『オープニング開始3秒で泣ける』、『オープニング、ヤバい』と、観た人が口々に言っていた『キャプテン・マーベル』。
またまたぁ~、そんなハードル上げすぎだから(笑)と思ってましたが、それは本当だった、ということをまず申し上げておきたいと思います。
『アベンジャーズ』第1期の集大成、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を来月に控え、マーベル・シネマティック・ユニバースの新しい作品『キャプテン・マーベル』。
ここにきて新キャラか? という疑問もありましたが、昨年も『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の直前に『ブラック・パンサー』の公開があり、まったく予想を裏切る展開に度肝を抜かれましたが、『キャプテン・マーベル』も、(最強ヒーローってどんなだろう、これから『エンドゲーム』にいきなり入るってどういうことだろう・・)と、考えてもしょうもないことをごちゃごちゃ考えて居たのですが、一言でいうと「想像してたのと、全然違ってた」という感じだったので、来月『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開で絶望していた人(わたしもそうだった)は今すぐ劇場に足を運んで欲しいと思います。
補足ですが、今回の『キャプテン・マーベル』は、今までマーベル・シネマティック・ユニバース系の映画を一度も観たことがなくてもそれなりに楽しめる仕上がりになっていると思いますので、マーベルを全く知らない恋人やご友人、ご家族を誘って見に行くのもアリだと思います。
※上記画像は『キャプテン・マーベル』公式サイトにリンクしています。
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~あらすじ~
・・を書こうと思ったのですが、何を書いたらいいかわからない。
あらすじが全部ネタバレになりそうなので、今回ばかりは割愛することにしました。
公式サイトにも、あらすじらしきあらすじは書いていないし『キャプテン・マーベル』の名前ですら、ちょっとネタバレを含んでいる気がするので明かせない。
今回は初見だったし、公開したばかりでまだ未見の人も多いと思うので、未見の人へ向けて宣伝したいため、一応ネタバレなし感想にしようと思っているので、よくよく考えたのですが、どこを拾って書いていいのか難しすぎるので、わたしはあきらめました(笑)
観る前に予習しておきたくてこの記事を開いた方すみません、わたしはストーリーは明かしません!
上記ポスターで色々想像してください。割とネタバレ風味なポスターにしておきましたので(笑)
注:ここから感想が始まりますが、ストーリーの内容には触れないため、本当に雑感になります。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』からMCU沼に入り込んだわたしは、ファンであった二年という短い間に、作品としては一番の推し『ガーディアンズ』シリーズの監督が本人の意思と関係なく降板という悲しい出来事があったり、ファンになってまだ間もないのに、『アベンジャーズ』自体が終わるという『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開が決定し、アベンジャーズが終わってしまってもMCUシリーズのファンでいられるのかどうか不安でいっぱいだったのですが、『キャプテン・マーベル』を観終わった後は、「わたしは、アベンジャーズが卒業してもMCUのファンでいられる!」という根拠のない確信でいっぱいになっていました。
新キャラである『キャプテン・マーベル』を自分自身が割とすんなり受け入れられたこともそうですが、その理由としてキャプテン・マーベル自体のキャラもよかったし、ブリー・ラーソンがめちゃくちゃよかったです。
社会派映画の『ルーム』で、アカデミー賞主演女優賞を獲ったブリー・ラーソンですが、ルームを観た時も思ったのですが、彼女自身から醸し出す、強さというか安心感というか、安定感みたいなものがすごくて、キャプテン・マーベルにブリー・ラーソンを起用した人天才だなと思いました(笑)
あと、ポスターでジュード・ロウの後ろに映っている女性が超良キャラで、すごいかっこよかった。
そして、今回の監督と脚本は女性と男性のカップル(恋人)コンビ、アンナ・ボーデン&ライアン・フレックという二名が起用されています。この2人は今までも共同で映画製作に取り組んでいたのですが、今回、マーベルの大作に大抜擢。
今までの枠組みに囚われない大胆さとフレッシュ感があり、新しい風を確実に感じました。
ヒーロー映画なんだからこのぐらい大胆でいいし、このぐらいやっちゃっていいみたいな勢いがよかったです。
あんまり、細かいことは気にしないで観てほしい。
もし、『キャプテン・マーベル』に次作があるとしたら、この雰囲気は残したままにしておいてほしいなー。変にすれてほしくないです。
そして、今までの『アベンジャーズ』シリーズにちょこちょこ脇役で出ていた、シールドの長官、ニック・フューリーが今回メインキャストで出ていて、昔のフューリー長官を知られたことはファンとしてすごく楽しかったです。
あの若メイクはCGなのか特殊メイクなのかどうかわからないですが、いつも黒づくめの服でしかめっ面をしているフューリーの違う一面が見られたことと、【アベンジャーズ計画】に繋がる出来事が今回の映画で描かれているというのは、すごく大きなことだったと思います。
これだけ! これだけネタバレさせて!!
フューリーが、カーペンターズを歌うシーンがある!
どの曲かは言わないけど、あのフューリーがカーペンターズを歌っている!という驚きがあるので、絶対見逃さないでほしいです(笑)
そして、犬派のわたしですがフューリーと猫のグースのやり取りがすごく癒されるので、猫好きな人は期待してください(笑)
今回の『キャプテン・マーベル』は新監督でありながら、今までのマーベル作品へのリスペクトも感じましたし、新しいヒーロー誕生への伏線もあって、普通の人は泣かないようなところで一人でうるうるしたりしていました(笑)
『キャプテン・マーベル』のヒーローとしての最強度は群を抜いていて、ヒーロー映画としての満足度も高い作品でした。
今、『アベンジャーズ』が超ピンチに陥っているときに突然ニューキャラを最後の『アベンジャーズ』に出してくるのはどうなんだ? という意見があるのもわかりますし、わたしも今までのメンバーでなんとかしてほしいという気持ちもないこともないです。
これはわたしの個人的な見解なのですが、今回『キャプテン・マーベル』を観て、ここにMCUが意図的に新キャラをアベンジャーズとしての最後の作品に登場させるのは、『アベンジャーズ』はこれからも続くんだというMCUの意思表示なのではないかと思いました。
わたしは今回『キャプテン・マーベル』を観てそう思ったし、既に観た人でわたしと同じ気持ちになった人も多いのではないかと思っているのですが。
あの中のだれか一人が最後、超人的な何か特別な力を得て【〇〇が地球を救った】というのも今までの流れからなんか違う気もするし、あと、基本的に【切り札】って最後にとっとくものでしょう?
フューリー長官の信念を信じろっっ!!
というわけで、わたしは来週もう一度、復習しに行って参ります!
それでは、また!
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