『ブリティッシュ・ベイクオフ』シーズン1完走しました!
小麦愛が加速して、ほんとにパンばっかり食べてる。
普段から、純日本人のくせに小麦ばっかり摂取してるのに。
どうしてくれるんだ、ベイクオフッ!!!
伝説のテレ東番組、テレビチャンピオン(古)のイギリス版、お菓子・パン作りマニア編です。
同じイギリスのリアリティーショー『ソーイング・ビー』と雰囲気が似ています。
アマチュアお菓子・パン作り王を決める戦いがエピソードごとに繰り広げられます。
イギリス版のこういったお菓子作り王決定戦的な番組構成は特徴が何個かあります。
・脱落者を決めるのに何戦かするため、出場者の労力半端ない。
・今までのトータル能力というよりも、その時出された課題をこなしたかどうかで敗者が決まる。
・こなす試合が多いためテンポよくサクサク進み、日本のバラエティーみたいに無駄に引っ張らないのが好感持てる。
・やらせ感が少ないマジメな感じで妥当な人が勝ち抜く。
・合間合間に文化的歴史番組の要素も盛り込まれる。
・出場者は確実に売名できる
というものです。
全体的にアメリカの恋愛リアリティーショー『バチェラー』に代表されるような湯水のようにお金を使いまくる派手さと芝居くささがないため、日本のクイズ番組(?)の『世界ふしぎ発見』のような視聴感です。
しかし最終話を観て【その後のベイカーたち】を知ると、少しスンとなるのもまた一興(笑)
お菓子の美味しそうさで目が楽しめたり、誰が勝利するのかというワクワク感ももちろんありますが、イギリスのケーキ文化や歴史的背景の紹介が面白くてシーズン1をするっと見てしまいました。
あとはやっぱりクイーンズイングリッシュ、耳に心地よすぎる。
あの独特のアクセントとアメリカとは違う発音、ダイ&ダイ(Day and Day)などを聞いてるとちょっと瞑想的な癒し(※個人の感想です)でした。
シーズン1はパイロット版的なこともあり、メンバーも(ほんとうに何千人の応募から選ばれた人たちなの・・・?)という疑問もわくし、番組自体が手探りなため粗削りですが粗削りな感じもまたヨシ。
ふわふわケーキよりもどっしりした素朴なケーキが好きだし、パンも好きなので本当に楽しかったです。
わたし自身がお菓子作りは本当にごくごくまれにやるぐらいの技量だし、きっちり測ることと粉まみれになることが向いてないので、観ていて自分が作りたくはならなかったけど食べたくはなったので危険な番組に変わりはありませんでした。
シーズン2も観始めたのですが、もうep1から(この人が優勝なんじゃ…)となっているので、少しテンション下がってますが推しがどこまでやれるのか見届けたいと思います。
それではお知らせを挟んで、シーズン1のベイカーたちを振り返ってみましょう。
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正直、最初のほうに脱落した人はあんまり覚えていませんがバス会社のおじさんは残念だったなーと思います。
ルースとミランダはかなり順当に勝ち進み、エドが最終戦に残ったのは意外でしたがパンが劇的に美味しそうだったのでこの三名の中ではエドを推してました。
運とタイミングで優勝をゲットしたエドはよかったーと思っていましたが、完全にポールの好みだったような気がする(笑)
エドの作品は繊細さが出ているお菓子で美味しそうで、しかも審査の意見を次回に取り入れる素直さが評価されたと思う。
ルースはあの中では見た感じ一番のアマチュアベイカーだったと思うのですが、人柄が苦手だった(笑)
ミランダはポールに好かれてなかったし、審査でメアリーがミランダを推し負けした。
最終決戦がミランダとルースの対決だったら、ルースが優勝してたんじゃないかなと思います。
1か月以上接していればそういう好き嫌い評価になってもおかしくないとは思いますが、みんな本当に審査員のいうこと聞かないで我を通そうとするよね(笑)
日本なら、勝ち抜くことを第一に考えて審査員の好みに寄せてきそうなので清々しささえ感じていた。
『ベイクオフ・ジャパン』もあるみたいなので、見比べも楽しいと思います。
イギリス版ではあまり見られないフレッシュフルーツのケーキや造形が細かいケーキを見られそう。
最後に余談ですが、イギリスといえばずっと行きたいところが国内にあって。
ティールームでいただけるアフタヌーンティーやお菓子も日本のホテルみたいな豪華さや華やかさはないけど、そこがいい!!
こういう感じ、こういう感じっていう自分の中のイギリスのツボを刺激してきます。
ちょっと、お高めなのですが一度はここに泊まりに行きたいです。
森の息吹を感じながらイングリッシュ・ブレックファストを頂き、優雅にアフタヌーンティーを嗜み、そして、カルチャースクールでスコーンを作って失敗する(笑)
ところで、イギリスはパイは作らないのかな。
今後はいろんなパイが見たいです。
シーズン2以降も楽しんでいきたいと思います。
それでは、また。
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