Netflix『アンブレラ・アカデミー』シーズン2 エピソード5 感想です。
ヴァルハラ・・ってなに?
出たーーーっ!! 神話。
黙示録だけではなく、神話!!
(↓千鳥:ノブの声でご再生ください)
神話は、嫌いじゃっ!
不倫したり、首切って飛ばしたり、家族で喧嘩ばっかりしとるんじゃっ!
意味がわからん。
っと、ちょっと待って、あれ・・? これはもしや。
マーベル映画の、雷神ソーの偉大なる父神としてアンソニー・ホプキンス御大がオーディンを演じられておりますが、オーディンの宮殿が、アンブレラ・アカデミーの屋敷のモデルだと・・。ほうー。
アンブレラ・アカデミーもマーベルもアメコミだし、そういうこともあるよなー。
オーディン、ルーン文字オタクでどうしてもわからない文字を解読するために(?)自分への捧げものとして自分を9日間逆さづりにして、タロットカード12番『吊られた男』のモデルになったってマジか。
しかも、勝手に縄が切れて思いを遂げられなかったとかいうくだり。
やっぱり、神は自己肯定感も神並みだし、行動が振り切ってていいな。
自分への捧げものに自分っていう発想はなかった(笑)
そういう強メンタルこのご時世必要だよね。
ちなみにオーディンは、このヴァルハラという屋敷に戦士の魂を集めて、ラグナロク(北欧神話における終末のこと)に備えていたというあたり、確信に近づいてまいりましたねー。
オーディンなんだなー、多分レジナルドが。
だから片メガネなんだよ、きっと。
オーディンも片目がなんやかんやでないんだって。
シーズン1は黙示録を中心に話が進んでいたけど、今度は神話かー・・・。
ドラマ自体は面白いからいいけど、神話・・・。
ちなみに、マイティー・ソーにもラグナロクというタイトルの映画があります。
※日本公開時に、日本が勝手にタイトル変えました。
ソー単体のシリーズの映画の中で一番好きです。
これもきょうだいでケンカばっかしてるよ(笑)
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アンブレラ・アカデミー シーズン2 エピソード5 『ヴァルハラ』
The Umbrella Academy season2 episode 5 "Valhalla"
あらすじ(ネタバレ有)
ヴァーニャはシシーのところに戻り、兄弟から聞いた事情を説明し、家を出ていくことを告げるが、彼女に強引に引き留められ関係を進めてしまう。
エリオットの家には№5とディエゴとルーサーが揃い、ケネディ暗殺のカギを握っているであろう父親に会わなければいけないと話し合う。
№5とディエゴが会社とパーティーに潜入したときのことを話すと、ルーサーが自分がこの時代に着いたとき、自宅に行き父に冷たく追い出されたときのことを話す。
№5は家族会議が必要なことを提案し、アリソンとクラウスを連れてくるので、ディエゴとルーサーにはヴァーニャを連れてくるように頼む。
時代を超えて『アンブレラ・アカデミー』が集結する。
ヴァーニャとの再会を喜ぶアリソン、兄弟たちに会えて喜ぶベンだったが、いつものごとく意見が分かれ喧嘩になる。
ルーサーとディエゴは家を飛び出すと、追跡されていた車から降りてきた老人から夕食会への招待状を受け取る。
招待状の主は、父だった。
アリソンとクラウスとヴァーニャの三人は、タコスを食べに行きたいというクラウスの誘いで出かけることにした。
アリソンの職場の美容室に集まり、飲みながら恋愛話に花を咲かせる。
一旦農場に戻ったヴァーニャはシシーに冷たくされ、アリソンは夫のレイモンドに全てを話す覚悟を固めた。
一方、№5はライラと対決し、ハンドラーに再会する。
スウェーデン人3人組はその間、ハンドラーの罠にはまっていた。
家族会議!!(嬉)
アンブレラ・アカデミーは、ちゃんと、半分来たところで全員で集合させてくれる。
そういうところが好きです。
しかもせっかく招集したのに、特に何も計画も解決もしてないっ。
最後、部屋に一人になったベンが「みんなに会えてうれしい」とつぶやくシーンが切なかったので、みんなにもベンが見えるといいのに・・。
ちゃんと会わせてあげたい。
ディエゴがかっこつけてちゃんと挨拶しなかったりするのを注意したり、ヴァーニャに会えて喜ぶアリソンを見て、子どもの時からこの子たちはちゃんと兄弟姉妹してたんだろうなーと思いました。
ヴァーニャが記憶喪失っていう設定、本当に活きてますよね!
覚えてたら、また面倒なことになってたのと、ヴァーニャが前回滅亡させたことで、ヴァーニャが7人の蚊帳の外にならなくなったし、そのころの嫌な記憶がないので、ナチュラルに存在していて【滅亡はヴァーニャいじり】が成立しちゃってる。
「どうせ、ヴァーニャだろ(笑)」とすることで、わざと深刻にならない雰囲気が素晴らしいと思う。
本人記憶にないしさ。
でも、普通、自分が世界を滅亡させたと知ったら、何をしたか気になるよね?
しかも信じないと思うんだよね。
だから、本人はああいう無の反応っていうかああするしかないのかも。
そして、みんな、ヴァーニャを追い詰めた自分たちにも責任の一端ははあるとは思ってるからこその気遣いだろうなと感じるんです。
ヴァーニャのせいでこんなことになったとは誰も言わない。
みんな子どもっぽいけど、ちゃんと言っちゃダメなことは言わなくて偉い。
それが、出来ない大人本当に多すぎるから。
今回のエピソードは、アリソンとクラウスとヴァーニャの美容室での恋バナシーンが最高でした。
それにハートを全て持っていかれた感がある。
クラウスの話もすごく面白いうえに的を射ていたし、一番まともなのは、マネキンとヤッてた№5って・・(笑)
№5が好みに成長したら、そういうのもアリっていうことで、アリソンのことは弄りつつも否定はしてなくて、ヴァーニャは、初恋は連続殺人鬼(自分でやってしまう)→相手が一瞬の気の迷いの末に不倫といういばらの道を歩んでしまっているけれど、あの話し方で深刻さが薄れる。
人気カルト教祖になるのもわかる気がする。
なんかねー、優しい感じが出ちゃってるんだよね。
わたしも、手に”HELLO”と”GOOD BYE"と書いて、頭に▲のマーク作ってミントグリーンの服を着たい!
今、わたしはそういうなんか心から信じられるものを求めているので簡単に信じるぞ。
世間の宗教に勧誘したい人、今がチャンスですよ!
そして、クラウスがナチュラルにディエゴを外しているのがなかなか興味深かった。
ディエゴだってそれなりに女運悪いのになー(笑)
で、今回の話のメインは本当は美容室の三人の話じゃない。
ポゴ、ポゴなんですよ!!
わたし、ポゴもアンドロイドだと思ってたの。
違うじゃんっ!
レジナルドとグレースが、子どもとして育ていて驚愕した。
あと、グレースが科学者だったことも驚き。
レジナルド、子ども嫌いを公言しておきながら、読み聞かせをしたりしてなかなかのパパぶりを発揮していたけど、アンブレラ・アカデミーのみんなにも愛情がないわけじゃないんだよ、彼はやっぱり。
でもさー、ポゴはあのあと普通に言葉を話すようになったってこと?
すごい。
執事っていうより、ポゴはレジナルドの子どもじゃないか。
ルーサーに打ったあの薬もポゴからとったワクチンとか?
1963年の時点では、そこまでしゃべれるような感じでもなかったと思ったけど、まさか№5の前では喋れないフリしていたとか。
あと、五話でポゴがどうなっていくのかすごく気になるー。
字幕が軽食会となっていたけど、サパーと言っていたので、夕食会だと思うんですよね、
グレースも参加するのか、ポゴも参加するのか、非常にドキドキしますね。
【ヴァルハラ】に集められた戦士たちみんなのファッションも楽しみ。
№5もたまにはドレスアップを(笑)
というわけで、もう半分終わってしまって淋しいけど、後半も楽しんでいきたいと思います。
それでは、また。
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