その1は、ブックマークを付けていただいたことをきっかけに、たくさんの人に読んでいただいたようで反応も頂けて嬉しかったです。
何も知らない初心者を温かく見守って頂いてありがとうございます。
さすが、義を重んじるヒーローたちを、愛してやまない皆さんは優しい。
しかし、仮面ライダーファンの皆さんが口を揃えて言う「龍騎は異色」が、わたしには残念ながらわからないのです。
自分にとっての仮面ライダーは今のところ「龍騎だけ」なので、このあとにほかのライダー作品をもし観たとしても、そっちが異色に感じるはず。
見たことも聞いたこともない言葉だったので、ずっと気になっていて、当て字かなと思って調べてみたらスズメの仲間の渡り鳥でした。
本来の漢字は【集鳥】(あつまる鳥であとり)とのことで、外国を放浪するのが好きなおばさんが、渡り鳥にかけてつけた名前っぽいけど、仮面ライダーがどんどん集まってくる様子にもかかっているのかなぁーって思ってました。
※下記ページを参照にしました。
さて、『アベンジャーズ』が大好きなわたしは、敵対しているヒーローたちが集まってきて、一つの敵に立ち向かう展開が大好物だし、アイアンマンのスーツ姿が好きなので仮面ライダーのルックスも好きなわけですが、20話まで観たところではライダー同士ぐずぐずやっていて派閥も定まっていないどころか、キャラクターもそうだけど演技のせいで観てるこっちのイライラが増しているという、10話まで観たところでは想像もできなかった展開になっています。
もっとテンション上がる盛り上がる展開かと思ってました・・。
(現在、赤・黒、緑、ピンク、サイ(?)、紫の6名の仮面ライダーが登場。即死した刑事ライダーは忘れた)。
1話から登場している、真司や蓮の垢抜け感と演技の成長はひしひしと感じるのに、新キャラが出てくるごとに演技に衝撃を受けて、感情が振り出しに戻る感じをなんとかしたい。
お兄ちゃんにいたっては電車で観ていたら、セリフがぼそぼそ過ぎてほんとうに何を言っているかわからなくて何度も巻き戻してしまった・・。
真司や蓮の演技はまだマシだったことがわかりました。
それでも、キャラに愛着も湧いてきて、一人夜な夜な入浴時にテーマソングを熱唱する感じにはなってはきています。
自分的に続きが気になって面白くはなっているのですが、話がさらに込み入ってきて、もやもやも増幅してきたので、以下にそのもやもやを書き散らかしていきたいと思います。
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せっかく北岡先生を推そうと思っていた矢先だったのに、11話と12話1秒も出なくてトーンダウンになってしまいました。
でも、20話までの間にキャラはキープ(笑)
その間記憶喪失になった蓮が過去を思い出すという展開で、蓮と優衣の過去がぼんやり振り返られたわけですが、優衣「ぜんぶ、わたしのせいでっ!」って深刻になっていたのにそのあと特になく、OREジャーナルで呑気にバイトしたりしてた。「あんたさえいなければっ!」ってあれだけ何人にも言われて、罪もない人が次々行方不明になってるのに、仮面ライダー同士の仲を取り持ってる場合ではない。
兄を真剣に探そう。
と思っていたら、11話目ぐらいから過去を探る話が始まったのに17話目ぐらいでやっと動き出したのでほっとしました(笑)
でも20話まで観ても、まだなんだかよくわからない・・。
そもそも”優衣のせい”とはどういうことなんだろうか。
優衣自体が無自覚にモンスターを生み出してる総本山ってこと?
ライダーでもない優衣にもモンスター探知機がついてるみたいで、それがずっと不思議だったんですよね。
だとするとお兄ちゃんが最強のライダーと、いろいろな戦いを経て超強くなったモンスターを作ろうと思ったのも理解できる。
優衣についてるモンスターを倒すため、優衣を自由にするため。
そもそも両親が死んだのも優衣のせいっていう可能性も出てくる。
だとすると「優衣さえいなければ解決できる問題だったのに!」って憤っていた研究者たちの気持ちもわからなくはない。
今後は、伝家の宝刀、記憶喪失が後々繰り出される(予想)。
その片鱗である謎のお屋敷も出てきているし。
でも、そのために大学で研究所が作られるっていうのもなぁ、強引だよねー。
そして、やっぱり謎すぎる蓮。
真司や、優衣にも愛情は抱いているようだけど、蓮にとって優衣は恨むべき相手の妹(お兄ちゃんの親友じゃなかった)にも関わらず、優衣のお兄ちゃんにカードを渡されたからとはいえなぜ優衣の面倒を見ているんだという疑問。
唯一のライダーになればなんでも願いが一つだけ叶う的なことは話の流れでわかりましたので、自分の命を助けたい北岡先生とは反対に、恋人の命を助けたい蓮というのは理解したけど、そのことと優衣と一緒にいることは別問題だし、そもそも大学の研究でドラゴンボールのシェンロンみたいなことできるのか。
さらに、この10話の間に出てきた新ライダー3名。
手塚
ピンクのラーメンマンみたいな見た目のライダーだが、中身はスピリチュアル系男子。
ピンクはいいにしても、武器があまりかっこよくない。鞭、微妙。
なんでライダーになったのか、ものすごく気になる。
このあと出てくるライダーの中に知り合いでもいるんだろうか。
その人を助けるためにライダーになったとか?
芝浦
社長のご子息イキり系ライダー。
ライダー姿があまりかっこよくなかった。
一緒に並ぶと北岡先生が大人に見えてさらにカッコよく見えるので助かっていたけど、演技の問題でイキりが過ぎて出てくるたびに猛烈にイライラしていた。
大学生がイキり方を失敗し、ガチでやべー奴に絡んでいき更生の道も与えられずあっさり死亡。
世知辛い。
浅倉
気がふれているヤバいライダー。
見ていてイライラするけど、芝浦よりはマシだけど芝浦亡き今、次のイライラターゲットになりそう。
紫のライダーってかっこいいのになんかもったいない。
演技は相変わらずだけど、アフレコの声はいい。
脱獄まではいいとしても、子どもを巻き込んだ立てこもりを起こすとは思わなかったし、スカウトしに来たお兄ちゃんはなんで透明人間なの?(看守はよけて歩いていたけど)
生きてるの? 実態は鏡の世界の人なの? なんで浅倉をスカウトしたの?
一番ヤバいのお兄ちゃんじゃない? ってなっている。
ところで、紙(カード)が変身道具だったり、武器を繰り出したりしていることがやっぱり問題を引き起こしたので(まさか、紙なことは伏線だったのか!)ってなるエピソードがありました。
真司が芝浦にカードを盗まれたことです。
あの、戦闘中にお腹のカードケースから扱いにくそうなスーツを着た手でカードを一枚引き抜いて、カードの機械にセットして技を繰り出すのを見るたびに(あの間に爆発系の攻撃されたら、カードが燃えちゃうんじゃないか・・)とずっと思っていたんですよね。
しかも、風に飛ばされたりすることもあるような気がするっていう。
でも、そこは、ほら特撮だからっていう暗黙の了解があると思っていたので盗まれたのは、そういうこともあるのか!? って衝撃だったし、芝浦は、真司のカードをライターでことあるごとに燃やそうとしていたし、さらに言うと蓮が真司に「破られたらどうするんだ」って言ってたので、実は紙に見えるけど、”紙的な何か” なことをうっすら期待していましたが、やっぱり紙なんだな・・ってちょっとがっかりしてしまいました(笑)
そして、カチッ『ストライクベント』などの説明があるのと、うっすら見えるカードの文字が【〇〇 VENT】だったため(VENT・・ベントキャップ、換気口・・) と思ってたんですけど、VENTには、動詞で怒りをぶちまけるという意味もあったので、技を繰り出す的な意味なのかな? と納得してたんですけど、このカード名にはいささか疑問があって、
「なんで技の名前を英語で言うんだろう。子どもわかんなくない?」
「子供の英語学習的な要素もあるんじゃない?」
「でもさ、武器の刀が空間から飛んでくるときはソードベントなのに、盾が飛んでくるときはガードベントなんだよ。間違いとは言い切れないけど釈然としない」
「・・・・・」
という会話を繰り広げてたんですが、あのカードは【アドベントカード】だということを偶然知り、最近では、クリスマスの際のアドベント・カレンダーなどが流行りですが【ADVENT】(降臨)だったよ!!
なので、カード名はもじりであり、英語ですらなかったってことで妙に納得してしまった(笑)
11話以降の話の展開『仮面ライダー龍騎』はたくさんのライダー同士の戦いを描くことにより、生きていくために抱えている闇や重荷、そして自分の間違っていると思う悪は排除するべきものなのか、自分の欲望のためには他人の人生を犠牲にしてもいいのか、のようなテーマが存在しているような気がしてきました。
実際のところはわかりません(笑)
そうなると、何も背負ってない(と言われていた)真司は、正義のためだけにという動機なので邪心がなくて強いのかなとも思います。
ゴローちゃんが死んでないことを心の底から喜べる強さみたいなものがあるのが、ほかのライダーにはない魅力に思えてきて主人公を応援する気持ちも湧いてきました。
でも、自分が優衣のお兄ちゃんだとすると、今一番邪魔なのは、自分がスカウトしてないで偶発的にライダーになってしまい、行動も読めない真司だよね。
メンタル強いし、たぶん自分の言うことも聞かないし、ああいうタイプの人の思考は頭のいい人には理解できない。
優衣のまわりをうろついてる真司を一番つぶしたいはず。
ということで、浅倉を投入したり北岡をけしかけたりしてるんだろうけど、あのカードデッキは無限に作れるのかな?
だとしても、無駄にライダーを増やしても戦いが伸びるだけ。
シスコンをこじらせまくった優衣のお兄ちゃんが今後どういうキャラになっていくんだろうか気になります。
そもそも、仮面ライダーに強引なキャラ変や、えー!!そういう展開に持ってく!?みたいなことが、”あるある”なのかわからなく全く予想がつきません(笑)
というわけで、そろそろ若い男子たちの子どもっぽいやりとりの数々に、母性本能が生まれるどころかイライラしてきましたが、そもそもこの番組は子ども向け。
わたしが海外ドラマで死ぬほど鍛えた「ものすごく中だるんでるけど、視聴を始めたからには最後まで完走する」という精神力を試されるときがここに来て、きていると思います(笑)
つまんなくなってどうしようもなくなっているのに、義務感で観てしまう海外ドラマよりは数倍面白いし。
この後、最後まで行くまでの間に、33話以降にはスペシャルドラマと劇場版を観たほうがいいと教えて頂いたのでとりあえず、30話までは引き続き視聴したいと思います。
10話分観てもまだ、推しの北岡先生が死んでないし、どんどんいい感じになってきている(?)のでセーフでした。
悪徳ぶってるけどモンスターには必ず反応するところと、ゴローちゃんには紳士的なところが好き。
でもさ、なんで北岡先生だけモンスターがロボットなの?
コブラとか蝙蝠とか龍はすごくかっこいいのに!
コブラと龍が威嚇し合ってる図や、蝙蝠が唐突に飛んでくるシーンとかすごくかっこよかった。
これから仮面ライダーがまだまだ増えるなら、思春期の頃からの生粋の老け専なんで、おじさん二人ぐらい入れてくれないかな・・。
かっこいいと思うんだけど、おじさんライダー。
それに、若いライダーたちをまとめるまとめ役とか、指南役が必要だと思うんだよ!
まだおじさんというには若い津田寛治さん(OREジャーナルの編集長役)でもこの際かまわない。
あ! 最後に、この10話で一番驚いたのが、超絶へたくそなゴローちゃんの口笛が、つたない演技のせいではなくてキャラ設定だったことですね(笑)
それでは、次、30話を観た後に、また。
戦わなければ生き残れない。
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