『ウォーキング・デッド』シーズン9第12話『変化のとき』(Guardians)感想です。
なかなか、リアタイに追いつけない・・。
今日もまた新しいエピソードが配信になってしまう・・。
今回のエピソード45分という短めエピソードだったのに、めちゃくちゃ長く感じました・・。
あと4話できちんとシーズン10に繋げられる? 大丈夫?
という流れになってきていますし、この余談コーナー(?)も全く書くことが思いつかない・・。
強いていえば、アルファのグループはやはりギリシャ文字の順番で名前がついていて、リーダーがアルファ、副リーダーがベータだったので、やはりオメガは一番下っ端ということぐらいですが、あの人数ではひとりひとりにギリシャ文字を当てていては足りないので、足りない分の人に関しては本当に無名、もしくは、ランク付けでこの班は全員ガンマ、全員デルタとか・・。
まぁ、そんなにこだわる必要もないような気がする内容ではあるんですけども(笑)
<広告>
※以下、ネタバレありのあらすじ及び感想です。
シーズン9第12話。
ニーガンが戻ったアレクサンドリア。アレクサンドリアの平和を守りたいミショーンは、住民や委員会と意見が食い違って孤立していたところ、アーロンが助け舟を出してくれる。一方、ヘンリーはウォーカーのマスクを被って外を歩き回る集団のリーダーアルファの娘リディアを追ってヒルトップから外に出てしまい、トラブルに巻き込まれる。
そんなに盛り上がりはしないエピソードではありますが、突っ込みどころはたくさんある。
それが『ウォーキング・デッド』を見続けてしまう理由。
まず、ヘンリー王子のワガママが過ぎる件。
ヒルトップに何をしに来たんだ、君はっ!
鍛冶屋になるんじゃなかったのか!!
鍛冶屋になって困窮している王国を救うはずだったのに、来た当初からイーニッドのことをぐずぐず言っていて、そっちがダメなら今度はこっちって女の子のことばかり・・。
自分のせいで誰か大事な人が死ななきゃわかなんないのかな。
アーロンたちがいうには『王国はこのままだと崩壊する』レベルなのに、思春期マジ勘弁して・・。
キャロルが大事にしている子だから死んだらキャロルがかわいそうと思っていたけど、今回もリディアを追っていって、棒での戦闘もさくっと負けてアルファのグループに秒で捕まるという失態は見るに堪えなかった。
さらに、拉致されて殺される寸前のところを助けに来たダリルたちに「リディアを置いてはいかない」ってよく言えたなっていう。
若いってすごいわねーって、おばさん、本当にびっくりした。
そしてアレクサンドリアでは、ニーガンを不注意で外に出してしまったうえ、ユージーンとロジータが危険にさらされるきっかけを作ったうえ、そのユージーンを救うためにジーザスの命も失うことになってしまったゲイブリエル牧師。
全く悪びれる様子なくてすごく驚いた(笑)
わたしは宗教全く詳しくないし、キリスト教も全然よくわからないけど【罪は許される】的な感じだからそこはいいの? って思ったのと、ロジータ、こいつのどこがいいんだ!?
美人ってたまにびっくりするような人選ぶことあるけど、本当に牧師のモテる理由がわからない。牧師の割になんか癒されないしうさんくさいのに。
ユージーンのほうがマシ・・・ではない、それはさすがにない。
ものすごい一途な切ない片思いをずっと貫いているユージーンなのに、何故こんなに切なくならないんだろう・・。
この恋愛模様は、前回の映画のくだりより本当にどうでもよかった(笑)
そして、ニーガンは大人しく檻に戻りミショーンに自分の有用性を訴えていた。
わたしは、ニーガンの言うことは正論だと思った。
危機管理能力と慎重さはあるけど人望と人心掌握術が欠けているミショーン。
思いはわかるけど・・って言う感じになって周りが気を使っていてかわいそう。
カリスマ性とか、リーダーシップって天性のもので努力でどうにもできない部分があるから仕方ないと思う。こればっかりは、向き、不向きがある。
ちなみに、わたしは不向きなほう。たぶん、ミショーンみたいになっちゃう(笑)
アーロンだけは助け舟を出してくれたけど、王国のために、王国のためにってみんな言っているけど、そもそも王国がどうなっちゃってるのかドラマが詳細に伝えてくれないから、どんだけ逼迫してるのかわからないんですよね。
映画館のライトを調達しにいくくだりをカットして、どれだけ王国が困窮してるのかやってくれてれば、みんながミショーンにあれだけ言うのを観てるこちらも理解できたし、『自分のことだけじゃなくて、協力しあって何とか生き延びていきたい』
という想いも伝わりやすかったのに、非常に残念に思う部分です。
最終的にはミショーンも色々考えて、委員会の件は心変わりしていたけど、憲章を作ったであろう本人(ミショーン)が、『王国が崩壊しようが関係ない。アレクサンドリアを巻き込みたくない』と言ってしまっているし。
ジュディスは子どもでニーガンの昔を知らないから『人は変われる』と言った。ミショーンはニーガンに辛い目に遭わされているから、『人は変われない』と言った。
わたしは、今まで生きてきて『だいたいの人は変われないけど稀に変われる人もいる』って思っているかなぁー。
多分、マスクの集団、アルファは『変われない人』だと思うから、リディアは母親から逃げたほうがいいと思うけど、ヘンリーのこともあって、なんかこうハマれない(笑)
アルファはサイコパスっぽいけど、そこまで脅威に感じないのはなぜなんだろう。
なんとなく弱さがにじみ出ている気がする。
今回、ダリルはヘンリー王子をアルファのところから救って、ヒルトップに連れ帰ったけど、本来のヒルトップに来た目的の鍛冶屋になるということはもう忘れているし、気もそぞろになっていて全然集中してなくて、教えるほうがかわいそうなので、今すぐ王国に帰した方がヒルトップの為だと思います。
このまま、ヘンリーを預かっていてもろくなことない。
王国が崩壊気味なのも、ヘンリー王子のせいなんじゃないの!?っていう気にすらなってくる(笑)
あと4話でシーズン9が終わるまでに果たして、マギーとミショーンのいざこざはフラッシュバックでもなんでもいいのでやってもらえるんでしょうか(笑)
せっかく、ニーガン戻ったのに中途半端な扱いにしているし、せっかくシーズン前半は面白かったんだから、最後失速しないで頑張ってくれ!!
というわけで、次の13話もちょっと短いエピソード(40分)のようなのですが、だらだらせずに内容を凝縮してもらえるようお願い致します。
とにかく、ここまで来たのだからシーズン9終わるまで頑張ってついていこうと思います。
というわけで、それではまた!
第11話の感想はこちら。
【ウォーキング・デッド】過去記事(だいたい愚痴)はこちらから。
<広告>