『アンブレラ・アカデミー』シーズン1第8話『ウワサを聞いたの』感想です。
第8話、すごい面白くて二回観ちゃいました。
めちゃくちゃどハマりしている(笑)
今回のエピソードで、重要なキャラクターとして動いてくれた№3アリソンを演じるEmmy Raver Lampmanさんは、テレビドラマには小さい役としてはちょこちょこ出演していたもののメインキャストとしては『アンブレラ・アカデミー』がほぼ初めてで、ミュージカル女優としてのキャリアのほうが有名な女優さんです。
セリフの滑舌もいいし、話す声も美しいし、舞台出身って聞いてものすごく納得でした。
調べてみたら、ミュージカルが割と好きなわたしでも聞いたことがなかった【Hamilton】(ハミルトン)というミュージカルのメインキャラ、アンジェリカ・スカイラーというキャラを第1回全米ツアー公演の際に演じています。
ちなみに、ハミルトンのストーリーは、アメリカ合衆国建国の父、アレクサンダー・ハミルトンの生涯をヒップホップ音楽で綴ったミュージカル作品です。
アリソンの中の人が演じている、アンジェリカ・スカイラーはハミルトンの妻の姉ですが、ハミルトンに恋心を抱いていた役のようです。
ワークショップから、オフブロードウェイ、オンブロードウェイ、ツアー公演と出世してきている作品だし、内容の割に楽曲がヒップホップでよさそうなので、そのうち日本にも来るかもしれないです。
ですが、『アンブレラ・アカデミー』で出世してしまった、アリソンの中の人が来日して歌ってくれることはないだろうなぁ・・。
ただでさえ、ブロードウェイの来日公演って、キャストがけっこうひどい感じだし。
言いたくないけど、若干(いや、かなり)舐められてる感あるからな・・。
なので、アリソンの素晴らしい歌声貼っておきますね。
Emmy Raver Lampman - "All of Me" (Angelica Chéri & Ross Baum)
『囁く能力』のアリソンだけど、彼女だったら若干メロディーが入った『歌う能力』でもよかったんじゃないか、と思いました。
第7話の感想はこちら
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※以下、ネタバレありのあらすじ及び感想です。
シーズン1第8話。 『I Heard a Rumor』
レナードを痛めつけた酔っ払いを謎の力で撃退した№7ヴァーニャ。
3人のうち2名は死亡し、一人は重傷。レナードも右目に大けがを負う。
人を殺してしまうほどの自分の力に動揺したヴァーニャを落ち着かせるため、レナードはハーグリーブス卿のノートを元に、ヴァーニャに力をコントロールさせる訓練をさせる。
№2ディエゴが警察官から手に入れた内部資料を観て、№7ヴァーニャの恋人『レナード・ピーボディ』を名乗る人物が、13歳で父親を殺し服役していた【ハロルド・ジェンキンス】だと知った№3アリソンは、ハロルドと一緒にいるであろうヴァーニャを一人で探しに行く。ヴァーニャを探しに行く途中、何かの事件の現場でヴァーニャのマフラーを見つけたアリソンは、ヴァーニャが事件に関係があることにますます不安を募らせ、自分のファンだという警察官と交渉し、事故の関係者が入院している病院に警官と向かうことになる。№4クラウスが父親のハーグリーブス卿と話し、父親の死因は殺人ではなく自殺で、更に母親のグレースと執事のポゴも父の死に関与していたことを知り、ますます荒れる。警官殺しの容疑で収監されていた№2ディエゴは、留置所を抜け出し、「アリソンの身に危険が迫っている」とルーサーを説得。ルーサー、ディエゴ、クラウス、№5の4人は【ハロルド・ジェンキンス】の家に向かう。
ヘイゼルに手錠で繋がれたまま放置されたチャチャは、手錠を切断しヘイゼルを追う。
ルーサーのいじけも長いけど、ヴァーニャの頑固にはちょっとイラついてきた。
わたし長子なんで、末っ子丸出しで甘えた態度取られると腹立ってくるんですよ(笑)
レナードが、ハロルドってこと信じないのは百歩譲っていいし、恋人が殺人犯でも、ストーカーでも、変態でも好きにすればいいよ。
だけど、アリソン殺す(死んでませんように)ことないじゃんっっ!!
バイオリンって触ったことないんで調べたんですけど、弦なら三種類あって『スチール弦』、『ガット弦』、『ナイロン弦』があり、それぞれ、スチールは金属、ガットは羊の腸、ナイロンは人口繊維の芯に極細の針金のようなものが巻き付けられてあるらしいんで、それがピンと張られた状態なら殺傷能力あるかもしれないけど、弓は馬のしっぽの毛ですよ?
コピー用紙とかで指がけっこうさっくり切れることあるのであんなに切れることないとも言い切れないけど、持ち手のほうでは打撲になると思うので、毛のほうで切ったと思うけど、けっこうパックリいっちゃっていたのは、能力も加わってたからってこと?
アリソン、大好きなのに・・(涙)
№5が、ヴァーニャがブチギレる前に戻って、なんとかしてくれるかなと少し期待してるんだけど、そううまくいかない?
ハロルドも演技がうまくて気持ち悪さが三倍増しぐらいになっていてすごいと思います。
ヴァーニャが、訓練を拒否してヴァイオリンを練習したいと言ってるのにイラついたり、アリソンを殺しかけてるヴァーニャを見て笑ったり、中の人がものすごくハロルド・ジェンキンスを上手に演じていてその気持ち悪さに引き込まれます。
あと2話で、憧れから憎むべき存在になっているであろうヴァーニャ以外の『アンブレラ・アカデミー』の男性陣と対面するとき、どんな演技をしてくれるのか非常に楽しみです。
そして、演技がうまいといえばしつこいけど、8話まで来ても№5がどうしても寝てる時以外13歳に見えないし、なんでハロルドの家に行く時、運転してたのが№5なの?って思ったけど、二回観てわかったけど、ディエゴは怪我してて、ルーサーは酒飲んでたからか(笑)クラウスは運転できなそうだし。
あれ、№5の運転じゃなかったら間に合ってたのかなぁ。
っていうか、そもそもルーサーがぐずぐずいじけてなければ間に合ってたよね。
故人が2人になるのやだなぁ・・。あと2日で世界滅亡だけど、それでも嫌。
ヘイゼルとアグネス(今回やっと名前がわかる)の幸せを願っているものとしては、ヘイゼルがアグネスの元を離れたのが辛かったです。
チャチャが追ってくると思って、アグネスの安全を考慮して一人にしたんだと思うけど、だったらどこかに留まろうとせずに車で移動を続けていて欲しかったと思う。
アグネスはヘイゼルがそういえば、何も言わずについてきてくれた気がするんだよね。
もしこのまま、世界が終わって二度と会えなかったらすごい悲しい。
最後に、前から思ってたんですけど若いときのポゴすごいかわいい。
グレースはアンドロイドなんでずっと同じ状態だけど、ポゴは年を取っているので機械じゃないんですよね。
ポゴがなんなのかまだ明かされてないけど、今後明かされるのかな。
あと、ついでに老け専なんで、若いときのハーグリーブス卿もすごいかっこいいです(笑)
ヴァーニャのことも努力したけど彼が考える最善の方法があれだったんだなと思う。
そして、4歳の時の行動で、ヴァーニャアリソンを責めるのはお門違いだし、これでアリソン死んだらマジ許さない。
というわけで、それではまた。
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