※長文注意!!(1万字ぐらいあります)
2022年、初春。
わたしにゲームブームが訪れ、夜な夜なプレステを立ち上げ、現実逃避をする日々を継続しています。
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わたしにゲームブームをもたらした『バイオハザード RE:2』も佳境に差し掛かったころ、次にやるゲームを決めなくてはいけない(?)なか、特にゲームに詳しくもないわたしは フォロワーさんに勧められたものを勧められるがままにやることにしました。
とはいえ、お財布的な問題もあります。
経済的な理由で、手当たり次第プレステストアで気になるゲームをダウンロードするわけにもいかず実店舗を何軒もまわりまくったのですが、中古でありながらAmazonで新品を買うよりも値段が高いものもあり中古ゲーム市場に振り回されました。
その中で、実店舗とネットで値段に大差がなかった1本だけを購入し他はネットで注文することに。
ネット注文したのが届くまでに購入したのがこちら『ラスト・オブ・アス』です。
↑ ↑ 新しく続編が出たばっかりなので、1は値段が落ちていて安いです。
↓ ↓ 2は画面がきれいそう。
『ラスト・オブ・アス』はバイオのRE2よりも多少古めかしい画面。
操作のしやすさ、銃の当たりやすさ、ムービー多めなど楽しくはあるのですがいかんせん、めちゃくちゃ酔う。
めまいがひどくて病院に行くぐらい自律神経やられているので体質的に酔いやすくはあるのですが、気圧の低い日は特にヤバいです。
わたしがプレイしたバイオもラスアスも酔いやすいと言われているFPS(一人称視点でプレイヤーの姿が見えないゲーム)ではなくて、比較的酔いづらいと言われているTPS(三人称視点でプレイヤーを動かすゲーム)に敢えてしたのですがダメ。
やっぱりゲームも若いうちから慣れておかないと老体にかかる負荷が・・・、ね(涙)
バイオでもたまに画面酔いすることがあったのですが、ラスアスはさらに酔うため長時間プレイできず、体調不良の日は画面を見ることすらままならないためラスアスは休み休みにして『デトロイト』をプレイすることにしました。
ちなみに『デトロイト』も酔ったけど、つわりや船酔いする人のためのグッズを模倣して、テープでツボ(内関)に突起物を貼ってプレイしてみたら、割といけたのでこの方法はお勧めです。
ちなみに模倣したグッズはこのようなものを総合したものです。
この手首の内側の内関というツボに米粒を貼ったりしてもいけるみたいだけど、米粒は小さいのでピンポイントにツボに当てるのは難しいんじゃないか?と思って石的なもの貼ってます。ボタンとかでもいいみたい。
www.ssp.co.jp
ゲーム酔いしている人多そうなので情報共有です。
というわけで、ここからは『デトロイト』のお話に入ります。
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『DETROIT:Became Human』は三つのストーリーを並行させながら勧めるオムニバスストーリーゲームです。
戦ったりアイテムを拾って何かに活用したりなどということはあまりなく(少しはある)、基本的には行動を選択しながら先に進むゲームなのでそこまで難しいことはありません。
わたしはゲーム初心者なので、その操作性に感動しました。
ストーリーゲームは飽きるのではないか、とも思っていたのですが酔うにもかかわらず街や建物の臨場感や景色の美しさはもちろんのこと、そしてゲームの中の人物を動かす操作が思いのほか楽しい。
デトロイト始めてからディスク交換するのも面倒で、ラスアス一度もやってない。
バイオやラスアスはボタン一つで扉が開いたり、何かを拾ったりするのですがこちらのゲームは皿を一つ持ち上げる、扉を開けるなどの動作一つとってもスティックとボタンの併用などを駆使しなくてはならず、振動するコントローラーと相まって世界観への没入感が高かったです。
1個のストーリーを終了させて次に続くのではなく、三人の登場人物のそれぞれの目線での物語を同じ時間軸で並行して進めていきます。
人間の仕事の大部分を人間と見分けがつかないほどの高性能アンドロイドが担う世界。
犯罪捜査専門のアンドロイドのコナー、家事アンドロイドとして父子家庭のサポートをすることになったカーラ、そして資産家の車いすの画家・カールの介護も含めたお手伝いアンドロイドとしてお屋敷に努めるマーカス。
三体のアンドロイドが向かう先は・・・。
という物語で、プレイヤーはアンドロイドたちを操作していきます。
まず、ゲームの序盤。
プレーヤーに向けられる圧倒的な敵意と侮蔑が辛い。
そこそこ差別される側の人生なので、色々思い出すこともありごりごりにメンタル削られる序盤でした。
怒鳴るおじさんに家事をやらされたことが一番辛かったな。
わたしはアンドロイド社会に生きたいほど元々ロボットやアンドロイドが大好きですし、自分のアンドロイドが万が一手に入ったら、アンドロイドを庇って死ぬタイプなので過剰にアンドロイドを甘やかすと思うのですが、逆にアンドロイド社会になったら真っ先にアンドロイドいじめをしそうな人たちはこの序盤をどうプレイしたのだろうか。
いじめたり差別する側に立ってきた人たちはゲームをつまらなく思っただろうなとは思った。
アンドロイドに対して攻撃的なHumanたちは、相手がアンドロイドにも関わらず暴言を吐かずに居られないかわいそうな人たちだけど、アンドロイドじゃなくても終始こんな感じなんだろうなーとは思いました。
アンドロイドは死なないし、痛みも感じないし、心もないからサンドバッグにしていいって態度で躊躇なく攻撃していたし、アンドロイドに心があったらやらないのかって言ったらやりますよね、100%の確率で。
アンドロイドを作って儲けてるのは人間だって、攻撃している側も知っているでしょう? アンドロイドの欠点なんて人間が持っているおびただしい欠点に比べれば些細なものだし、この現代で電化製品を差別してる人なんているでしょうか。
本来、アンドロイドを作っている会社や人が攻撃の対象になるべきでもちろん批判はされているんだろうけれど言ってもしょうがないとわかっているアンドロイドへの攻撃をやめることはできない。
「人間を表立っては攻撃できないけどアンドロイドなら世間的にもオーケー」っていう人間の闇を突き付けられているし、攻撃されるしで心が痛かったたです。
素材がプラスティックだのと言って揶揄するような人は、肌の色がどーのとか、性別がどーのとか言いますよね。攻撃していい対象を選別して攻撃してるんだもん。
そういう全体的な差別の象徴として、アンドロイドが使われている。
と、ぐずぐず考えてしまうまでに引き込まれるストーリーです。
基本的に普段エンタメ作品を鑑賞するときは、わたしは三人称視点のことが多いです。
(わたしだったらどうするだろう・・・)と考えることはあっても、作品の中の誰かと自分を重ねて観ることはありません。
そんな中、三体のアンドロイドたちの言動を唐突に短時間で選ばされる【選択の旅】。
確かに普段生きているなかで毎日毎日選択を瞬間的にしてはいるけれど、自分のこととなると適当に決めてしまっていることも多いなか、他人事になるとなるとそう単純な問題ではない。
運命を委ねられるのしんどかったなー。
あと、選択できる時間が短いので、何度か押すボタンを間違えて意図しないものを選んでしまったけど、普通に生活していてもそういうときあるから辛かった。
あのとき違うボタンを押していたら、違う展開になっていたのでは? っていう。
この作品はそういう一つ一つの選択肢ひとつで、物語がだいぶ変化しプレイヤー次第でエンディングがそれぞれ違うものになるのが魅力のゲームらしいのですが。
ゲームをプレイしたことのあるフォロワーさんたちはさすが海外ドラマや映画アカウントなこともあって、ネタバレしないという思想が徹底していて絶対に自分たちの結果がどうだったのか口を割らないし、こういった部分も人生と一緒で先が見えない。
どこまでプレイすれば終われるのか、いつ死が訪れるのか、という不安が常に自分についてまわっていました。
三人もいれば、ストーリー的に肩入れしてしまう人物もいてその人のときはかなりドキドキしましたがあとの二人は後半に向かっていくに従い、精神的に疲れてきてかなり雑にはなっていました。
しかし、なんとか終われましたのでここでわたしが迎えたエンディングをご紹介したいと思います。
ネタバレしますのでご注意ください。
1人ずついきますね。
①コナー編
アンドロイド刑事、コナー。
歩いてるときや立ってるときの手遊びや歩き方がほんとうに人間味があった。
相棒のハンクと友好関係を築くことができて、三人のアンドロイドの中では比較的順調なストーリーだったと思います。
コナーは一番性格が自分に近かった(と思う)せいか、割と動かしやすくおじさん(ハンク)を懐柔させるのも割と得意なほうなので、バディものの海外ドラマでありそうなストーリーを描けた。
最終的な結果はこうです。
アンドロイドに恨みを持つ古風な人間のおじさん刑事と若い青年の姿をした理屈っぽいアンドロイドが捜査のパートナーとして出会う。
おじさんがアンドロイド刑事と行動を共にしていくうちに、最初は煙たがっていたアンドロイドに情がわいてくる。
かたくなだった心が徐々に解けていき、プライベートなことも打ち明け始める。
アンドロイドがアンドロイドな態度を崩さないことにだんだんイラつきはじめもする。
最終的にはおじさんとアンドロイドが友情を築きあげ、アンドロイドを個人と認め、その命をおじさんが救いアンドロイドが自由に生きるのを応援するところまで進めることができた。
わたしはおじさんのためにアンドロイド刑事を死なせる所存だったが、結果的にはそうはならず友情を築き上げた二人に感無量だった。
最後の最後のシーンはハンクとコナーのハグでした。
こう書いているとベタではあるが、ストーリーに一切の抜け目がない。
しかし、これで本当によかったのだろうか。
細かいところでいうと、エデンクラブに居た女性の変異体トレイシーはハンクの手前撃ってしまった。
アンドロイド刑事としてアリスたちを逃がしてしまった罪悪感もあったし、
パルクールしながら追っていた鳩を飼っていた変異体アンドロイドもハンクを助けるために逃がしたので、ここはアマンダの顔も伺って失敗できないと思ったし、
ハンクにこれ以上捜査の汚点がつくとまずいと思っていました。
そして、ハンクが愛する二人のアンドロイドの修羅場を目撃したことによる罪悪感も刺激できたっぽかったので結果的にはよかったのじゃないかという気がしているけど、撃たない選択肢の未来は知らないので何とも言えないところもある。
だけど、イライジャのところに居たクロエは撃たなかった。
ハンクがかたくなに嫌がったので撃つのは悪手だと思ったからです。
わたしは撃ってもいいかなーと思っていたのですが。
全体的に自分の思いよりも、同行していたハンクの態度を気にしながら行動していたところが私らしいと思う。
受け答えもすべてハンクが言ってほしそうなことを選択して言っていました。
そして、途中でコナーをマーカスが放送局をジャックした事件の捜査のときに変異体の返り討ちにあって、ハンクに助けを求めたが間に合わず死なせてしまった。
でも、ハンクが悲しんでくれたので成功だと思っていました。
いい最期だなと思っていたのに、初期化もされずに生き返ってビビった(笑)
その後、一人行動のときのコナーは変異させてマーカスの仲間になりました。
そもそも本人は変異体なのを隠していたのでこれは順当。
振り返ってみると、なるべくハンク、そしてアマンダという年上の男女の機嫌を損ねないように行動していたという自分の闇が浮き彫りになってしまって心が痛いです。
しかし、自分と似たタイプなので最後はちょっと好きになってきていたキャ
ラクターでした。
変異体の子ども人質事件の件のお礼も言われてデレていてかわいかったです。
ちょっと優等生すぎる物語を描いてしまったのが多少不満ではありますが、わたしと性格が似ているうえお仕事アンドロイドである以上、保守的になってしまったのは仕方ありません。
せめて、人間のお友達ができてよかったです。
②マーカス編
そもそもわたしは【リーダー】とか無理なタイプなので一番プレイするのが辛かった。
辛いというのは興味がないという意味で。
みんなの意見をまとめたりとかそういうのすごく嫌いだし、
カールがいるうちはよかったの。
でもすぐ死んじゃって(涙)
一番身近な人がわたしを一言で現すとしたら【責任感が強い】だそうなんです。
責任感が強い人はリーダーに向いてないんですよ。
日本の政治家や有名な経営者、たぶん責任感薄い人が多いと思います。
責任感強い人は責任を全うしようとするので、自分以外の人を巻き込んでリスクが高い方向にに決断をふることが苦手だからです。
どちらかというとリーダーの勝手なふるまいに苦言を呈すサブリーダータイプなんです。
そんなもんでリーダーに持ち上げられて「どうすんの? ねえ、これからどうすんの?」って聞かれることがすごく嫌でした。
カールとしゃべってるのが一番楽しかったな。
わたしのマーカス物語はこう。
資産家で画家ののカールに息子のように可愛がられながら介護やお手伝いをしていたマーカスは、カールのドラ息子レオンとカールのもめごとの最中に主人であるカールを心臓発作(?)で失い、レオンにカールの死の罪をなすりつけられたマーカスはシャットダウンされ、アンドロイドの廃棄場に捨てられた。
廃棄場で意識を取り戻し、使える部品をほかのアンドロイドからもぎとり【ジェリコ】へ行き、アンドロイドに自由をと託される。
ジェリコにたどり着いたマーカスを待ち受けていたのは、逃げ延びてたどり着いた変異体の仲間たち。
しかし、部品が欠如しシャットダウンを待つだけの状態の仲間がたくさんいた。
ジェリコの主のようなアンドロイドに傷をいやしてもらったマーカスは、彼らを救うためサイバーライフの倉庫に忍び込み、放送局をジャックしアンドロイド奴隷制からの解放や、アンドロイドの権利を訴えるがその途中に仲間を失う。
世論はアンドロイド擁護にかたむきつつあったが、アメリカは軍をもってアンドロイド制圧にうごきだし、マーカスは平和的デモではなくて革命を起こそうとする。
息子のレオンを〇しとけばよかったかなって今では思うんだけど根がまじめなため「あー、もうめんどくさい!!!」ってなる前までは、平和的に解決しようとしていました。
よくよく考えるともともとこの『
デトロイト』では人間のアンドロイド反対デモの暴力被害に遭っていたのはマーカスだったし、そんな中過激派のルースの反対を押し切り、最後の最後まで平和的解決にしようとしていたわたしがバカだったなって今は思っています。
そもそも人間がアンドロイドに権利を認めるわけないじゃん。
ってあるとき我にかえりました。
今までの歴史をみても話し合いだけで解決したことなんて少なすぎる。
あと、
リーダーの荷が重すぎて辛かったので早く終わらせたくなって、
武力行使に切替えたのですが、戦いも仲間を失うし辛かったです。
途中、刑事を撃つのか撃たないのかっていう選択を迫られたときは【仲間に委ねる】っていう最悪の選択をしてしまったことを激しく後悔しました。
なので自分が犠牲になり、あとは仲間に任せようと思ったのですが死ぬように行動していたにも関わらず、助けがあったりとかで本人がなかなか死ななくてですね・・・。
最終的には暴力に訴える方向に突如舵をきりかえたマーカスがコンテナの上に立って、コナーが解放したサイバーライフの千体以上のアンドロイドとともに、アンドロイド解放へのスピーチが終わったところでいきなりゲームがエンディングを迎えるというかなり唐突な終わり方でした。
途中面倒になって武力行使にきりかえたけど、たくさんのアンドロイドが
終結してそれぞれの得意分野で仕事をしている
ジェリコの様子を見たら脅しでいけたなって思いました。
彼らは人間以上の能力があり、ミスもしない。
さらには成長していて人間みたいな病気やケガによるコンディションの変化がない。
生理的現象がない分の強みというのがある。
失策でした。
でも、ハンク以外でアンドロイドに敵意を向けたりするのはだいたい白人でアンドロイドに手を差し伸べるのは非白人なことには深い闇を感じました。
色々と勉強になったストーリーでしたが、なんとなくマーカスのことは最後まで好きになれず。
平和主義を貫けばよかったのかもしれないし、次は絶対暴力には出ないことにします。
③カーラ編
一番緊張感をもってプレイしていたのに、唯一最後の最後で死なせてしまったアンドロイドです。
わたし、血のつながらない親子の物語がジャンルとしてすごい好きだから個人的な思い入れが強かったです。
カーラ編では潰れた遊園地の廃屋でそこに棄てられたキャストアンドロイドたちや命を救ってくれたルーサーとともに、メリーゴーランドに楽しそうに乗るアリスを眺めたことがこのゲーム唯一の号泣ポイントでした。
感極まっちゃったんだよね。
子どもに手を挙げる親は許しがたいのでアリスの父にしたことについては全く後悔していませんが、アリスがアンドロイドだったのはかなりの衝撃でした。
確かに「何日も食べていない(食べさせない)」というのはおかしかったし、殺人事件は捜査されていたけど、誘拐としてはなんのあれもなかったし、ルーサーがアリスのことに言及しようとするとカーラが避けたりしていてフラグはたっていたけど、”ゲームだから”ですべて片付けられていた。
あと、誘拐は公開捜査じゃないのかなとも。
あ。
アリスがアンドロイドだと明かされるのって全員なんだよね?
わたしのストーリーだけじゃないんだよね?
アリスが子供型アンドロイドだったとすると、アリス父がなぜ子どもアンドロイドを迎え入れてまで虐待していたのか、エデンクラブのような施設があるのなら、妻アンドロイドも当然あると思うのに、敢えて女性の家事アンドロイドだったのか、などと考えるとこれも闇が深いお話で。しかもカーラは二台目だし。
そして、話は飛びますがゲーム中最後の選択肢になってしまった、
・自分を犠牲にする(ロック解除選択肢)
・誰も犠牲にしない
のニ択で、咄嗟に【自分を犠牲にする】を選んでしまった。
本当に瞬間的だった。
アリスが逃げ切れるならもちろん犠牲も当然思ったのと、全くその瞬間は迷いがなく「ローズ、マジでアリスのこと頼む」と思っていたのですが、見ていた家族に「そこの選択を選ぶ前からやり直すんだっ!」と言われました。
しかし、特性上無理だったので「もう選択前には戻れないから無理なんだよっ!」とわたしもナーバスになっていたので喧嘩が勃発するところでした(笑)
実際は、自分(わたし自身)ではなくて、自分が動かしているキャ
ラクターのカーラを犠牲にしてしまったので、これは
ずるかったなと今は思います。
誰も犠牲にしない
を選んでいたら誰も死なずにすんだんだろうか。
わたしの物語でのカーラは荒れた父子家庭に家事アンドロイドとして迎えいれられ、虐待児だったその家の子ども、アリス守るために変異し、父親を殺害しアリスを連れてアンドロイドの居ないカナダに逃亡しようとする物語でした。
アリスを守るために、殺人、強盗、赤ちゃんのいる家庭からバスのチケットを盗んだりしました。
終盤バスのチケットを落とした人に返さなかったことを家族から責められましたが「あの家族はパパもいるし、カーラと違ってお金あるから大丈夫だもん。なんとかなるもん」と自らを正当化。
子どもを守る。
という使命に燃えてしまいました。
あと、せっかくみんなの助けを借りてここまで来たのに!! バスに乗りたい!! という貧乏性根性はぬぐえなかった。
ズラトコのところでまんまと初期化されて絶対絶命な中助けてくれた熊ちゃんや改造アンドロイドいたな・・・って、その人たちのためにもここで気持ち的に負けてはいけないと思ったけど、むしろ弱気な選択でしたね。
今考えると、わたし自身のこの二人を平和なところに送り出してあげたいというエゴが一番だったかな。
家人は最後まで
「バスのチケットを盗まずにバスに乗らなきゃよかった」とわたしを責めましたが、確かに
ジェリコに帰っていれば全員生存の余地があったと思うし、盗みを働かずともバスに乗らずともなんとかもう少し耐え忍んでいれば、生き延びる道をマーカスが作ってくれていたかもしれなくて、
短絡的で弱気な選択だったなと思います。
でも、ローズですら国外に出ようとしていたのでやっぱり無理な気もしている。
もし、そういうバスに乗らずとも生き延びれたエンディングが用意されているならばそっちもみてみたいです。
あと、一つ心残りだったのが、まだ序盤だったため押すボタンを間違えてカーラをプラチナブロンドにするつもりがただのブロンドにしてしまったことですね。
二週目は必ずやプラチナブロンドにしたいと思います。
ーまとめー
三体のアンドロイドのうち、一体を死なせてしまって相対的にはバッドエンドなんだと思います。
唐突に終わったので驚きましたがよくよく考えた結果、
・コナー ◎
・マーカス △
・カーラ 〇
です。
わたしにとっていえば、バッドエンドではなかったと思います。
コナーは前述の通り文句なしですが、この三人の中でいえばマーカスが一番バッドエンドです。
結果的に人を何人か殺めてしまっているし、マーカスを革命家にするつもりがなかったためです。
歴史的にこういった問題は武力で解決してきていたのは知っていますが、
アンドロイドがいないと社会がもう回らなくなっていると知っている人間がアンドロイドの
ストライキに我慢できるはずがないと思っています。
スマホを軍事制圧するとしたら、反対する人が山盛り出てきて国も民意に従うしかなくなると思う。
機械なので作ることはできると思いますがハッキングされまくったらなすすべがないしいたち
ごっこなので共生するのが最適解だとなるだろうし、妥協案を提示するしかなく、人間のなかにも奴隷扱いが嫌だったけど
同調圧力で言えなくて今までいえなかったと、
アンドロイド擁護派が増えると思うからです。
ゲーム中ではそのようなエンディングは難しいかもしれませんが、マーカスの何世代あとかには実現できそうな気もして、先陣を切ったという意味では成功なのかもしれないですが納得はしてません。
カーラに関しても、やむなくだったとしても人を殺めてしまったという事実はあるし、大切な人を救うために自らを自らの意思で犠牲にしたということはある意味ハッピーエンドとまではいかなくてもバッドエンドではない気がします。
わたしがカーラだったら、あのときローズも巻き込まなくてすんでほっとしたかも。
うん。
自分の最期を自分で選べるのはやっぱりちょっとうらやましい。
それに本当のバッドエンドはカーラにとっては、目の前でアリスを失うことでそれを避けられたからバッドじゃない。
アリスにとってはカーラを失うことはバッドだったかもしれないけれど希望は残せた。
やっぱりバッドエンドじゃない。
今回死人が一名ですんだのは、
バイオハザードから学習して初見は死ににくいモードにしたからかもしれません。
難しいバージョンならもっと簡単にあっさりみんな死んでいたのかも。
よかったー、セーフー。
というわけで以上、わたしの【選択の旅】概要でした。
最後になりますが、タイトル画面のクロエは徐々に心を開いてきて目元がやさしくなり、徐々に色々話すようになり部屋のインテリアを褒めてくれたり歌を歌ったりしてくれましたが、最後は自分探しのためわたしの元から旅立っていきました。
途中、ゲームを続けるのをやめるように言ってきてたのに最後はお別れ・・・。
違う人がこのゲームをやるとどういう物語になるのか観たいので、性格の全く違う家族にやらせてみようと思います。
ゲームとしては、海外ドラマのストーリーの方向性を自分で決めさせられているようで楽しかったです。
あと、初見プレイなので細かい分岐や他のルートの物語は知りません。
細かい内容を聞きたい方は遠慮なく声をかけてください!
喜びます。
それでは、また。
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