ブレイキング・バッド シーズン3 第13話(最終話)感想です。
わたくしごとで恐縮ですが、当ブログの記念すべき400記事目の投稿が、ブレイキング・バッドのシーズン3最終話となりましたー。
この記事を書く前にですね、その400近い過去記事の全てを開いて、手作業でコードを一つ一つ貼るという、ものすごくめんどくさく果てしない作業をずーーーっとやる羽目になりまして、そのうえ、ブログを始めた当初のつたない記事と対面させられるという辱めを受けていたんですよ。
↓ 辱めの詳細はこちら ↓
というわけで、今でも特に文章力は上がってはいませんが、慣れてない感丸出しの文章の、過去の自分と向き合うのは非常に恥ずかしかったので、努めて記事の内容とは向き合わず薄目にして目を休めつつ、無心で取り組んでいました。
なので、リライトするべきであろう記事もほったらかしにして、一切修正しませんでした(笑)
それでも、タイトルから、(あー、こんな記事も書いてた、こんな映画やドラマも観てた、これは途中だから続き観ないと)などと、ブログを始めてからのたった1年半弱でたくさんの出来事があったし、いろいろな出会いもあったと振り返るいい機会にはなりました。ですが、あの作業は悪夢でした。もう決してやりたくはないです(笑)
その自分の過去の全てといっても過言ではない、400弱の記事と対面しながらずっと思っていたことは、こんな素人の駄文に付き合ってくれている読者さんには、本当に感謝しかないので改めてお礼を申し上げたいということでした。
いつも本当にありがとうございます!
そして、これからもよろしくお願い致します。
というわけで、ブレイキング・バッドのシーズン3最終話の話題に戻らせて頂きます。
前話、第12話の感想はこちら ↓ ↓
第13話は、前エピソードでジェシーを守るため、大胆な行動に出たウォルター。
ジェシーとウォルターの運命の行く先がどうなるのか、目が離せない最終話です。
※以下、ネタバレありの感想です。
冒頭、がらーんとした何もない中古(?)の物件の購入検討をする若い夫婦。
ウォルターと、ジュニアを妊娠中のスカイラーでした。
ということは、ざっと16~17年前ですね。
このシーンを観ていて驚いたことが何個かあって、さすがにあまりアップには寄ってくれませんでしたが、2人とも本人が演じていた(ように見えた)こと、夫婦としての2人の立場が今とは全然違っていたこと、そして個人的には、家具のないダイニングルームを見て、(ウォルターの家だ、もしかして家族全員で夜逃げ的に引っ越した?)と一瞬で思ったぐらい、すぐウォルターの家だとわかったことです。
すごいよく観ている自分に驚きました(笑)
あともう一つ、やっぱりウォルターは元から教師ではなく、何かの研究所で働いていた将来有望な化学者だったということです。
スカイラーに対する自信満々な態度からも、仕事も順調で、新しく増える家族に備えて家も購入予定、妻とも良好な関係を築いている、人生の絶頂期のシーンだったことが伺えます。
そのウォルターが今では、だれが見ても気難しい神経質なおじさんになり、妻に言いたいことも言えず、病気もして、更に最悪の事態まで引き起こしているということを考えると、いくら人生とはいえ壮絶な17年間だなとやりきれない気持ちになりました。
そして、ジェシーを守るためとはいえ組織を混乱させる自体を引き起こしてしまった。
事件の後、とりあえず現場から離れ、何を考えていたのか荒野に壊れた車で一人たたずむウォルター。
ヘッドライトが炎のような色の車が遠くからやってきて、車燃えてるのかなと一瞬思う。
あのあたりの地域の朝陽か夕陽は、車のヘッドライトがあんな色になるような色なんだなと納得していたら、ウォルターの携帯が鳴って、ガス一行様とご対面することになる。
結果から言うと、ウォルター、ガス様たちと敵になって欲しくなかったよ。。
ウォルターが引き起こした事件の件は、マイクが処理したようで特にはなかったようですが、ガスは兼ねてからパートナーがジェシーであることに難色を示していたうえ、隙あらば始末したいと思っていたジェシーへの制裁が決定的になるとともに、ウォルターへの敵意も引き出してしまう。
ジェシーの件は文句を言いつつも依頼人の依頼に嫌とは言えないソウルを巻き込み匿ってもらっていました。
ガスはウォルターが居なくても高クオリティの供給品が作れるよう、助手のゲイルに話を持ちかけますが、いつもの通りの恐怖の圧迫面接。
相手が自分の望んだ答えを言葉に出すまで、プレッシャーをかけ続けるというね。
誘導尋問は見たことがあったけど、あれは怖いよ。
ウォルターは自分がいなくても商品が作れるとなれば、口封じやお金のために自分自身が消される事態を敏感に感じ取り警戒し、ゲイルとも距離を測りますが、刻一刻と時間は迫り、ゲイルを自分の手でなんとかしようと決意。
確かに、ウォルターの言うとおりゲイルがいなくなれば、ガスはウォルターを失うことができない。
自分の命の価値を知っているウォルターの、最後の手段はそれしかないとわたしも思った。
ジェシーは怯えて、自首しようとウォルターに持ちかけるけど、自首するつもりならとっくにやってるし、今さら後戻りはできないし、この事態を引き起こしたのは他でもないジェシー自身だし。
何故かいつもウォルターが尻拭いしてるけど、大人しくしてくれなくて考えなしの行動に出て、厄介な目に遭うのはだいたいジェシーのせいだからね。
マイクがウォルターを拉致してラボに連れて来て、ウォルターがいよいよ執行されそうになって、賭けに出たウォルター。
ジェシーを差し出すから!と命乞いをして、あんなウォルター珍しいなと思っていたら、自分は今にも殺されそうだから、ジェシーにゲイルのところに行って、ガスの手下が行く前に何とかしてほしいと懇願。
ゲイルは巻き込まれてさすがにかわいそうだと思ったけど、ガスとかかわるっていうことはこういうことが起きる可能性も高い報酬に含まれているってことだと思うから、同情はしません。
かなり緊張感のある展開でした。
『ブレイキング・バッド』で得た教訓は、そういう世界のことはそういう世界のプロに任せておいて、素人が安易に関わっては大変なことになるぞってことですかね。
若いときのウォルターは熱意にあふれて野心家の一面も垣間見せていた。
そう思うと、今までの突発的なキレぶりには納得のできる部分もあります(笑)
シーズン4でウォルターは、家族と自分自身、そしてジェシーをどう守っていくのか楽しみです。
今回のシーズン3のラストについて、話し合っていたのですが、「まー、ラボで何事もなくガスの元で作業してお金稼いで、資金洗浄もうまくいっていたらただのお仕事ドラマになっちゃうからねー(笑)」ことで結論が出たんです。
それはさすがに面白くないので、こういった結果も仕方ないのかな。
この熾烈な生存競争の覇者は一体誰になるのでしょうか。
ところで、本日8/27日は偶然ながら、ウォルターのパートナーを確かな演技力で熱演しているアーロン・ポールさんの39歳のお誕生日だそうです。
瞳の色が美しく、アクアマリンのように見えることがあります。
ブレイキング・バッドのシーズン1がスタートした時のアーロンは29歳なことを考えると、ジェシーはもっと若く見えるので驚いています(笑)
シーズン3のラストシーンはジェシーの葛藤を表現する素晴らしい演技で終わったわけですが、シーズン4ではジェシーがどんな風に成長していくのか楽しみです。
それでは、またー。
シーズン4第1話の感想はこちら ↓ ↓
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