某レンタルショップの更新ハガキが来ていて、更新月の翌月末までに更新してくださいとの内容でした。今ではほとんど動画配信サービスばかり利用しているので、期限ギリギリまで放置していたのですが、更新すると1本無料とのことだったので、更新料はしっかり取られましたが、前々から観たくて、まだ配信されてない新垣結衣と瑛太主演の卓球映画。『ミックス。』をチョイス。
※以下、面倒なので役者さんたちの敬称は略させて頂いております。
脚本は、作品がことごとく個人的にツボっている古沢良太です。
代表作と言っても色々ありますが、『リーガル・ハイ』の人と言えばわかってもらいやすいと思います。
ごくごく最近では、長澤まさみ主演の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』を書いていて、大当たり回、当たり回、外れ回はありましたが、おおむね面白かったんです。
世間での評価はわかりませんが、長澤まさみのコメディエンヌぶりが光っていて、ぜひ続編を希望したいぐらい好きでした。脇を固める小日向文世は言わずもがななのですが、もう一人のメインキャスト。最初は、(この役、東出くんじゃなければなぁ~、残念だ)と思っていたのに、最終的には東出くんで正解! となるほどのうまい使い方をしていました。
『リーガル・ハイ』のガッキーもそうでしたが、美人を美人に描かない作風が好きなんです(笑)
というわけで、『ミックス。』の話に戻ります。
~あらすじ~
母親が有名卓球選手であった富田多満子(新垣結衣)28才は、母のスパルタ卓球英才教育により、かつて天才卓球少女と言われていたが、母の死後元々嫌いだった卓球を辞め、OLをし結婚を夢見ていたが、失恋により帰郷。
母の作った卓球クラブは倒産寸前だったが、そこには様々な事情を抱えた人々が集まっていた。卓球クラブの人たちと卓球を通して心の交流を描くヒューマンコメディ。
こういう、軽く観られるスポーツものの邦画大好きなんですよ(笑)
『あるある』が盛りだくさんに詰め込まれている勧善懲悪的なやつ。
今まで何度となく描かれてきたであろう、あるあるストーリーをどう調理するかが脚本家の腕の見せ所だと思います。
この映画もあるあるストーリーといえばあるあるストーリーで、面白いか面白くないかでいえば、「わたしは面白かったけど、もし興味があったら観てみて!」ぐらいの、人に激推しするほどでもないかなというところです。
ただ、わたしは好き(笑)
ただし、キャストがかなり魅力的でそれぞれの役をしっかり演じているので、そこは素晴らしいと思いました。
主演の2人に加え、遠藤憲一、田中美佐子、広末涼子、小日向文世、蒼井優などです。
あ、北海道が生んだ大スター、チームナックスのリーダー森崎さんもちょい役でご出演なされてました(笑)
ヒール役は、大好きな番組Eテレ『グレーテルのかまど』でお菓子を一生懸命作っている、瀬戸康史、現在の朝ドラ、『半分、青い。』で主演をしている永野芽郁のNHKコンビです。
わたし、休日だし疲れているし、癒しを求めてガッキーを愛でようと思ってたんですよね。
ガッキーが若い時に主演した、応援団に青春をかける映画『フレフレ少女』ご存じですか?
この映画も大好きで、とにかくガッキーが一生懸命で可愛くてこれも『あるある』青春映画なんですけど、けっこうグッと来るんです。
若い子が一生懸命頑張ってるだけで、涙腺が緩むお年頃なんです。
そういったわけもあって、卓球を頑張るガッキーを観ようとしていて、確かに卓球を頑張る可愛いガッキーを観られはしたんです。
でも、最終的な感想は、
『瑛太、こんなにかっこよかった?』
っていう、少女マンガ的な要素をふんだんに含んだ瑛太推しの映画だったなーって(笑)
比較的大人の女性向けの少女マンガ的なコミックあるじゃないですか?
あんなような内容のストーリーで、ヒロインを助ける相手役をものすごくかっこよく好演。
現在放送中の大河ドラマ『西郷どん』では、西郷を演じる鈴木亮平の気迫がすごいのと、脚本上なのかイマイチまだ魅力を発揮できていない大久保利通を演じる瑛太ですが、1UPのCMの『上田一』もすごい好きだし、『最高の離婚』で演じたような役も難なくこなす。かっこよさスイッチをオンにしたりオフにしたりできるのが、改めてすごい役者さんなんだと思いました。
卓球の楽しさや魅力を伝えるといった意味でも、充分な要素を兼ね備えている映画だったし、わたし自身卓球をやりに行きたくなりました(笑)
あと、現役卓球選手がけっこうな人数カメオ出演されているので、そこも見どころですね!
不器用にしか生きられない人たちを応援するメッセージ性もあり、観たことを後悔しない一作でした。
何かで配信されるようになったらリピート視聴したいです。
それでは、またー。
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