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【Netflix】『アンブレラ・アカデミー』シーズン2 第3話【スウェーデンの三つ子】 重い一途と切ない一途。

Netflix『アンブレラ・アカデミー』シーズン2 エピソード3 感想です。

 

エリオット・・めちゃくちゃ良キャラで好き。

 

どっかのドラマで見たことある人だけど思い出せない現象は、最近色々見過ぎでと見散らかしで頻発してるので、どうしても気になって仕方なく、ドラマが頭に入ってこない場合以外は調べないことにしましたが、このエリオットを演じる俳優さんは、沢山の番組に脇役で出演しており、ありすぎて全部は紹介できないぐらいでした。

 

みんな大好きブレイキング・バッドにもご出演されています。

 

※以下『ブレイキング・バッド』を未見の方にはさらになにがなんだか訳がわからないエリオットの俳優さんの紹介が続きます。

 

それにしてもウィキペディアの写真がひどいんだよ。

なんかの嫌がらせか。

リンクを押してページを開いたとき、目を疑ったもん(笑)

 

en.wikipedia.org

 

リンクを押してくれた優しい方は、サムネイル表示だからこの画像じゃないとわかって頂けたと思うのですが、これしか写真なかったの?(笑)

 

ブレイキング・バッド』だけではなく、エルカミーノ←わたしはまだ未見! にもケニー役でご出演されていたとのことで記憶に新しい方もいらっしゃるかと思うのですがブレイキング・バッドのケニーって誰じゃ・・)ってまず思いましたよね。

 

調べたところ、最初に【ジャックの部下】って出てきて、・・・ジャックって誰やねん!?

 

ってさらに、混乱を極める結果になってしまいましたが、ケニーというのは【トッドの叔父さんであるジャックの部下】らしいです。

 

あー・・・! 居た、居た、そんな人居たよねっ!!

 

ってなったの、推定2%(人類全体での”天才”のおおよその想定割合)

まず、トッドの叔父さんはなんとなくわかるとしても、名前がジャックっていうのがそもそもそんなに名前呼ばれたことある? っていうレベルだと思うんだよね。

 その部下って言われてもなぁ・・。

なので、記憶にしっかりある方は、誰がなんといおう間違いなくと天才です。

 

そういったわけで今後『ブレイキング・バッド』を初めて見る方も、復習される方も、ケニーの存在に要注目ですっ!

けっこうなエピソード数出てるみたいなので。

 

話を『アンブレラ・アカデミー』のエリオットに戻しますが、長時間にわたり自分を縛り上げる怪しい輩たちを普通に受け入れる強メンタルに好感を持っています。

料理をふるまおうとしたり、情報を提供しようとしたり。

 

彼は宇宙人や超常現象的なことをかなり本格的に調べているみたいなので、今回ヴァーニャがとうきび畑に作った模様にも「UFOの着陸跡か!?」と関心を持ちそう。

このまま地球滅亡をみんなが阻止でき、エリオットが長生きしていれば1990年代にミステリー・サークルが流行ったので、新たな研究材料としていたでしょうねー。

 

ちなみにわたしは、

 

”たとえ、自分が成仏できなくて霊になったとしても、みずしらずの他人をむやみやたらに脅かすようなことはしないし、そんなことをしても意味がない。恨みのある人のところにだけ頻出する”

 

という独自思想により、霊の存在は全く信じていないのですが、

 

”こんなに宇宙が広くて、星も無数にあり、宇宙の端も理論も地球人は突き止められていない。さらに自分たちも広い意味で宇宙人なのに、別の星に生物が居ないなんて考えられない。なので宇宙になんかしらの生命体は多数存在する”

 

と思っています(笑)

 

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アンブレラ・アカデミー シーズン2 エピソード3 『スウェーデンの三つ子』

The Umbrella Academy season2 episode 3 "The Swedish Job"

 

あらすじ(ネタバレ有)

 

ディエゴはライラに助けられてエリオットの家に戻り、彼女の治療を受けて一命をとりとめた。

彼女は、ディエゴに自分の悲しい過去を語り、二人は気持ちと体を通じ合わせる。

 

ヴァーニャは深夜に車を走らせていたところ謎の男三人組に襲われ、トウモロコシ畑に逃げ込んだ。

直近で銃を放たれたところを、能力で跳ね返し一旦、”スウェーデンの三つ子”たちは退散した。夜が明けるまで身を隠していたところに現れたのは№5だった。

ヴァーニャに彼女の兄弟を名乗り事情を説明するため、自分と来るように言う。

 

留置所でクラウスの情報を得たアリソンは、クラウスに会いに行き、自分が結婚したことを告げる。

アリソンの夫が留置所に入れられていた時の同胞だと知ったクラウスはベンと協力し、レイモンドの釈放に協力するが、レイモンドはアリソンへの不信感を募らせる。

クラウスはベンの反対を押し切りサンフランシスコに向かう。

 

ルーサーはアリソンへの思いを断ち切れず、ジャック・ルビーのコネを頼りに、アリソンを探してもらえるよう依頼する。

ジャックはアリソンの居場所を発見し、ルーサーに告げる。

アリソンの家に向かったルーサーだったが、そこに現れたのはアリソンの夫だった。

悲嘆にくれたルーサーは、№5とヴァーニャがかけつけた試合で、相手に自分をわざと殴らせ自分を痛めつける。

 

アリソンは、レイモンド不在のなか計画していた白人専用のダイナーでの抗議デモを実行することにする。

白人たちの激しい嫌がらせに合うアリソンたちの元に、レイモンドが遅れて登場しアリソンの兄弟を名乗る不審な男が二人、自分の元に現れたことを告げる。

デモが激化するなか、警察がレイモンドを連行、激しく暴行。

彼の命の危険を察したアリソンは、封印していた力を使ってしまった現場を夫に見られ、彼女の元を去ってしまう。

 

一方、エリオットの家をこっそり出たライラが向かった先に居たのは意外な人物だった。

 


 

同じ一途でも、ルーサーの気持ちは重く、クラウスが切ないのは何故なのか・・。

 

海外ドラマあるあるで『パートナーが死んだと思って次の恋に移行したら、実は生きてて責められる』っていうのよく見かけるんですけど、いや、ルーサーは責めてないですけどね、そもそも二人は付き合ってたわけでもないし。

もし、自分がアリソンで、自分以外の兄弟たちは死んでしまったと思っていて、例え生きていたとしてもどこいいるかわからず、ネットすらなくて調べることも出来ず、一生会えないかもしれないとなったら、声も出ない中、黒人差別の強い地域で生きていかねばならなくなり、しかもさらに差別される女性だったとしたら優しくしてくれた人と恋に落ちるのは仕方ないよなーと思う。

 

 

ここで一旦、とりあえず謝らせてください。

 

アリソン、生活のために力使ったとか疑ってごめんね。

アリソンはそういう人じゃなかった。本当にごめん。

ヴァーニャに首切られてもヴァーニャは悪くないっていう聖人だった。

わたしみたいな俗っぽい腹黒と比べて本当に反省してる。

 

声の出なかった一年間、不安もあったかもしれないけど、力を使うかどうかの選択肢がない状態というのはホッとする部分もあっただろうなと、クラウスに話しているのを見て、大反省していました。

 

スーパーパワーじゃなくても、日常生活でだって、能力がある人は力を使うかどうかの選択肢を日々迫られてるわけだし。

例えば今回の黒人グループによる差別へのデモ行動だって、白人には黒人を差別しないという選択肢があるのにも関わらず、白人の大多数が差別するほうを選んじゃってる。

自分が持ってる特権を使うという選択をしちゃってるんですよね。

【そういう状態にない】というのはすごく楽だろうなと思うんです。

わたしは、アリソンの能力が持っていて一番辛いと常々思っていたので、解放感あっただろうなというのは容易に想像できました。

 

抗議デモは、あんなの序の口で日常茶飯事だったんだろうけど、観ていて辛かった。

目を背けたくなるシーンでした。

あんなに白人特権が認められている時代に、自分の目の前に兄弟を名乗る、妻とは人種が明らかに違う二人の男が登場したらいぶかしむのはわかるけど【噂を聞いたの】に、そんなに激しく拒絶感抱くものかな・・。

ヴァーニャとか№5と違って、ただ、喋ってただけだよ。

そもそも妻と知り合って二年も経ってないだろうし、家族にも一度も会ったこともなく経歴も怪しい女だったはずなんだよね、アリソンは。

アリソンのこと守ってくれてたみたいだから、レイモンドのこと好意的に思いたかったけど、みんなのところに帰ってほしくなってきた。

 

それにしてもルーサー、重いよ・・、重すぎるよ・・。 

もうアリソンのことはただの妹だと思ってほしい。

 

お金持ちのマダムに拾われて、カルトの教祖になるという面白い展開の後待っていた、切ない展開のクラウス。

アメリカ軍の入隊は18歳から志願できる(当時もそのはず)なので、クラウスが会いに行った若いデイヴは18歳なのでしょう。

今回の舞台はケネディ暗殺1週間前から時系列がスタートしているので1963年。

1955年から20年にもわたり繰り広げられたベトナム戦争は、1975年で集結しているので、クラウスが出会ったデイヴは推定25歳前後ってところでしょうか。

 

何故、ケネディの命日にデイヴが軍に志願したかというと、ケネディ大統領自身が、ベトナム戦争に力を入れていたので、暗殺事件をきっかけに追悼の意味もあり、愛国心が高まったのか、ケネディ支持者の軍への志願者が増えたのではないかと思われます。デイヴもその一人だったのでしょう。

ベンもさすがにその事情を聞いて、文句は言えなくなりましたね。

愛する人の命を救いたいという思いを止めることはできないです。

 

シーズン1が終わったときにデイヴとクラウスが会えるといいなと思っていたけど、少年デイヴだったとは思わなかったので意表を突かれましたが、それでも生きているデイヴに会えた喜びを全身で表現するクラウスには涙しました。

普通は、同一人物の愛する人を失うのは誰だって一度きりなので、二回も失うのは残酷すぎる。

どうか、クラウスの願いが届いてデイヴが軍に志願する結果になりませんように・・。

 

そして、№5とヴァーニャの再会。

№5の説明がざっくりすぎて笑う(笑)

気持ちを高ぶらせないようにしたのか、変な気の使い方もなんか面白かった。

本当におじさんと若い子の微妙な距離感の会話に見えました。

 

記憶喪失ヴァーニャが、反抗期まっしぐらでずっとイライラしてむすーっとしてたシーズン1のヴァーニャよりだいぶ可愛く思えるから不思議。

シシーの子、ハーランは拘りが強く育てるのが難しい子と今回判明したわけですが、妻のことは愛しているけれど、子に接するのが難しく、仕事を言い訳に家に寄り付かない夫に不満を抱き、ヴァーニャの存在に精神的に助けられており、もう一人では不安になってしまっている精神状態が、シシーに如実に現れていましたね。

今後、大事な時にヴァーニャはシシーのところに戻ることが予想されます。

 

 

そして、ハンドラーは前のブロンドの方がなんとなく好きだった、たぶん馴染みがなくて慣れてないだけだと思うけど。

日本人だからか黒髪にはなじみがありすぎて、普通に見えてしまうのかもしれない。

そして、あのふくらはぎの筋肉がないと、あのヒールは履きこなせないよねって感心しました。

わたし、たぶんあの靴では1歩も歩けないか、数歩歩いたとしても足首捻るか、転んで大けがを負うかで、いずれにしてもどこか必ず負傷すると思います(笑)

 

以前、仕事で夜の接待を伴う飲食店に行ったことがあり、そこに勤める女性がやはり美しく8~10センチのヒールをいつも綺麗に履きこなしていて、疲れませんか? と伺ったところ、”スニーカーの方が違う筋肉を使うので疲れる”

と言っていたけど、そういうもんだろうか・・。

家の中では靴は履いてないわけだし。

なにしろ、すごいし、美しい、尊敬する。

 

最後にディエゴ君のお話です。

ライラに裏切られると予測してはいたけど、まさかの展開。

ハンドラーの仲間で、しかもママってどういうこと?

でもなー、ライラは悪い子じゃない気がするんだよなー。

っていうか、悪い子であってほしくないという願いなんだけど。

 ディエゴ君は、ピュアだから女を見る目がない。

でも、ルーサーと違ってアリソンじゃなくていいタイプなので、また新しい出会いがあるよ、頑張って!!(笑)

 

あ、今回は、レジナルドとポゴが出なくて残念だったなー。

 

というわけで、それではまた。 

 

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