ここ最近ドラマを観る気力を失っていたので、強烈キャラがいるので・・と教えてもらったリアリティーショー、『ラブ・イズ・ブラインド』を、ルポールのドラァグレースの合間に視聴しました。
【Love is blind】は、日本語的にいうと【恋は盲目】 が一番近い意味かなとは思うんですが、この番組的には、ブラインド状態で愛を見つけることはできるかすなわち『相手のルックスを無視して、生涯のパートナーを見つけることができるかの実験』というリアリティーショーでした。
相手を見つけるまでは、視界を遮断されて壁越しでの声だけでの交流です。
わたしは声フェチであり、雰囲気重視で顔はあんまし関係ないタイプなので、この取り組みに非常に興味がありました。
そもそも、人の顔はあんまり覚えられない。
美醜の感覚もおかしい(とわたし自身は思っていない)。
その後、気の合った相手と同意が得られれば、ご対面→ハネムーン→同棲→結婚式という流れになるのですが、最終ジャッジは、身内や友人も集めた祭壇で、誓いの言葉に「I do.」と答えるのか、答えないのか・・までがワンセット。
文句を言いながら観られて、多少の現実逃避はできたけど、逆にストレスがたまる部分もあった(笑)
言いたいことは山ほどある。
まず「恋にルックスは関係ない!」とか言っときながら、男性陣はみんなそこそこレベルの高いハンサム、女性は誰を選んでも美女、という美男美女トラップ!
みんな芸能人レベル。
いや、これ、誰とご対面してもガッカリしないやつやん・・
って、まずはなりました(笑)
この中の誰かと相性が合ったと感じて、顔を見てダメなら、それもう面食い過ぎて一生結婚できない、諦めろ! というレベルでした。
シーズン1だからグッドルッキングガイズ&ウーマンズを集めたにしても、みんな売れないモデルか俳優志望やろ、という謎の関西弁が繰り出される感じでした。
後半の、身内が出てくる段になってもその疑いは全く消えず、特に出演者のケリーという女性の姉、一般人じゃないと思う(笑)
華がヤバかった。
まぁ、なんやかんや文句言いながら結果が気になって最後までは観たんですね(笑)
結婚式直前になったら、どのカップルが結婚までこぎつけるのか本当にわかんなくなってきて、予想が全然当たらないという事態になったので、結婚は難しいですよね。
もう、ルックスうんぬん全然関係ないじゃん。
とはなっていた(笑)
なんていうんだろう、婚活あるあるなのかもしれないですけど、恋愛の延長線上に結婚があるのと、結婚を前提にした出会いの違いを見た気がした。
顔を見ずに話と気持ちが盛り上がって、一生のパートナーを見つけた!ってロマンチックな気持ちになって、実際に会ったら美男美女、ボルテージマックスで、
イエーイ!! このまま結婚ーーーー!!!
と思っていたら、急転直下のマリッジブルー。
その中でも推しカップルが居たので応援はしていましたが、正直、全組ごちゃごちゃ言わず、とりあえず結婚すればいいのでは?とは思った。
他人事だし(笑)
婚活世代は、観ておいたほうがいいかもしれないリアリティーショーかなとは思います。
ジェシカという強烈キャラクターが出演者が反面教師になりますし、外出自粛でくさくさしている中の暇つぶしには充分なります。
あと、カルチャーショックだったのは、日本のリアリティーショーでは、バチェラージャパンシーズン3の友永の気持ち悪さが記憶に当たらしいのですが、男性の献身的な愛情表現ですね。
とにかく真剣に君のことが好きだと臆面もなく言うし、喧嘩はするけど、性的なことに関していえば、女性に決定権があるし、男性はパートナーの決定には絶対従います。
従わないという選択肢はないです。
ドラマとか見ていて、そんなもんだと思ってはいたけど、実際リアリティーショーで見るとまた違った感想を抱きました。
そういった意味でも勉強になったリアリティーショーでした。
以下は、視聴済みの方にお送りするネタバレ感想です。
まだ観ていない方は、絶対に読まないでくださいね!
ネタバレします、ネタバレします・・・・
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ジェシカ・・噂には聞いていたけど、強烈だった(疲)
振られた腹いせに、自分を好きな年下男をさんざんぱら振り回し気をもたせたあげく、元々の男に未練たらたらで、最終的には年下のマークに、最終的には自分を振らせようとしていた姿は、やらせにしてもなんかみじめに感じた。
友達に彼のことを話して賛成されても、家族に賛成されても、マークがダメな理由を見つけなければならないと必死な感じ。
わたしは南米人好きなので、マークびいきだったのもある(笑)
マークもいくら若気の至りとはいえ、あの女のどこがよかったんだ?
確かに美人は美人だったと思うけど、言い訳ばっかりで決断力がないし、当て馬にされてたんだぞ?
番組に居座りたいから、他の男を選んだとしか思えなかったし、スクールカースト上位で学生時代キラキラしていた自分を忘れられずに、スクールカースト上位男としか付き合いたくない、結婚したくない感じがとにかくすごかった。
ジェシカの好きなバーネットは、過去にスクールカースト上位だったかもしれないけど、見た目だけでたぶんジェシカが思っていたより、つまんない男だと思う。
とにかく、もう、あのキンキン声は二度と聞きたくないです。
ローレンとキャメロンは、キャメロンの愛がもう一途すぎて絶対結婚すると思っていたけど、白人と黒人の壁をこの時代で改めて感じることとなりました。
相手が白人だというたびに、周りに怪訝な顔をされるローレン、キャメロンのことは好きだが、結婚生活に不安を抱く彼女に、愛を伝え続けるキャメロン。
しかし、キャメロンは生粋の黒人女性フェチ!
美人で明るいローレンを絶対手放すわけにはいかなかった。
キャメロンの粘り勝ち(笑)
素直に祝福できました。おめでとうございます。
アンバーとバーネットは、特にあんまり感想がないなー(笑)
チャラいと思っていたバーネットは、単なる真面目男だったし、アンバーはブタ鼻が気になっていた。
あと、人の名前をバカにするのは最低すぎる。
絶対そのうち離婚すると思う。
以上です。
ケリーとケニー。
安定していると思っていたけど、頑なにやらせないケリーを待ち続けるケニー。
最終的には絶対ダメだと思っていたけど、オチが度肝抜かれた。
え、元カレ引きずってんの・・・(驚)
それは・・。
衝撃すぎて、ちょっと固まってしまった。
振り回されたケニーがかわいそう。
わたしはバリモアが好きなので、ジャンニーナみたいな笑顔が花開くタイプの美人はすごく好き。
デミアンの愛を試す自己破壊癖のあるメンヘラをうまく引っ張って行っていたデミアンに、このカップルは成立するかと思っていたら、結婚式でまさかの制裁(笑)
でも、ぜーったい別れない自信があったので、よりを戻していたと知ったときは最高に嬉しかったです!
ジャンニーナも、愛を知って少しは落ち着くでしょう。
末永くお幸せに!
ダイアモンドが被害にあったあの変な男のことは本当に意味がわからなかったので割愛します(笑)
シーズン2はもっと人種、タイプをごちゃまぜにしてくれないと本当に『愛に見た目は関係ない?』にならないと思います。
パリピとオタクを混ぜるとかさー。
人種とかは、日本人が方言で出身地を判断するように、ある程度声音とか喋り方とかでわかるんだろうなとは思っていました。
ジェンダーごちゃ混ぜだとしっちゃかめっちゃかになってしまうので、無理かもしれないけど、そういうのも面白いだろうなー。
なんだかんだ言ってシーズン2も決まっているみたいなので、たぶん見ると思います(笑)
それでは、また。
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