早く、シーズン2に入りたいのでさくさくシーズン1を観てしまいたいのですが、重くてなかなか進まない。
6話までは2周目なのに色々忘れているし・・。
そんなにすっごく面白いというわけではないけれど、気になってついつい見てしまうパス(笑)
第4話は、組織のために組織のリーダーになろうと目論むカルに邪魔が入るエピソードでした。マイヤリズム組織の行事なども織り込まれ、組織の内部事情が更に浮彫りに。
また、エディの怪しい行動からカルとエディの関係にも亀裂が生じ始めます。
※以下、ネタバレありの感想です。
今回のエピソードの感想は、毎回パスを観るたび思うのですが信仰心ある人は強いし、頑固で、わたしには到底勝てない、怖い。
絶対に自分は間違っていないと思う揺るがない気持ち、ちょっと羨ましくさえある。
そして、前話で死んだと思っていたミランダは生きてました。
倒れているだけではなく何故か骨折もしていて、病院に運ばれていた。
変な野菜ジュースを飲まされて低血糖はともかく、一人で部屋に監禁されていたのになぜ骨折!? 病院にカルが見舞いに行き、エディとは何もなかったということを話したのに病院から連れ出されたかと思ったら、、目が据わっていて悟りを開き、あれだけ強固に否定していた不貞関係を認めていた。一体、カルと何があったの・・(怖)。
ミランダからエディの話を聞いたカルは、エディの行動に疑いを抱きレベルアップの修行を勧め、修行のパートナーには自分がなると申し出ます。
なんか、修行のパートナーって、色々さらけ出す関係になるみたいだね。
6Rのエディが→7Rへの修行。
エディの妻のサラは8Rで支部の幹部。
カルは10Rで組織の最高幹部。
ところで、『R』ってなんの略か気になりませんか?
普通、こういうランク付けの場合Levelだと思うのですが、LevelだったらLだから、Rは何を現してるんだろうなーってすごく気になるのです。
おそらくカルと同じ10Rで、博士の病状を知る人たち。
行事は、『博士の予言記念日』を祝う行事です。
あの南米調の衣装や花輪、アクセサリーはペルーのものなんだろうなー。
そして、多分、毎年同じ話を同じメンツで話してる。
でも、みんな楽しそうだし、幸せそうに過ごしている。
来たる終末、博士の予言を信じているわたしたち仲間には不幸は訪れない。
今、この瞬間も幸せに溢れている。
更にわたしが驚いたのは、オープニングスタッフ夫婦の浮世離れ感でした。
博士がもう生き返らないと思っているのはカルだけで、夫婦は心から奇跡を信じてるし、カルに現実を突きつけられるまで博士は死ぬはずないと心から思っている感じでした。カルの現状の話に対しては「こいつは何を言っているんだ」状態。
博士のことはわかっているけど、敢えての現実逃避なのか、それとも本当に奇跡を信じているのかわたしにはわかりませんが、大きくなった組織を更に大きくし守りたいカルと、あくまで信仰心を守りたい夫婦。
このままでは組織がダメになり、あなたたちの生活も維持できないと博士の後継者を強引に宣言するカル。
このドラマを観ていると、なんか知らない不安に襲われるのはそこに生きている人たちの現実感のなさ。うん、そうだ。改めて、現実感がないんだ。
死後の世界を客観的に眺めてるような気分になる。
そもそもあの人たちの収入源はなんなのかとか、きちっと働いているのかとか(野菜は育てたりしてるけど)社会的な問題が色々と気になってくる。
そして、エディ家族のもう一つの新たな問題は、10代の思春期真っ盛りの息子ホークの『俗人』との恋ですね。
二世同士が恋をするのが一番障害が少なくていいけど、普通に学校に行っているんだから、知り合う機会も多いんだし当然そうもいかない。
今までは組織も小さかったし、あまりそういう問題も起きなかったのかなー。
それとも俗人との恋はタブーだから、もみ消されていたんだろうか・・。
家族間に秘密はなしにするっていう掟も、絆を深める大義名分の裏で怪しげな行動を未然に防ぐって意味も入ってそうだし、俗人が組織に入る以外に恋の成就はなさそうに思えるけど、主人公のエディがうっすら俗人魂を残した組織人なので、そこがどういう対応になるのか気になります。
第5話の感想はこちら ↓ ↓
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