孤独を感じにくくなるという効果があります。

それでなくても自分を守ってくれる神様という孤独を癒す存在がある。

広い心で罪多い人生を許してくれる。

生きているときは辛くとも信じていれば死後の安寧も約束される。

 

孤独という不安を消し去ってくれるという存在があるのは大きい、と個人的には思っていて、たとえばそれが布教のためだったとしても何か不幸な出来事があったときに組織的に集まる繋がりがあり団体で動けるというのは非常に心強い。

 

日本は無宗教が多数派という世界でも珍しい国。

生まれたら定期的に神社にお宮参りなどをして厄年には厄払いをし、結婚式は牧師の前で宣誓して、人生を終えるときにはお坊さんにお経をよんでもらう。

 

www.christiantoday.co.jp

 

 

宗教にはメリットも多いですが、それと引き換えに元々の起源にはない歴史的に付加されてきた様々な解釈に基づいた今の時代に生きるのに不便なルールだったり、宗教を信じていくための経済的な負担だったりが存在するため、それとは無縁でここまできてしまったわたしには、そういうルールを逸脱しようとする目の前の愛する人と、宗教を天秤にかけた結果宗教を重んじる人のことをどうしても理解しきれないところがある。

 

気持ちとしてはわかるんです。

「あなたもわたしと同じ思想だと思っていたのに裏切るんだね」

っていう悲しみなんだということは。

 

今回、アメリカに暮らすムスリムのおうちの子ということで、厳格な地域に暮らしている人たちはまた違った境遇や思想なんだろうと思うんだけど、根本のところは変わらないと思うんです。そういう部分とヒーローものというところが今までそんなにつながることがなかったのでマーベルがどう描くのかカジュアルなドラマでどういう方向に進むのかすごく気になるところです。

 

歪めて描きすぎるのもなんか違うと思うので。

 

最後になりますが、来年、キャプテン・マーベルの新作の『ザ・マーベルズ』も公開されるようでそこに繋がる感じなので絶対に完走したいと思います。

わたしもカマラちゃんほどじゃないけど、かなりキャプテン・マーベルは好きなんです!(笑)

 

というわけで、最後ちょっとシリアスな話になってしましましたが。

 

それでは、また。

 

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