『ペーパー・ハウス』シーズン2第5話感想です。
教授が自分が仕掛けた強盗中にも関わらず弱気になり、夢を見てしまったラケルと一緒の海への逃避行。
絵葉書の中から教授が引き当てたフィリピンの【パラワン】島。
2015年にアメリカの旅行雑誌にて【世界で一番美しい島】として選ばれたこともある、今ヨーロッパの人たちにバカンスで人気の島です。
気候も熱帯で、未開の地が多くジャングルがほとんどを占めていることから「フィリピン最後のフロンティア(秘境・開拓地などの意味)」と呼ばれ、ダイビングなどの海でのアクティビティのほかに、ジャングルツアー的なものも人気があるようです。
もしかしたら『世界さまぁ~リゾート』で観たことのある島かもしれないですが覚えていません(笑)
公用語はスペイン語(タガログ語以外にも色々ある)と英語のフィリピン。
オンライン英会話の講師もフィリピン人が多く、日本からの英語留学もフィリピンに行く人が増えていて、英語の映画も字幕がないまま公開されるほどですが、1898年の米西戦争にアメリカが勝つまではフィリピンはスペインの植民地でそれまでの公用語はスペイン語。
フィリピンは、スペイン植民地時代の名残が残っている地名やスペイン語を使っている地域もあり、スペイン帝国の黄金期の歴史をいまだに感じることができる国でもあります。離島であればなおさらそうでしょう。
秘境でありながら、高級リゾートも兼ね備えているアジアの秘境パラワン島。
スペインからの国外逃亡にはうってつけかもしれませんねー。
さすが教授チョイス(笑)
今回のむちゃくちゃなエピソードで、それも幻と消えたと思わせておいて、最後もしかしたら教授がパワラン島にいるシーンでだんだんと画面が引いていって、美しい海の景色でシーズン2が終わるかもしれない。
『ペーパー・ハウス』に油断は禁物(笑)
※下記リンクは、フィリピン政府のパラワン島紹介サイト(英語ですが、Google翻訳がありますので大丈夫)です。
美しい海の写真で、疲れた心を癒してください。
※第4話の感想はこちら
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※以下、ネタバレありのあらすじ及び感想です。
シーズン2第5話。
アンヘルの意識が回復したと聞いた教授は病院に忍び込んで罠かどうか確かめる。
造幣局では、長引く強盗に強盗団が疲弊し、イライラが募り不穏な空気になる。
銃を手にした造幣局長アルトゥーロは、脱出作戦を決行する。
教授とカフェで会ったラケルは、教授の姿に違和感を感じ・・。
教授・・・『ひとつだけある・・』とシリアスにキメていた作戦がそれ!?ってなりました。
超真顔で、白塗りしてるから何事かと思っちゃいましたよ。
あの衣裳はあらかじめ用意してたの!?
想像の斜め上過ぎる作戦(笑)
しかも、堂々と病院に入り込んでいって、帰ってきたまではいい、帰ってきたまではいいけど、白塗りを落としている時に嫌な予感はしました。
これは、女性のみなさんならみんな思ったと思うんですけど、
(あーーー!!! そんな雑な落とし方したら、絶対首とかに残るし、ラケルにバレるって! シャワー入りなよっ!)
っておもったら、まさかの衣装のカツラの毛が付着しているっていうね。
しかも【トーキョーを脱獄させる】予定が、ラケルの呼び出しにホイホイ応じて、たまには断りなよ・・と思っているうちに、異変に気づかれたうえ、トイレでいちゃいちゃの甘い誘惑に負けて、のこのこトイレに行き(小さなカフェの割に大きすぎるトイレ)手錠をかけられる。(教授のせいでオノマトペの多い文章になってしまった・・(笑))
しかし、前回までは、【サルバ】のことを、一ミリも疑ってなかったラケル。
オレンジの毛ごときで、急に腑に落ちるか!?
中年男性、眼鏡、髭という情報はあったにしろだよ。
でも、教授、まだ自白してないよね・・。
手錠をかけろと銃で脅されたから手錠をかけて、言われるがままにアジトに行っただけの状態(のように思った)。
すぐ逮捕するのかと思ったら、ラケル的にも今のところは証拠がないからとりあえず手錠かけて、証拠集めするのかな。
今のところは、オレンジの毛だけだもんね。ほぼ、勘でしかない。
それにしても、ラケル、ショックだったろうなー・・。
教授はラケルに本気になっちゃったから、まぁ、あのやり取りが全て嘘ではないにしろ、自分が今担当してる事件のボスとやっちゃってたとなったら・・ねぇ・・。
しかも、事件の規模もあんなだし、もう5日も解決できてないとなったら。教授を現場にも連れて行って色々な人に紹介しちゃってるし(元夫にも)、立ち場ないよね。
わたしがラケルだったら、教授じゃなくて自分を撃ちそうだわ。
怒りより、悲しみと自己嫌悪のほうが先に来る感じがする。
わたし、後からジワジワ腹が立ってきて、根に持つタイプなんで(笑)
これから、あの2人どうなるんだろう。
一方、造幣局では局長の脱出作戦失敗。
モニカがデンバーを助けるという、成り行きに。
それにしても、ヘルシンキが5日で4時間しか寝てないとか言ってたけど、あんなに人が居たのになんで休憩を交代制にきちんとしてないの!?
色々なミスがあって、計画通りにいかなかったのはいいとして、ダメでしょ。全然。
教授は、寝たり、寝たりってしてたのに!!
5か月もあったんだから、スケジュール組む時間ぐらいあったでしょうよー・・・。
そんだけ寝てないんだったら、ナイロビが情緒不安定になるのも、ヘルシンキがアントゥーロに爆弾巻きつけるのもしょうがないわ。
逆に今までよく頑張ったよ。
早く終わらせて、みんなを早くゆっくり寝かせてあげたいわ。
そして、あの状況でも壊れてないのは、やはりもともと壊れているベルリンのみとなってしまった。
ナイロビのリーダーがすぐ終わってしまったのは淋しいけど、ここを乗り切るには仕方ない。
ベルリンの狂気にかけるしかない。
裁判所に連行中の教授からの救出にかけるトーキョーは、教授が捕まってしまい危機的状況に。
それにしても、リオは「トーキョーを脱獄させる」っていう話を聞いた途端手のひらを返して、その子どもっぷりにマジで本当にイライラする。
大人と子供のはざまの男子、本当に嫌い(老け専)だし、今までほとんど役に立ってないし見せ場がないので、いる意味が分からない。
今回、ドアのシステムを止めたぐらい?
だからこそ、教授もメンバーから外そうとしてたわけだけども。
リオって聞くと、リオのこと思い出すから本当の【リオ】がかわいそうなんで頑張ってくれ!
モニカは覚悟を決めて、デンバーとモスクワと新天地で子どもを産んで新しい家庭を作るんだ!!
デンバーはバカだが、多分幸せにしてくれるし、義父になる人は子を心から愛するまともないい人です。
アントゥーロの子を産んでスペインで暮らすより絶対幸せになれる。
今まで不倫してきた過去を全部捨ててスペインを出よう!!
それと、ラケルへ。
全部教授のせいじゃないからね。
アンヘルの件は、本当に彼が酔っ払って事故っただけで教授関係ない(?)し、警察という犯罪者のプロなのに、大きな事件を担当中に身元が怪しい人に、事件のことをベラベラしゃべったり、現場に連れて行ったり、家族に紹介したり、恋したりしたのは、それは自分の責任だから。
娘と母のことは最優先で守りなさいね。
最後に、ナイロビ。
チームワークのなってない仲間がいるなか、強盗を成功させようとよく頑張ってる(涙)
少し休んで心を回復させて、ベルリンに協力してあげてください。
ここまで見守ってきたメンバーの運命がどうなるのか、シーズン最後まで目が離せません。
これ以上死人を出さず、相当強引でもいいからハッピー(?)エンド的な感じでお願いしたいです。
というわけで、それではまた!
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