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【アカデミー賞主演女優賞】哀れなるものたち 感想 エマ・ストーンの怪演に惹きつけられるイギリスっぽさ全開の作品。

ディズニープラスのプロモーションで二か月半額のお知らせが来たので、U-NEXTをやめてディズニープラスに加入したものの、韓ドラにハマり何も観ていないことに気が引けて気になっていたエマ・ストーン主演の『哀れなるものたち』を事前情報ほぼなしで観てみました。

 

アカデミー賞の授賞式でエマ・ストーンミシェル・ヨーを人種差別したとかいう話題があった(その件は正直良くわからない。エマの方は違う気がした)からこの映画でエマ・ストーンが主演女優賞を獲得していたのは知っていたので興味はあった。

 

 

事前情報があまり入ってこなかった訳が見てみてわかりました。

 

なんとも説明しがたい映画。

 

作品の世界観に慣れるまで時間がかかり細切れにまるまる1日かけて視聴。

 

観るのに時間はかかりましたが、つまんなくはなくてむしろわたしは興味深く最後まで観ることができました。

 

人を選ぶとは思いますが少なくともわたしはどちらかというと面白かったかなぁ。

 

コメディージャンルらしいけど、相変わらずイギリスのコメディーの定義がよくわからない。

 

最後どういう風にまとめるんだろうという好奇心で最後まで観られたし世界観に慣れるまで時間はかかりはしたけど退屈ではなかった。

 

本作は第96回アカデミー賞(2024年3月公開)においてオッペンハイマーに続く11部門でのノミネートで、前述のエマ・ストーン主演女優賞をはじめ、衣装デザイン賞、美術賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門で受賞を果たした作品です。

 

わたしはそこまで映画に詳しくもないただの映画好きなので正直なところアカデミー賞受賞作とは相性があんまりよくないし、他のノミネート作品は観ていないのにこんなこと言うのもなんなのですが、作品の内容的にもエマ・ストーンの演技的にも主演女優賞は順当だと思いました。

 

エマ・ストーン35才1児の母。

 

日本で同じ年齢1児の母という状況の女優さんでこの役のオファーがあったらやる人がいるだろうかと考えて、日本とのエンタメ界におけるカルチャーショックを感じずにはいられなかったほどでした。

 

日本の俳優さんはエージェント制ではなくて事務所に登録している人が多いから事務所の方針などで出来る役も限られていることもあるのかもしれないけれど『ラ・ラ・ランド』からの振り幅よー。

 

オリヴィア・コールマン主演で同じ監督の女王陛下のお気に入りも観たくなったよ。

 

 

性的という感想は見かけていたのですが、それはそこまで感じなかった。

 

潔い表現だったからかもしれないし、性的にに見えるように撮っていなかったからかも。

 

もちろんR18なので子どもはダメですけどわたしは18才以上なので問題ないですね。

おじさんのモザイクなし全裸にはさすがにぎょっとしたしスクリーンで観なくてよかったーと思ったけど、まぁコメディーだしというぐらいで個人的には特にはなかったです。(※個人差があります)

 

エマ・ストーンの演技に関してもそういうこと以外での演技のほうがすごい振り切ってるなぁと思って見ごたえがありました。

 

そして、まだ観ていない人にはネタバレになる話をこれから少ししたいと思います。

 

 

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この作品半分ぐらい観るまでは何が言いたいのかよくわからなかったんですが、マーク・ラファロが出てきたぐらいからやっとじわじわなんとなくわかってきて、女が知恵と知識を得て自分の手で人生を切り開く話だったんだなって。

 

幼児から成人するまでの精神的な成長を肉体的には成熟している成人女性が通しで演じるという初めて見る感じに固定観念が追いつかなかった。

 

親が世界のすべての幼児から外の世界に興味を持ち、外の世界に飛び出し知識と知恵を得て理不尽な世界や差別や不平等を知る。

学ぶ喜びを知って自分の手で人生を取捨選択するという物語でした。

 

そういう物語だと感じました。

 

イギリスのブラックコメディーだからなのか裏の裏の裏を読む感じでずっと観てました。

 

女は知恵と知識をつけなければ可愛い存在のまま男に庇護されて生きていくという風にも見えたし、色々な経験を経て一度は終わった人生を新た掴み取ったという見たまんまのことも思ったし。

 

でも、最初の庇護者は愛情(親的な)を持って接していたからこその成長だったし。

 

本人が性に対して抵抗がないことに関していえば個人的には「そういう人もいるだろうな」って感じで特に何も思わなくて、最後の展開になるのに必要な要素だったから意味がないとは思わずそこまで負の意味でセンセーショナルにも思わなかったです。

 

むしろ主人公ベラにとっては不幸な人生から逃げて、まっさらの状態で人生を再スタートしていて自分の存在をまるごと愛してくれる存在(博士)も居たうえ、自由を得たのでちょっとうらやましい話だったなと最後は思ったほどで。

 

メンタルも強いし、この先の人生を謳歌できるんだろうなと。

 

実際観てるこちら側はそんな風に人生を再スタートすることはできないからこそ、頑張れっていう応援の感じなのかもって思たけど、いかんせんイギリス風味が強かったので表現がストレートではないのでわたしは受け止めきれてなかったかも。

 

ラストも(イギリス作品を観たなぁ)という感じでさすがイギリス小説が原作という感じだった。

 

でも、表現がストレートではないのにそこはかとなく元気を貰える不思議な作品ではあった。

 

個人的には印象に残る割と好きな作品の方に分類されるかもしれない。

 

完全に記憶には残った。

 

最後余談ですが、マーク・ラファロやっぱり好きだな。特に声。

 

というわけで、それではまた。

 

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