Netflix『アンブレラ・アカデミー』シーズン2 エピソード8 感想です。
皆さん好きですか? 聖地巡礼。
わたしは好きなんです。
好きな作品があると行きたくなるんですが、あまり行けてないのが実情で。
今まで行った数は少ないですけど、聖地巡礼すごく楽しくて大好きです。
普通の旅行より思い入れが多い分、記憶に残る気がする。
このご時世なので、あまりうろちょろもできないですし、さすがに海外ドラマの巡礼はハードルが高すぎますが、今はインターネットという非常に便利なものが存在していますので、現地に行かなくても雰囲気を味わうことはできます。
いろんな地図ソフトとかありますし。
このあたりでそろそろ、行きたくなったんじゃないですかー、ダラスー(笑)
ケネディ暗殺についての博物館がありますので、ドラマの雰囲気をそのまんま味わうことができます。
博物館は日本語のガイドもあるそうです。
オズワルドがケネディに対して発砲した場所とされる場所がそのまま保存されていて見学できるそうです。
そこが6Fなので、シックスフロアミュージアムらしい。
場所的に、ドラマ上のFBIのところっぽいですけどね。シックスフロアミュージアム。
そういえば、ドラマのエレベーターは5Fで止まってたけどねー(笑)
ああなってしまったら、5Fも6Fもない気がするけれども。
こちらのページの写真を見るだけでも、現場近くののディーリー・プラザ公園をはじめとしたケネディ一行が車で通った通りの写真がたくさん載っているので、是非ご覧になってください。
あと、ヴァーニャという名前について調べました。
確かに変わった名前だなとは思っていたのですが、ロシアの女性名イヴァンナ(Иванна)の、略称がヴァーニャ(Ваня)で、イヴァンナはロシアの男性名イヴァンの女性名なんですが、英名のJohn(ジョン)、仏名のJean(ジャン)、西名ではJuan(フアン)、意味はヨハネです。
ヨハネね、黙示録ね。
英名の女性名ではジェーンや、ジョーンもあるのに、ロシア名なのは、彼女が産まれた地がロシアだったからなのか、陰謀計画やスパイ関連に詳しかったレジナルドの影響なのかわかりません。アリソンも7ヶ国語話せるって言ってたし、ロシア語はおそらく余裕だろうと思われます。
もしかしたら他のきょうだいたちも名づけには意味があるのかもしれないし、№5にもちゃんとした名前がありそう。
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アンブレラ・アカデミー シーズン2 エピソード8 『7段階の症状』
The Umbrella Academy season2 episode 8 "The Seven Stages"
あらすじ(ネタバレ有)
ヴァーニャはダラスのFBI支局に囚われ、ソ連のスパイを疑われ尋問を受ける。
拘束され、幻覚剤や電圧を用いた拷問を受け、自白を強要されるが、ヴァーニャは兄弟姉妹とレジナルドが集まった夕食会の幻覚を見る。
委員会に連れて行かれたディエゴは、ハンドラーの了承を得てライラの部下となり、新人研修を受けるが、新人研修VTRを見せられている間に、時間軸を管理している部屋があることを知る。その部屋に侵入し、ケネディ暗殺時の映像を見ようとするが失敗。
分析部のハーブに見つかる。
ディエゴはハーブを脅し、ケネディ暗殺時の衝撃の事実を知る。
ディエゴはハーブを伴い、1963年にタイムワープする。
作戦に失敗した№5は、最後の手段に出るためルーサーに協力を依頼する。
15分前にケネディ暗殺のため、58歳の自分がダラスに到着しているので彼の持っているブリーフケースで2019年に戻ろうという作戦だった。
ただし、違う時間軸にいる同一人物と会うのは危険が伴うものだった。
ルーサーと№5は58歳の№5がバーで飲んでいるところを発見して接触を試みる。
アリソンは、家で事件が起きたことに取り乱している夫レイモンドをなだめていた。
そこにクラウスが現れる。
さらに混乱するレイモンドと別れを告げたアリソンは、そこに現れたディエゴと共に、ヴァーニャによる世界滅亡を阻止しようと、アリソンとクラウスと共に、ヴァーニャが囚われているダラスのFBI支局に向かうが、すでにヴァーニャの覚醒が始まってしまっていた。
レジナルドパパ、ヴァーニャにケネディ暗殺計画台無しにされるの巻~(笑)
レジナルド、あんな用意周到に色々秘密裏に計画を進めていて、グレースにも疑われて、でもここまできたらやり遂げなければいけなくて緊張感極まりない日だったにも関わらず、
「滅亡? ヴァーニャじゃね?(笑)」
っていう展開がまんまで面白すぎる。
観てるこっちも二回目で、結局そうか、まぁわかってたけどっていうオチがなんとなく嬉しく感じて不思議だし、きょうだいたちも、
「あーーー!! またうちの末っ子がやらかしてしまって、すみません、すみませんっっ、ぼくたちでなんとかしますからっ」
運命共同体っていうか、そういう絆を勝手に感じてしまう。
シーズン1はやっぱり、ヴァーニャを疎外してた感じがしたけど、一度みんなで滅亡したことにより、謎の一体感が生まれたというか。
№5も「集まるっていう簡単なこともできない!」ってブチギレてたけど、かといって全員のことを見捨てる気はさらさらない。
№5(少年)が1963年に降り立ったとき、少年じゃないほうの№5はどうなってるのか、かねてから気になってたんですよね。
まさか、二人いるとは思ってなかった(笑)
最初の頃は、この美少年がこの造形にならないだろうーと思っていましたが、馴染んできた。
ルーサーは、センシティブ№1なところが長所なので、アリソンのこと以外は細かいところに気がつく感じみたいで、もう一人の№5を注意深く観察しててよかったです。
№5(少年)と№5(58歳)は同一人物であり、精神年齢が同じはずなのに、少年№5はなんだかあぶなっかしい。
今回のエピソードは、個人的にハーブの活躍が嬉しかったな。
ああいう、ハンドラーのようなパワハラボスが評価しない、地味な役回りの人たちが結託して、ディエゴに協力して時間軸を守ろうとしていたっていうのもよかったし、レイモンドの家に、クリーニング屋さんを派遣できますよっていう顔がすごく頼もしかった。レイモンドのことはもはや、どうでもいいけど、何とかハンドラーに一泡吹かせられますようにー。
金魚のボスも生きてるわけだから、まだ復帰のチャンスはあるわけだよね。
金魚のボスが復活すると、№5もヤバいわけだけども・・。
あと、アリソンとレイモンドが処理してるのを一切手伝わないクラウスが面白かったです(笑)
最後に、なんでハーランとヴァーニャは共鳴してたんだろうね。
元々相性はよかったみたいだけどさー。
アメコミ大好きマンとしては、最高なシーズンなんですがあと2話になってしまったー(涙)
色々ツッコミどころは多いけど、強引な面白さで引っ張ってくれて、こういうドラマもアリです。
娯楽だから、ちゃんとしてなくてもいい。
というわけで、それでは、また。
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※№5にプレゼントする・・?