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THE PATH/ザ・パス シーズン2 第11話 感想 激昂し、絶望する男たちのそれぞれの行方とそれを取り巻く女たち

シーズン2終わりまであと2話!!

盛り上がってまいりました。マイヤリズムに絡む男達のドタバタ劇(笑)。

第11話は、本当に『男たちの物語』って感じでした。

エディ、カル、ホーク、サラのパパ、リチャード、ショーン、サム(偽名)・・。

それぞれがそれぞれの思いを持って、色々取り組んでいますが、ここに来て、エディが何をしたいのかさっぱりわからなくなってきた。

 

第10話の感想はこちら ↓ ↓

 

meganetamago.hatenablog.com

 

 

第11話は、サラとカルがそういうことになったと知ったエディ、サラとそういうことになったカル、元カノとそういうことになったホーク、それぞれのその後と、それに絡むリチャード、脱退に向けて動き出したショーン。潜入捜査をしていたサム(偽名)の動向など盛りだくさんな内容でした。

 

※以下、ネタバレありの感想です。

 

幹部女性のガイドのもと8Rの修行を着々と進めていたたエディが、サラとカルがとうとう一線を越えたことを知って激昂して、カルの元に乗り込み、事実だけど言ってはいけないことをたくさん言ってしまうくだり。

おおまかに言うと、博士はカルを後継者に選んだことは間違いだと言っていた。博士の後継者と言われたのは自分でありカルではない。更に、カルはサラと一線超えられて満足だろうけど、サラには愛されてない。

エディ、激昂してたから、脱退の情緒不安定で作り話だとされちゃってたけど、おおよそ真実だし、さすがに言われすぎて、カルがかわいそうになってきて切なくなる。

マイヤリズムのペンダント、エディに渡したのもリチャードだったと思うし。

博士のことも、サラのこともカルは最大値愛してるのに、エディに持ってかれる運命っていうのがどうも人生の不条理を感じる。

サラのことは何度もトライしてはフラれ、サラの魔が差したことをきっかけにチャンスを逃さなかった。

 

だけど、もう本当にこれは大人として品がないのでここに書くのはちょっと憚られるけど、他にいいようがないので書いちゃいますけど、カル、一回やっただけで恋人や家族づらはちょっと・・って思いませんでしたか?(笑)

前話で、「君の罪になりたくない」って言っていたのは、一夜限りのことでなかったことにしよう、忘れようっていうことじゃなかったのかって思いましたよね?(笑)

なのに、サラの家族に公表、両親の夫婦問題も家族問題もこじれて病んでるホークにも直接言うみたいな、サラ囲い込み作戦。

それが、切なさに更に拍車をかけるんですけど、絶対に逃がさないぞっていう執念が。

 

サラも自分が受け入れてしまった以上、むげにできないっていうジレンマに陥っているし。

もういっそこの際、サラも魔が差したことを受け入れてカルもそのまま受け入れたらいいんじゃないかな?(他人事)

夫はマイヤリズム脱退してるし、同じ信仰心を持ってて志はほぼ一緒だし、いろんな犯罪の秘密も共有してるしそれが一番丸くおさまると思うの。

異性としては愛してないけど人としては嫌いじゃないんだし、カルはマイヤリストとしてのサラを世界一愛してくれる貴重な存在

それに、個人的な話で言えば当て馬が振られる話に納得しないタイプだし。

うん、それが一番いい気がしてきた(笑)

 

話は飛びますが、前話で両親ともにサラとカルのことに気づいてると思ってたけど、気づいてたのは母親だけだったようですね。女の勘鋭い・・のに、夫が娘と会ってることには15年も気づかなかった。信仰心が邪魔をして勘を鈍らせたっていう表現だと思いました。まさか、マイヤリストの夫が脱退者と会っているわけはないと。

 

というわけで、ここで主人公のエディ。

浮気発覚あるあるで(この場合浮気といっていいかどうかはちょっと微妙なところですが)サラじゃなくて、なんでカルに怒りが向くのかなぁと思いましたが、この場合は、元々カルのことは嫌いだから仕方ないか(笑)

でも、よくよく冷静に考えたら、元信者が宗教の本部に乗り込んで幹部に対して暴れるって激昂してたとはいえ、危険を顧みないかなりの行動だったとは思う。

正直センターのマイヤリストたちが、エディのこと頭おかしい人が暴れてると思っても仕方のないレベルだったとは思います。

 

そして、エディは一体何をしたいのでしょうか。

サラの父親に、脱退者のリストを集めてもらうよう頼んでいたけど、そもそもサラの父親は脱退者の娘とは会っていたけど、マイヤリズムへの信仰心を捨てているわけではないし、そんな個人情報集めはリスク高すぎるし普通に考えて断られるのは当然というか。会ってもらえるだけすごいことだと思う。

エディは、博士のあとをついでマイヤリズムのリーダーになるべく8Rの修行をしながら、マイヤリズムに不信感を抱いて脱退した人たちの詳細を知りたいなんて矛盾もすぎると思うんですが(笑)

そんなエディのところに、カルとのことを知られた理由を探りにサラが乗り込んで来たり、サム(偽名)が訪ねてきたりと本当に来客の多い家だとは思います(笑)

サム(偽名)も謎行動が多かったけど、一体何をしたいのかわからない男の一人です。

FBIをエディに明かしてたけど、今後エディとどうするつもりなのか。

 

サラは、エディにカルのことを知られて動揺してたけど謝りませんでしたね!

「わたしは謝らない!」って言ってたからな(笑)

サラとカルの問題でエディに謝るようなことではもちろんないのですが、この三名は本当に複雑な三角関係を築いてしまいました。

で、サラも最初はエディにカルのこと知られて少しは動揺もしたものの、もっぱらの興味はその情報源に移行。

サラが言ったのでなければ、カルが言いふらす、サラの家族がエディに言う、そしてもう一つの可能性を探りにエディの家に行ったわけですが、家の前での待ち伏せはさすがにエディもビビらせる怖さでした(笑)

で、エディが隠しきれずにリチャードのことを漏らしたようには見えなかったけど、とにかくサラはリチャードだって気づいてしまった。

リチャードにエディは連絡したけど、時すでに遅し。

女同士の対決を示唆して12話に続くでしたけど、元々仲の悪かった2人がどんな会話を繰り広げるのか楽しみです。

そもそもなんでサラは何を思ってあそこに乗り込んでいったのか。

エディを後継者に考えてると知ったサラは一体どうするのか。

 

 そして、最後に蛇足といえば蛇足なんですが、わたしにとってはずっと懸念材料だったショーンのエピソード。

親に迎えに来てもらい夜逃げのように離脱決行したショーン。

メアリーに逃げられた!

サラのこと大嫌いなのに、妊娠中のセラピー相手にサラを選んでるあたりも敵意丸出しで色々面白かったし、カルに伝わるように離脱のこともほのめかしてまんまとカルが離脱を止めに来て、もう無理ですよね。

今はメアリーに逃げられてショックかもしれないけど、最後まで追わなかったしショーンも、メアリーのことは忘れて幸せになったらいいと思う。

すごくいい人だし、ショーンにあの変わった女は無理だ。

でも、逃げたってことは結果ショーンの子なのかなー。

離脱したうえ、カルの子だったらあれだけど、残った結果ショーンの子っていうのが一番微妙な結果だと思う。

 

メアリーの子が誰の子でも組織で大事に育てればいいよ!

だって、離脱を止めようとしてたサラのセリフ。

『俗世には有害なものが溢れているけれど、ここは安全』

とっさの時の心からの言葉が、サラの、マイヤリズムの全てを現しているな、と思いました。

 

第12話の感想はこちら ↓ ↓

 

 

meganetamago.hatenablog.com

 

 

 

 

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