Netflix『アンブレラ・アカデミー』2020.07.31待望のシーズン2配信!!
待ってた、待ってたよ・・。
この超絶繁忙期である一年で一番、メンタル的にも体力的にもしんどい7月の生きる糧だった『アンブレラ・アカデミー』シーズン2の配信!!(祝)
それがもうあと少しで迫っている、嬉しい、生きてよかった・・。
1年以上待ってたんだね、わたし。
シーズン1は去年のゴールデンウィークのあたりだったんだ、とこの記事を書いたことで判明しました。
もっと、待ってた気がするんだけど、それは楽しみにしていたからだと思う。
個人的にGWは、毎年そこまで長期で休めるわけでもないし、休みだったとしても、自粛を強いられる生活スタイルがこの10年以上は必須なので、ゆっくり観られてゆっくりブログも書けたんだなって妙に納得した。
シーズン2を疑問符ばかりで迎えたくなかったため、現在海外ドラマを観ている暇があまりないなか、それでもコツコツ先週あたりから細切れに復習をしていました。
初見のときにはいろいろ驚くことがあって、もう全部観ているから全てネタバレしているにもかかわらず、面白くて夢中になってしまった。
やっぱり№4と№5は特別好きかなと自分の中で思っていたけど、振り返って見てみるとみんな好きで、悪役のチャチャとヘイゼル、ドーナツ屋のアグネスや、ハーグリーブス家の父、母、ポゴも全員好きで胸がいっぱいななか楽しい復習でした。
辛いこともたくさんありましたが・・。
2019年一番気合を入れて書いたドラマレビューはたぶん『アンブレラ・アカデミー』なのに、初見のように楽しめた都合のいい自分の脳に感謝ですね!
人にも、すごい面白いから観て!って布教するほどのドラマじゃないよなって思ったりもするんだけど、わたしはすごい好きで、なんでこんなに好きか正直自分でもわからない。とにかく好き。
理由はもちろんたくさんあるけど、ここが一番好き!とか、どこが特別どうってうまく説明できないからもう恋に近い感覚かもしれないです。
ストーリーもけっこうざっくりしてて、既視感がないわけじゃないにもかかわらず、キャラクターの魅力と世界観で引っ張っる、向こうからグイグイ来る強引な感じ、好き(笑)
ひとまず、自分のレビューをざっくりと振り返ってみました。
ep9の№5の一人語りの字幕訳が納得いかなくて、コマ送りでセリフを英文で書き起こしたりしたんだよね・・。
懐かしいわ(その英文を見事に一個も覚えてない、自分にびっくりしたけど) 。
Hey・・しかリアルに覚えてなかった。マジで。
あと、なんか数字を計算してたことだけは覚えてた(笑)
あと『ヨハネの黙示録』を必死で調べたな。
これで、だいぶキリスト教に詳しくなりました。
ドラマのことは覚えてなかったのに、何故か『ヨハネの黙示録』の方の知識は残ってたので不思議。
そういったわけで、復習したうえでも新たに好きな部分がたくさんあって、やっぱり愛しい『アンブレラ・アカデミー』のここがよかった!ってところをシーズン1の若干のネタバレを含みつつお送りします。
上記の通り、ちょっと恋に近い感覚だから、語彙力を失っているかもしれないですがご了承ください(笑)
まだ、未見の方はネタバレと、見てないとわからない話に気を付けつつ、シーズン2を楽しみに待っている同士は、おさらいがてら読んでいっていただけると嬉しいと思います。
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世界観がお洒落、小道具可愛い
ストーリー、街並み、衣装、小道具、建物、部屋、ロゴ、そして音楽に至るまで全てがお洒落で可愛い。
たくさんの(個人的な)萌えが詰まっている。
シーズン1を復習していたら、ハーグリーブズ家の屋敷の床までモノトーンの花柄で可愛かった。
1話観ている間に何度も、可愛い・・ってキュンと来る(笑)
『アンブレラ・アカデミー』は元々がアメコミだしモノトーンを基調としたロゴ使いやマーク使いがうまく、グッズがものすごくほしくなるけど、日本では売ってない。
悲しい。
稀に奇跡的に売っていたとしても、チャチャとヘイゼルのアメコミ柄の小さなグラスが二つで三千円だった、買えない。
マーベルグッズも高いけど、それ以上に高い・・。
本国では二つで8ドルぐらいだろうと予測。
ヴィレッジ・ヴァンガードではたまに『ストレンジャー・シングス』のグッズを売っているので『アンブレラ・アカデミー』のグッズも是非、是非取り扱ってほしいです。
ヴィレヴァンさん、ネトフリでは『アンブレラ・アカデミー』かなり推してますよ!!
ヴィレヴァンさんの雰囲気にも絶対に合うと思うので、よろしくお願いします!
音楽使いがとにかく素晴らしい
『アンブレラ・アカデミー』ファンの中では知らない人は居ない(と思われる)、ep1で兄弟姉妹が別々の部屋で同じ音楽で踊るシーンでハートをがっちり掴まれた思いが復習でも再燃した。
洋楽全然詳しくないけど、おそらくアメリカではちょっと懐かしい感じの音楽が、激しい戦闘シーンやエグいシーンに盛り込まれていて、POPさとお洒落感があって、今まで観たことあるようでない感じの愉快な映像体験。
なにしろ、ドラマの始まりは、だいたいみんな聞いたことのある『オペラ座の怪人』のヴァイオリン版だったしね。
このキャッチーな音楽使いは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にも通ずるところがあるけど、もっと洒落てるかな。
あっちはもっとシーンや情に訴える感じの音楽の使い方だし、アンブレラは音楽の効果的な使い方が他にはない感じが好き。
エグいのも好きだし、お洒落なのもいい・・
という、我儘な海外ドラマオタクの欲望に応えてくれるのは、今のところ『アンブレラ・アカデミー』だけ。
ボウリング場で、みんなでレーンを走るシーンとか音楽の融合もあって、すごく好きでした。
※サントラ買おうかな。
ハーグリーブズ家
全く同じ日、同じ時間に不思議な状態で生まれた子どもの中から7人チョイスして引き取った変人(?)大富豪老人、レジナルド・ハーグリーブズ。
彼らの元に養子として育てられることになった特殊能力を持った7人は、№1から№7まで番号がふられ、ハーグリーブズ卿のもとで『アンブレラ・アカデミー』の門下生となることに。
執事の”ポゴ”、7人を愛情深く育てた”完璧な乳母”のグレース。
わたしは大人なんで、この7人兄弟姉妹はアラサーのわりに子供っぽく、厨二をこじらせたまま大人になったように思えますが、それも魅力のひとつでもある。
みんな大人で、まともだったらつまんないからドラマとして成立しない(笑)
それぞれのこじらせ方も、こじらせあるあるを集結させたような形で、一度に全部観られてお得感がある。
そもそも血の繋がっていない家族物語は、すごく好きなジャンルの一つなんです。
世界各地のいろんなところで、突如生まれた7人は誕生時間が同じなのに、人種も性別も全員バラバラで多様性を集結させたようなところもいい。
二周目したらさー、悪態ばっかりついているのに、最終的にはなんやかんや仲良しなのがすごく尊かった・・。
お互いを忌み嫌っているようでいて、信頼していたり、大事に思っているところがある。
悪態つけるのも、甘えているからこそなわけで、この子たちはきょうだいなんだなって愛しさが増した(笑)
№5はもちろんのこと、臆病で慎重だけど周りをよく見ている№4クラウス、我慢強い№3アリソンが好きだし、真面目でかっこいい№6のベンも好き。
№1という立場に執着しすぎてこじらせた長男ルーサーも、まぁ許容範囲かなと思うし、№2ディエゴはそんなに好きな性格じゃないけど顔が一番好き。
二人とも、世界中によくある兄弟こじらせ(笑)
そして、ヴァーニャは末っ子魂爆発させてて、わたしは長女なので、強烈にイライラするし、正直みんな甘やかしすぎだと思います。
「自分は一ミリも悪くない、認めてくれなかったみんなが悪い」といった頑固な思想や、暴露本は復讐としてかなり子どもっぽいし、どうかと思う部分もあるのですが、薬ではどうにもできなかった元々の強烈な性質があって、それをわかったうえでヴァーニャ対策を諦めずにグレースを投入、さらに大事な大事なヴァイオリンをヴァーニャに託したレジナルドパパ。
屈折はしていたけれど、それぞれ7人のことを愛していたと、初見の時も思っていたけど復習してみてやっぱり思うんです。
特殊な7人を大人として生活させていくには、能力と共存していかねば本人が大変なこと、危険因子になりかねないことを一番理解していた理解者だったと思う。
なので7人全員居て、アンブレラ・アカデミーなんだなと。
というわけで、
『アンブレラ・アカデミー』はホームドラマなんです!
家族の絆を描いた物語なところが、このドラマの好きなところの一つでもあります。
悪役も可愛い
悪役として登場する男女の殺し屋。
チャチャとヘイゼル。
この二人の役もすごくいいんだよね・・。
登場人物の中で、ポゴの次に大人っぽく紳士的なヘイゼル。
シーズン1が終わるころには、ヘイゼルの幸せを心から願ったし、チャチャの容赦のないやり口の割に、ヘイゼルのことは仕事のパートナーとして大切に思っている感じの関係性もエモーショナルで好き。
あと、二人がかぶっているマスクがお洒落で可愛すぎる。
シーズン2も期待している。
№5の圧倒的な魅力。
まぁ、主役ってわけじゃないのかもしれないけど、№5がやっぱりストーリーの中心ではあります。
日本では『名探偵コナン』があれだけ、ご長寿番組となり未だに衰えぬ人気があるわけだし、№5(みたいなキャラ)は、全世界的にみんな好きなわけですよ。
二周目したら、13歳の時に自分が見舞われた不幸から、大人になりきれてない13歳の部分が随所に垣間見られてそれはそれで可愛く思えました。
なんかすごい有能キャラとされてるけど、海外ドラマによくある風景でツメが甘いんだよね(笑)
家族思いの優しい部分と、ツメの甘さという最強のツンデレ半ズボン№5は、やっぱり最高でした。
ドロレスを、№5の大事な人と認めてくれている兄弟たちも素晴らしかった。
誰も否定しなかったもんな。
ルーサーなんて人質にとったりしてるぐらい、№5にとっての大事な人と認めてた。
でも、わたしも絶対ドロレスのことは否定しない。
№5のことを守ってくれてありがとうっていう感謝しかないです。
シーズン1の時点で大人の出演者に合わせるため、他のキッズより№5は少し大人っぽかったので、シーズン2にあのキッズがまた出演するのであれば、彼らが成長してバランスが取れる反面、シーズン2になるころには半ズボンが似合わなくなってしまう心配を№5ファンの視聴者がしていたのが面白かったけど、予告観たらギリギリ大丈夫だった!・・・と思う・・・・。
もう、最悪、半ズボンじゃなくてもいいよ。
シーズン2が見られればわたしはそれでいい!!
他に書きたいこともあるのですが、それはシーズン2の第1話に持ち越すことにして、この程度でシーズン1の振り返りはやめておきたいと思います。
そもそも、よくよく見ると№5の見た未来にはなっていないので、すでに色々変わっているわけなので、それを阻止しようとするはずの委員会。
予告を観たところ、タイムリープを7人がするみたいなので、もしかしたら若いレジナルド・ハーグリーブズに7人が会うかもしれなくて、だからこそ選ばれた7人なのかもしれないし、若いアグネスとヘイゼルが出会うかもしれないよ!
個人的にはあの年の差の二人のまま幸せになってほしいけど・・。
あと、クラウスとデイヴの切ない物語、期待していますね。
それと、これはものすごく気になってることなんですけど、あの7人のほかに同時に生まれた人たちの詳細ってどうなってるんだろうね・・。
ニューキャラ登場する可能性もアリですか?
委員会にスカウトされていた、アンブレラみたいなチームとかも?
何しろ2では、もっと兄弟姉妹たちが仲良くしてるところを見たいですね(笑)
疑似家族も好きだけど、アベンジャーズ好きなので、結託して戦うやつ大好きなんで。
最後に、個人的にあの7人の中でどの能力を持ってたら一番キツイかなと考えていたんですけど、アリソンの能力がメンタル的にきそうなんですごく嫌だなと思ってました。
自分の思い通りに自分の人生がなる、ドラえもんの【もしもボックス】的な感じ。
のび太みたいに、能天気だったらいいけど、絶対自分を追い詰める結果になるし、けっこうアリソンもやらかしちゃってたもんね・・。
皆さんはいかがでしょうか。
と、ここまでテンション高くお送りしてきましたが、そうはいっても配信まで二週間ほどありますので、まだ復習にも充分間に合いますし、初見の人はこれを読んで、色々とネタバレさせてしまいましたが、細かいところが気になったはず。
みんなで、二回、三回と観て7月31日を迎え撃ちましょう!!
それでは、シーズン2のレビューでまた近々。
毎日雨ばっかりなので、アンブレラアカデミーのロゴ付きの傘が欲しいです。
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