ブレイキング・バッド シーズン4 第2話の感想です。
今回のエピソードの原題の『Thirty-Eight Snub』の意味が、無知でどうしてもわからなかったので、色々調べた結果、最終的には連想ゲームしてみてわかりましたよ!
『Thirty-Eight Snub』が何を意味するのか。
ちなみに『Snub』単体だと色んな意味があるのですが、代表的なのが【鼻であしらう(無視する)】らしく、相手の提案を小ばかにしたように拒絶する全くの論外の時に使う単語らしい。あとは人をどやしつけるとか、肘鉄を食らわせるとか、叱り飛ばすなどと、とにかく穏やかな時に使う単語ではないことは判明(笑)
あとは色んな意味がありすぎるし、【38】につながるような意味が見つけられなかったので割愛させてください。
ですが、わからないことはわかるまで調べないと気が済まないたちなので、『Thirty-Eight Snub』がどうしても気になる。何かわからないまま感想レビューは書けない! と思い、第2話のエピソードを頭から思い出していて、第1話の原題が『Box Cutter』だったことから、もしかして?と思って、調べたらビンゴ!でした。
あまりここに詳しく書いたりリンクを貼ると、某所からお叱りのメールが届いてめんどくさいことになりそうなので、【ウォルターが今回、ソウルの紹介で購入したものだった】とだけ言っておきます。
あとは各個人で、画像検索なんかをお願いします。
まずは目で見て、「あー、これこれ!」ってなりますし、詳しいページを見ると、「へー、そういうやつなんだ、あれ」ってなると思います。わたしはなりました(笑)
もしかしたら、本編できちんと言ってたかもしれないけど英語を聞き取れなかったか、ちゃんと見てなかったか。
いずれにしても、なんのことかわかったので、かなりすっきりしました。
これで落ち着いて、感想を書くことができます。
海外ドラマも、色々勉強になって侮れないけど、今回得た知識はこの先一生役立つ機会が訪れない気がします(笑)
シーズン4 第1話の感想はこちら ↓ ↓
シーズン4第2話は、ラボでで再始動をしたウォルターとジェシーのそれぞれの思いによる行動の違いが描かれました。
ハンクの介護の件では姉妹の切羽詰った行動も切ない第2話です。
※以下、ネタバレありの感想です。
シーズン4まで追ってきたウォルターの生き様ですが、彼ってかなり強メンタルですよね。
あのスカイラーと長く夫婦を続けられるのも、末期のがんが発覚した当初、治療を拒み死を受け入れたのもそのメンタルの強さゆえんなのかも。
とにかく、ガスの手によりいつ殺されるかわからないと命の危険を感じているウォルターは、ソウルの仲介で足のつかない武器を手に入れたわけですが、今まで色々な人に長年その商品を売ってきた人から見るとウォルターはかなり頼りないらしく、同情的というか憐みを持っているような目でウォルターを見ている気がしました。
ですが、当のウォルターはそんなことは気にせずやる気満々。
家で一人、接近戦の練習をしたりしてましたが、あれはわざと素人っぽくやっているのか、普通の人はああなってしまうのかわかりませんでしたが、日本の時代劇の殺陣もそうですが、銃をかっこよく扱うのも練習が必要なんだなと思いました。
あれでは、速攻で相手にやられそう(笑)
そんなこんなで、やられる前にやりたいウォルターは気が急いてマイクに執拗にガスに会わせろと迫りますが、マイクだってあの稼業をずっと続けているわけだし、ウォルターがガスを狙っているのがまるわかりの状態で会わせるわけない(笑)
家に一人で押しかけていったのもバレて、前線突破できずじまい。
結局しつこくしすぎて、マイクにボコボコにされてしまったわけですが、マイクにしてみれば、素人がうちのボスを狙うなんて100万年早いって感じか、もしくはウォルターを守ったか。その両方か。
その、行動力とメンタルが本当にウォルターはすごいと思う。
一方、ウォルターの別居中の妻のスカイラーは、ハンクの治療費のこともあり早く現金を手にしたいので、洗車場の買収に積極的でないウォルターに業を煮やし一人で勝手に行動してました。
洗車場の客層や仕事を徹底的にリサーチし、周囲の相場とも照らし合わせて買収額を提示するも、まゆげジジイに足蹴にされる。
今回のことでスカイラーも、あんなクズを絵に描いたような頭の悪いボスの下で、夫のウォルターが少しでも家計の足しになるように、学校の仕事と掛け持ちしてバイトしていたことがわかったと思うので、それだけでもウォルターが少しは報われるかなと思った。でも、このあとまた一人でごちゃごちゃやって、トラブル起こしそう(笑)
もう一人の妻、マリー。
彼女は、ずっと明るく我慢し夫を励まし続けていたけど、いい妻をやりすぎました。
我慢しすぎたと思う。そろそろ限界ですね・・。
冷たいようだけど夫婦は他人だし、今こそ【親しき仲にも礼儀あり】っていう日本のことわざを繰り出す時が来たと思う。
夫婦を続けるうえですごい大事なことで、特に病気を理由に相手を追いつめてはダメなのに。
思うようにならないハンクもかわいそうだとは思う。
でも、だからと言ってマリーに偉そうにしていい理由にはならないし、あの大量に買った石の箱を整理させたうえ、箱潰れを確認して返品しろはさすがにない。
マリーはえらいよ、本当に偉い。
刑事という職業の人と結婚した以上はこういうリスクもあると思っていたのかもしれないけど、それにしても孤独すぎる。誰かマリーを助けてあげてほしい。
今のブレイキング・バッドで一番かわいそうなのは、何も知らないし、何も関係ないのにこんなことに巻き込まれたマリーだと思う。
最後にジェシーは、ウォルターとは正反対でメンタルやられちゃってます。
見た目のイメージと内面が両極端な2人がパートナーを組んでるのがブレイキング・バッドの魅力のひとつだと思うのですが、そうはいってもジェシーはウォルターに比べてかなり繊細だからな・・。
あのだれかれかまわず人を呼んでの昼夜問わずのバカ騒ぎは、一人になりたくなかったからだったんですね。
元はと言えば、自分のせいで弟を失った彼女のもとにも慰謝料を置いてきていた。
彼女が、あのお金で新天地で幸せになれるように願います。
というか、あんな目に遭って今の状況になって、どこで見張られてるかもわからなくて、未来も見えないし命の保障もなかったら、ジェシーみたいになるのが普通だと思うんですよ。
顔にも生気がないし、やつれてきているし、せっかく更生したのにリバウンドしてるし。
ウォルターが元気いっぱいなのがおかしい(笑)
いや、ウォルターはウォルターなりに、怯えてるのかもしれなくてだからこその自衛作戦なのかもしれないけど、癌治療して瀕死だった頃も見てるし、わたしには今の状況を彼なりに楽しんでいるようにしか見えない。
実際、高校教師してる頃から比べて生きてるっていう実感が湧いて楽しいのかもしれない。
ジェシーのバカ騒ぎパーティーにも参加してたし(笑)
というわけで、それでは、また。
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