『ペーパー・ハウス』シーズン1第3話感想です。
せっかくの機会なので、スペインへの造詣を深めたいと思いまして、スペインについて調べてみました。スペイン - Wikipedia
漢字で表すと『西班牙』略して『西』ですね。
場所はヨーロッパのイベリア半島に位置し、半島の西側の一部がポルトガルで、南側にはフランスがあります。首都はマドリード。イベリア半島の南端にあるジブラルタル海峡を挟んで向こう側がアフリカ大陸のモロッコなんですが、ジブラルタルは地図で見るとどう見てもスペインの一部のように思えるんですが、そこはイギリス領なんです。地球のなかでも小さな小さな島国で生まれ育った日本人としては、非常に複雑な歴史を感じます。
今回、ざっくりとですがスペインのことを調べてみて、個人的に興味深いと思った文化を抜粋したいと思います。
まず、初めに『スペインの宗教』。
国的な宗教でいえばカトリックということで意外でした。
意外といっても、スペインの宗教について深く考えたことはなく、カトリックじゃないなら、なんだったと思っていたのかと言われてもちょっと答えられない部分ではあるのですが(笑)
よくよく考えてみると、有名なサグラダ・ファミリアも大聖堂を持つ教会なわけですし、(そりゃそうか)と今は思ってはいます。
また、場所柄移民も多くイスラム教の人も多いため、カトリックとイスラムの対立なんかもあるようです。
しかし、スペインはカトリック国とはいっても、敬虔なカトリック教徒的な行動をしている人はそこまで多くはなく、特に若い世代は顕著に保守的な考えを無視している人が多いようです。しかし、生活に根付いた宗教的な思想や保守的な考え方はまだまだ残っているため、スペイン人に接する時はそういった意味で注意が必要のようです。
日本人が七五三やお宮参りなどをするように、カトリックにおける洗礼式などの行事はスペイン人は一通り経験するのが普通。
政治に宗教問題が絡んでくることも多いようなのですが、カトリック国でありながら早々に同性婚が認められているところも興味深く思いましたが、同性カップルは教会での式は挙げられないとのことで、こういったところに根強いカトリック文化があったりして興味深いと思いました。
海外ドラマにハマって興味が沸いた文化の一つが宗教問題なんで、今回スペインの宗教問題も学べて面白かったです。作品内で『中絶』問題が取りざたされていますが、それも宗教絡みの問題が絡んでいると思うと納得できます。
あともう一つはスペインの食文化ですね!
スペインの食文化を調べるのは目の毒でした(笑)
どれもめちゃくちゃ美味しそう!
そして、1日5食のうえ昼休みがながーい(うらやましい)。
詳しくは上記サイトにわかりやすく書かれていましたが、朝食(7時頃)に、カフェオレのようなものと簡単なパンやシリアル的なもの。
昼食の前(10~11時頃)に、サンドイッチのような間食。
そして、一日のメインの一番ボリュームのある昼食を2時~4時ごろに摂取。
ボリュームのある食事を消化するため、昔はランチ後にシエスタと呼ばれる昼寝をしていたようですが、最近はその文化も段々と薄れてきているようです。
そして、小腹がすいた夜の6時から7時ごろになんかしらのおやつを食べて、9時から11時ぐらいに夜食を食べるという。
ダイエットにはちょこちょこ少しずつ食べるのがいいと言われていますが、これだけタパス(おつまみ)的な小腹を満たすものがたくさんあれば、一食での暴食も防げそうだし、わたしみたいにお菓子ばかり食べなくてすみ、意外と健康にいいのかもしれないです。でも、わたしがスペインに住んでスペイン人と同じ食生活をしたら100%確実にかなり増量しそうな気はしました。
スペインの主食は基本パンだし、せめて夜食は絶対に食べてはいけないです(笑)
※『ペーパー・ハウス』シーズン1 第2話の感想
『ペーパー・ハウス』シーズン1第3話は、相変わらず立てこもりが続くトーキョーたちだが、リオとトーキョーのミスにより窮地に立たされることになる。一方人質たちも、不倫男が愛人のモニカを説得し脱出を試みることにるのだが・・
以下、ネタバレありの感想です。
ねー、この人たち本当に5か月も合宿してたの!?
ミス、多すぎなんですけど(笑)というのが第3話の率直な感想です。
『教授』あきらかに人選ミスしてない?
いくら、計画して入念に準備していたとしてもいざ行動に移すとなったら不測の事態に多少はなるのはしょうがないとしても、なりすぎじゃないですか?
わたしがもし、あのメンバーに入っていたとしたら、ベルリン以外は信用できない。
最初はドキドキハラハラのスリル満載の展開かと思ってたけど、『プリズン・ブレイク』みたいに、突っ込みながら観るドラマなのかと思ってきた・・(でも、面白い)。
要人の娘である人質に『強盗団』のイメージ操作にビデオレターを撮らせるのは作戦としてはいいとしても、痴話げんかのために、人質の目の前にスマホを放置はダメでしょ。
隙作りすぎでびっくりした、本当にびっくりした!
強盗やる気あんのか! みたいな。
そもそも捕まったら『未来』なんかないんだから、そういうのは、本当に後にしてくれー! って思ってたのも束の間、人質にスマホを奪われて、リオとトーキョーの面が割れるという最悪の事態に。
そもそもリオはハッカーだったはずだから、やっぱり現場には出すべきじゃなかった。
さらにいうと、元々前科があって指名手配とかになっている有名な窃盗犯だから、『教授』にスカウトされたんでしょう?
プロはプロらしくビジネスを全うしてほしいっていう、なんていうか意識だけ高くて口ばっかり達者で行動が伴っていない新卒の新入社員をOJTしているうちに、パワハラとか言われたくないからあんまりくどくど言いたくないけど、でもどうにも我慢の限界でキレちゃうみたいなイライラを感じる(笑)
トーキョーも、『教授』が監視してるカメラを壊すとかやりすぎだし・・。
そんなんだから大事な人を失う結果になったのに学習してない。
新人さんに言ってはいけない言葉第1位、「これ、前にも何度か言ったよね?」を超低音ボイスで繰り出す事態になってしまう。
ところで、『教授』はこの状況は想定内なんですかね?
たしかに、誰にも身元を明かしていない『教授』は実行犯が全員逮捕されたとして、メンバーが司法取引とかでベラベラ色々喋って精巧な似顔絵とか作られたとしても、誰も本名も知らないし前歴もなければ警察のデータベースにものってないからとりあえず、国外逃亡とかすれば身の安全は守れるけど、もしかしてわざとメンバーの面が割れるように仕向けてる? リオとトーキョーは人身御供的な捨て駒として使ってもいい前提で、色恋沙汰も放置してたのかな。
それじゃないと、あまりにも杜撰すぎるし、内部の映像が警察に渡ってしまっていることにもそんなに動揺しているようには見えない。
想定内だったらすごくかっこいいのにー。
でも、違うんだろうな、不測の事態なんだろうなとは思っています。
囚われの愛人のモニカは、クズ男の不倫常套句にのせられて自らの命を危険にさらすし、デンバーは確実にモニカに惚れたよね?
ただの優しさで接してないよね? わたし、このデンバーを見るたびに、『ウォーキング・デッド』のシェーンを思い出すんです。
顔っていうか雰囲気というかキャラというか、だからなんかハラハラする。
ちなみに『ウォーキング・デッド』のシェーンはけっこう好きでした。
このドラマ、かなり大胆な強盗計画なのに、計画が終わるまで強盗だけに集中できなくて、いちいち色恋沙汰が絡んでくるのは、やっぱりスペインだからなの?
このあと、まさか『教授』とネゴシエーターもそういう関係になるのでは・・と心配になってきました(笑)
今のところまだ第3話ですが、今回のエピソードはバタバタしすぎてきていたので鮮やかな手口で相手の裏をかいて、おーっ!っていう爽快感を次ぐらいでは味あわせてほしい。見せ場希望。
というわけで、それではまた!
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