いよいよ、リアタイに追いつきつつある、ザ・パス 第9話。
前回、マイヤリズムも、もうぐちゃぐちゃになっててこれ以上どんな展開が待ち受けているのかと思いきや、想像の斜め上を行く展開に度胆抜かれました(笑)
エディの思惑はともかくとして、サラは絶対ダメな方向に進んじゃったよー。
いや、もう既に犯罪に手を染めたり犯罪の隠ぺいに加担したり、ダメな方向には進んでるんだけど、まだやり直しきくレベル(?)だったかなと思ってたけど、サラの人生で、今一番やっちゃダメな最悪なやつ。
そして、第9話の最後のエディがなんであんなことになったのか気になって、久々に寝る時間削って、続き観ようかと思ってしまいました(笑)
第8話の感想はこちら ↓ ↓
第9話は、前回リチャードとコディアック(って名前だったと思う)の二名に拉致され、リチャードに博士の跡を継ぐように言われたエディのその後と、崩壊寸前なマイヤリズムを必死に建て直そうとするサラとカルの二名の奮闘、マイヤリズムの内部捜査の様子が描かれました。
※以下、ネタバレありの感想です。
エディ、テッサ(サラの姉)に会いに行き話したいと詰め寄るも、離脱者とはいえ関わりたくないと門前払いにされる←わかる
エディ、リチャードに博士の形見を渡され後継者になるための8Rの修行を始める←えっ??
いや、そもそもファッ●ン博士、ファ●キン光、ファッキ●マイヤリズムってことで、大事な大事な家族と離れてまで離脱しようとしたのでは?
今はもう100%とはいわないまでも信仰心を捨てていて、更にそこまでして離れたかったマイヤリズムと、博士の編み出したマイヤリストとしてのランクを上げる修行をやる意味っ!
しかも、前々からそこが会社っぽいというか組織っぽいところだと思ってたんだけど、ランク上げの修行は上のランクの人の推薦がないと出来ない仕組み。
組織にとって都合のいい人だけ、今までずっと上に上げていたんだと思う。
で、組織にとってそう重要でもない人は、「君はまだその段階じゃない」って言われていたのでしょう。
前回の8話で、もしかしたらエディはマイヤリズムに戻る決心をしたのでは?とうっすら思っていたけど、牧師に会いに行って、指導者としての心得みたいなのを聞いたりもして、幹部の勧めるままに修行まで始めた姿を改めて見たらかなり驚きました(笑)
今冷静になって考えてみると、幹部の女性とリチャードを納得させるため、8Rの資格を取って組織に戻り、内部からマイヤリズムのルールを変えるつもりなのかなと思ったけど、エディはそれが目的だとしても、リチャードと幹部の女性は、それでいいの!?
一旦離脱しようとして、組織を離れた男に組織のリーダーを任せたいって正気か・・。
ってそもそも正気じゃないのか・・。
今までパスをずっと見ていて、信仰心は生き方だと思ったし、ひとに迷惑をかけなければ何を信じて何に祈るかは自由であって当たり前のことで、その祈る対象をどうこう言うべきではない。と、これまでの人生で考えたこともないことを考えたりもしていて、その思いは今も変わらないんだけど、さすがに信念なさすぎの気がするんだけど・・。
カルのほうがまだ組織や信仰に愛情持ってるし、組織のために色々犠牲にもしてきたし、光や祈りじゃどうにもならず、頑張っても頑張ってもうまくいかなくて、心折れすぎてる今となってはかわいそうに思えてきた。
エディに後継者を頼んでる人たちはマイヤリズムをどうしたいんだ?
エディの目論みはたぶん、内部のルールを変えることか、マイヤリズム組織の解体だと思う。
一方、恐喝に手を染めて外部信者からお金をもぎ取り窮状をしのいだサラ。
手柄を褒め称えられているけれど、罪悪感も拭えない。
だけど、脅迫してでも組織を守りたい一心なのはわかる。
サラにとってのマイヤリズムは人生以上のものなんだと思う。
脅迫<マイヤリズム
だったわけなので、結果的にカルとサラが今のところ『光の守護者』なのは他の幹部の動向を見ると仕方ない。頑張ってるよ、2人とも。
マイヤリズムに潜入してる捜査官がもたもたしている間に先手打ったりしてて。
このFBIは、浮気とかして(ハニートラップかもしんないけど)やらかしてるから捜査が進まないし、家庭も崩壊している。マイヤリズムに完全に疑いを抱いているわけでもないし。彼、かなり上司に叱られてたけどどうなるんだろう。
脅迫の捜査は進められてたみたいだけど。脅迫の場合は、犯人はサラだからなー。
バレたらカルが、サラを庇うのかな。
カルが資金繰りに奔走している間、犯罪に手を染めてまで組織を守ったサラが、カルが本来やりたかった組織を広める世界宗教会議に出て資金集めをしようとしたけど、カルはここに来て心がぽっきり折れてしまってスピーチを拒否。
マイヤリズムをうまく引っ張れないリーダーとしての不甲斐なさと併せて、恨んでいたはずの母がこの世にいなくなりせいせいするかと思いきや、そうでもない弱い自分に打ちのめされている。今までに母から受けた仕打ちに対する自分の行動に後悔とかしなくていいのにしちゃってて、その時はそれで母と自分、両方お互い仕方のない言動や関係だったとしても、もう二度と話せないとなると複雑な気持ちがわいてくるのだと思う。
わかるなぁ、カルの気持ち。
そういったわけで、カルの母から余計な博士とカルの幼少期(?)の話を聞いてしまい、さらに色々なことでかなりのダメージを負っているカルに最初は気を使っていたサラだったけども、そこはマイヤリズムを守るためならなんでもする女、サラ(笑)
さすが、カルの扱いに慣れているし、ツボを心得ている。
カルにとって唯一無二の存在である自分を利用して、カルを動かした。
しかし、この行動が最悪な展開を生んでしまった。
カルへの慰めの気持ちもあったのかなぁ・・。
何百回もカルのこと振ってきたのに、なんで、今!?
2人とも弱ってるし、サラは基本そういうのするの好きなほうだし、タイミングが合ってると言えば合ってるのかもしれない。
でも、エディ、帰ってこようとしてるよ!?
エディはエディで新しい女性と付き合ったりもしてるから、別にサラだけそういう関係を築くことを責める気はないが、よりによってカルだけはダメだっ!
したいなら、他のゆきずりの人とどうにかしてくれっ。
途中でやっぱりダメって拒否してくれーっ、カルは無理強いはしない!
なんだか得体のしれない光に心から、祈る気持ちで見ていました(笑)
カルにとっては、サラを思い続けた今までの思いをやっと遂げられて人生で最高の瞬間を迎えられたのかなと思うと、切ない気がしないでもない・・。
いや、切ない・・。
このドラマは割とそういうのが奔放なので、そういうシーンも多かったけど、今回に関しては明らかなやり取りは今回の9話では見られなかったので、最終段階までいったのかどうかもすごい気になる(笑)
しかし、このまま最後までいってしまうと、話がこじれすぎるし、サラにとって最悪の展開を招いてしまう。
絶対一線を超えてしまってはダメな2人だったのにっ!
最後に、エディのところにテッサのことを訪ねてきたサラの父。
サラの父といえば、奥さんが元カレと怪しいけど、こっちも大丈夫なのかな。
サイラスもコディアックも創設メンバーが、マイヤリズムはまがいものだ、終わりだと言っている組織・・。
話をエディの家に戻して、よくよくマイヤリストが絡みにくる家だな・・と思ってたら、なんで血!? 誰の血? エディの血? お父さんの血?
ってところで第9話が終わりまして・・(笑)
次の10話も大変なことになってるのかなぁ・・。
宗教組織も最初はいいけど、維持するのって大変なんだね・・。
第10話の感想はこちら ↓ ↓