いやー、なんてナイスタイミング!
昨夜、ちょうどコツコツ観ていた『シリコンバレー』のシーズン4の最終話観終わったばかりだったんですよ。
で、シーズン6まで更新が決まっているけど、日本でのシーズン5の配信はいつかなー・・と思っていたら、シーズン5の配信が決まったとの情報を拾い、公式サイトで確認したら、
2018年9月21日、配信決定とのことです!
※下記リンク、シリコンバレーの情報は『新着映画/新着TV番組』の新着TV番組の方をご確認ください。
どんどん、HBO制作作品がamazonプライムビデオに集まってきていますねー。
しかも、プライムビデオはコストパフォーマンスが良すぎるので、もうなくてはならない存在です。タブレットにダウンロードしてオフラインで観られるのも大変重宝しているのですが、移動中に観られる軽い作品とのことでおススメされて観ていたのが、エミー賞ノミネートもされた『シリコンバレー』です。
※amazonプライム会員の方はシーズン1から4まで現在無料で観られます。
1話30分と軽く観られる長さと、さくさくしたテンでポで、配信されているものが全て終わるまでコツコツずーっと見続けてしまいました。
ストーリーは、ITの大企業が数多くあるアメリカのシリコンバレーという街で、若きエンジニアたちが自分たちのアイデアでIT業界を変えたいと夢を追い、もしなれるなら自分で企業して一発当てて大金持ちになりたい、と奮闘するコメディです。
その周りには、若き芽を積んで横取りしようとする大企業、将来有望になりそうな技術を青田買いをしようとする投資会社、主人公たちと同じような考えで一発当てたいと思うライバルエンジニアなど、様々な人間関係が絡み、ずーっとドタバタしています。
メインキャラは上記の写真の5名の男性で、真ん中は主人公のメンタルが弱い天才エンジニアのリチャード、向って右隣が大企業のIT企業に勤めているもリチャードに惚れこんで一緒に仕事を手伝うリチャードの押しかけ女房的な存在のジャレッド(本名はドナルド)左隣は過去にアプリを当てて小金を手にし、現在は若きエンジニアを支援して企画を成功させたときに、株などの所有権をもらおうと彼らを家に住まわせているアーリック、一番後ろの二名がそれぞれ個性的なエンジニアで、向かって右がカナダ人のギルフォイル、左がパキスタン人のディネシュです。
ちなみに、アーリックという男性は一言で言うと、ものすごいクズなんですが、話し方と声がものすごく好きで最初は推してたのですが(視聴途中でジャレッドに推し変)この度、なぜ最初に彼に好印象を抱いていたのかわかりまして。
わたし、マーベル映画のファンなんですが、彼、『デッドプール』及び『デッドプール2』に出演している、主人公のウェイドの親友役ウィーゼルを演じている、T・J・ミラーという役者さんだったんです。
マーベルと言ってもアベンジャーズ中心に観ているわたしは、デッドプールは観たし、面白いし、好きな作品ですが、まだ一度ずつしか観たことがなく、デッドプールやX-MENに関しては全くの初心者。
正直まったく同一人物なことにずーっと気づきませんでした。
でも、観たことのある人で、声と話し方が好きで、デップーの親友はいい人なので、潜在意識的にいい印象を抱いていたようです(笑)
ですが、T・J・ミラー氏のプライベートの素行不良が原因で、次回作以降からのデッドプールからは外されるようなのです。『アーリックもたいがいだけど、プライベートもやっぱりクズなのかよー(笑)』と思わず笑ってしまいました。
五名の若き男性たちの共同生活のおかしさと、IT業界の光と闇を描く今作品『シリコンバレー』ですが、わたしが個人的に私生活も仕事もうまくいっていない煮詰まっている時期に観始めたこともあり、正直シーズン当初は、優柔不断で何をやってもうまくいかない主人公にずーーーーっとイライラしながらも見続けていました。
だって、大事な時に必ずなんかやらかすんだもん。
しかも、くっだらないプライドとか嫉妬とかで。
今思うと、そんなにイライラするなら観るのやめればよかったのにと思うのですが、観るのをやめられなかったのは、作品に吸引力があったとしか思えないです。
IT業界は門外漢でわけがわからないうえ、老け専なのにイケオジが全く出てこないばかりか、イケメンですらない若い男性たち(しかもそんなには性格もよくない)が繰り広げる失敗の数々を、ポリコレ上等、スラングバリバリのFワードで構成されている下品極まりない形態で見せていくこのドラマの何にそんなに魅力があったのか、聞かれてもちょっと困るのですが、観てみればわかるかも? としか言えないのです(笑)
ただし、アメリカのIT業界と企業の勉強にはなりました。
ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資活動をする会社、ベンチャーキャピタル(VC)のことや、ITの起業に絡む様々な問題、大企業だからこそ抱えるIT事情など、日本でIT企業の社長といえば、【女優と付き合う(または結婚)】という下世話なことぐらいしか思いつかないIT業界には無知なわたしですが、『裏の顔』というのはどこにでもあるのだなーと、興味部深かったです。
わたしはこれからの人生エンジニアになることもないと思いますし、ITベンチャーを企業することはないと思うのですが、人生何があるかわからないので、この先突然エンジニアになりたくなり、その道に挑戦したくなった時にこのドラマを観たことは、無駄ではなかったと思うのは確実なのです。
逆に夢を持ってこれから、その道を目指す人たちは必ず観たほうがいいと思うドラマです。準備不足や感情論で動くのはよくないと自分を戒められます(笑)
あと、人脈は大事、すごい大事ってことも改めてよくわかる。
賛否両論あるドラマみたいですし、最初はわたしもイライラしていたし、今でもイライラすることは多々あるのですが、シーズン4まで観続けてシーズン5の配信はとても嬉しいし、シーズン6の更新が決まっているのももちろん嬉しく思うぐらい、若者がIT業界で奮闘するこのドラマ『シリコンバレー』には愛着を持ってしまいました。
個人的にシーズン5と6では、ジャレッドが心穏やかに幸せに過ごせることを祈っています。
そのためにも、リチャード(主人公)頑張れ(笑)
※シーズン5の感想記事はこちら
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