ワンダヴィジョン完走しました。
(約10日ぐらい経過したけど)
※ほんとうに思いのたけをネタバレ感想するので、まだ未見の方はここでブラウザを秒で閉じてください。
※過去記事
上記ブログ(ep1&ep2を見た直後)を書いていたころは、久々のMCUが嬉しくて胸がいっぱいで楽しく観ていたんだよね。
『ブラック・ウィドウ』もいつ観られるのか不明だし。
(現時点ではまた公開が7月に延期になった)
それでも、ワンダヴィジョンでは、
なぜ、シットコムなんだ?
この心から笑えない感じはなんなんだ?
という違和感をずーっと持っていたけど、話が進むごとに懐かしい顔も出てきたりもして、そのことではやっぱりテンションは上がっていて。
だけど、それとともに不穏な空気がどんどん拡がり、ラスト2話を観るにあたって気が重くなり、しばらく放置してしまいました。
楽しみで取っていたというより、本当に気が重かった。
最近本当に内容が難しい作品とか複雑な作品がダメになってしまい、アニメばっかり見ているのもそのせい。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は観たかったから、とりあえず完走しとかないといけないと思って最後まで観たんだけど。
目が痛くなるぐらい泣いたので観たのをちょっと後悔した。
めちゃくちゃ泣いたことで、自分はマーベルへの愛が全く薄れてないことを自覚はしました(笑)
自覚はしたけど、最近のMCUには一言いいたいことがある。
そういうのは、X-MENかDCに任せておけばいいのでは!?
っていう。
やっぱり『JOKER』が賞レースを席巻したことが悔しかったのかなぁ。
最近は動画配信サービスもいろいろな賞を受賞する時代だし、そういうの狙ってるのかなぁ。
わたしは、多少ストーリーが雑でも元気いっぱいに派手に悪と戦いながら、わかりやすく切ない部分があるMCUが好きだよ。
今回のワンダヴィジョンもわかりやすいといえば、わかりやすいよ。
ストーリー的にはね。
でも悲しすぎるんだよ。
わたしにとっては、ヒーローはヒーローであってほしいというか。
別に賞なんて取らなくていいから、みんなでごちゃごちゃ言いながら派手にアクションしてほしい。
今、これ書きながら思い出して泣きそう!
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泣いてる理由は何個かあって、まずはヴィジョンがまた消えたこと。
わたしは、ジャーヴィス推しなんです!!
スターク・インダストリーズモデル(ジャーヴィスの声で案内される)のワイヤレスイヤホン予約してまで買ったのにほとんど使ってないし、ジャーヴィスはほとんど喋らないし、だからといって売りたくないっていう代物を所持していたとしても全く後悔していないぐらい好きなキャラクターなのに!
あと、FunkoのPOPもガーディアンズの他にいるMCUはヴィジョン(浮いてるポーズが可愛いんだけど、安定性が悪くて何度も落としマント破損)だけというほどの推しキャラなので、当然インフィニティー・ウォーではガチ泣きしてた。
そんで、今回はコレか。
MCUはヴィジョンになんの恨みが・・・。
再生されたヴィジョンに記憶を移行したことが希望の光ではある、確かに。
でもさー、実態がなかったって悲しすぎない?
元々実態がないものではあったけど、やっぱり嫌だったなー。
あと、もう一つはワンダの闇落ち。
アグネスの唐突の魔女カミングアウト及び暗い過去差し込み。
果たして必要なエピソードだったのか、という疑問は残るのですが、ワンダがスカーレット・ウィッチに覚醒するために、なんらかのヴィラン的な存在が必要だったのでしょうがないのかなとは思った。
っていうか、一応ヒーローものだし悪と戦うっていう設定はなんかしら必要だったのかもしれないけど、今回の件に関しては別に不要だと思う。
ニセトロ(ピエトロの偽物)もなんだったの・・・。
今後、なんかしらにアグネスが関わってくるなら別だけど放置されそうな気がすごいするんだよね。
いくらマーベルがディズニーに買収されたからといってあのエピソードはディズニー系によりすぎじゃね? とは思いました。
『ワンス・アポン・ア・タイム』もしくは『イン・トゥ・ザ・ウッズ』を観ていたのかな。あれ、これワンダヴィジョンだったよねってなったし、これからマーベルにどんどんディズニー色が足されるのもそれはそれでいやだなって正直思っています。
両方大好きだけど、分けて楽しみたい。
それと、やっぱり納得できないんですよ。
どうしても。
『ワンダがヴィジョンを失ったあまりの悲しみゆえに、一般人を自分の世界の住人として巻き込んだ』
というオチ。
今までも、戦闘中に被害に遭う人や、建物破壊がモリモリあってそれを収束する組織と揉めたりしてヴィランが誕生したことがあったり(スパイダーマン:ホームカミング)、激しい街中での戦闘により全員の命を救うことは難しく、そのことでトニーがなぜか一人だけ直に糾弾されて苦しみ、ソコヴィア条約からのシビル・ウォーなんかもあったし、ワンダも戦闘孤児になったからこその今回のことだとは思うんです。
でも、ヒーローものじゃん。
モニカやウーさんたちがあのあとフォローするとしても、その間『アベンジャーズの仲間の人に意図的に拉致られた』という恐怖は被害に遭った人からは消えないと思うの。
わたしもすごい傷ついてるんだよね。
アメリカなんて広大な土地と、小さな町がたくさんある国だし、町ごと人ごとすべて作り出した設定じゃダメだったの?
ワンダがスカーレット・ウィッチになるのはともかく、ストーリー的にも闇落ちしすぎでは。
一般人を故意に巻き込んだらもうヒーローじゃない感じがする。
まだ、ちょっと私用が忙しくて『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は観てないので雰囲気わからないのですが、どうやらそちらは王道マーベルっぽくて、そっちと差別化したかったのかもしれないけど、それにしても腑に落ちない。
今後、キャプテン・マーベルの登場が示唆されて終わったけど、ワンダはすべてのことをモニカとウーさんに任せてどっか行っちゃったしなー。
なんかなー、なんかなー。
エンドゲームの結果も納得していないなか、陛下の訃報もあって【誰かを失う】ことに非常に敏感になっている自覚はある。
けど、辛い。
エリザベス・オルセンとポール・ベタニー主演二人の演技は本当に見ごたえがあって、素晴らしかったです。
落ち着いたら『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』観ることにしますね。
それでは、また。
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※スカーレット・ウィッチ