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【Netflix】 HEART STOPPER(ハート・ストッパー) シーズン2 感想 キラキラの友情と青春が眩しくて目が潰れた(笑)

Netflix『HEART STOPPER』シーズン2完走しました!

 

シーズン1を観たのそんなに前じゃないのに結構内容忘れていて、新たな気持ちでシーズン2に臨んでいました。

 

www.meganetamago.com

 

ハート・ストッパーはイギリスの高校生のゲイの男の子が恋をするドラマですが、ジャンルとしてはリアルな青春を描くドラマというよりはBLに寄っており、ハート・ストッパーシーズン1を観たあとはそこまで解像度が高くなかった実写BLジャンルですが、昨年2023年から今年にかけてほぼ1年にわたり各国アジアの実写BLをかなり履修した身としての率直な意見としてもこちらのドラマのジャンルを聞かれたら「うーん、微妙だけどBLかな」と答えると思います。

 

差別問題などのテーマを取り上げてはいますし、思春期の心の機微などの描き方もうまくはありますが人間関係やキャラクター設定などがBLっぽいです。

 

BLもそうはいっても人間ドラマを描くものではありますし、色々なストーリーはあり根っこは同じなのですが実写BLはそこまで辛いことが起こりにくい(コミックは幅が広いので一概には言えません)という特徴があり、基本的にはトラブルなどがあったとしてもそれを乗り越えて恋する二人の思いが通じ合い結ばれて未来永劫愛を育んでいくという安心感が好きで観ています(たまにその安心感を裏切られる悲しい作品もあるけど)

 

一言でいえば古典的なディズニープリンセス作品と通ずるところがあると思います。

最近のディズニープリンセス作品は多様ですが「美女と野獣」や「塔の上のラプンツェル」「アラジン」みたいな作品が実写BLジャンルに近いですかね(笑)

 

辛いことや悲しいことは現実で充分なので、現実逃避のために観ています。

 

というわけで『ハート・ストッパー』シーズン2は、いわば「美女と野獣」の結ばれた直後ぐらいの感じで付き合い立てほやほやのため、持続時間の長い閃光手りゅう弾を続けざまに投げつけられているような眩しさでした。

 

彼氏大好きオーラを全世界に振りまく主人公チャーリー&恋人ニックが終始描かれていて歴戦のBL戦士のわたしでも「こんなにイチャつく二人は観たことがない」というほどのイチャイチャぶり(笑)

 

※マジでこんな感じでずーーーーーーーっと抱き合っちゃってる(笑)

 

基本的にはハッピーエンドガチ勢すぎて、いったん結ばれた二人が揉めたり喧嘩したりで気持ちが離れそうになったり別れそうになったりするのも見たくないために最終話前のエッセンスとしてさしこまれるトラブルターンを避けて最終話まで観てない作品もあるほど思考とこだわりが強いのでこの付き合い立てほやほやの二人は非常によかったですね!

 

付き合い立て直後の二人からしか得られない栄養を充分に吸収しました(笑)

 

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わたし「なんかさ、若いっていいよね」って思いながらBL観てるんですよね、普段。

 

それがすごい今回のシーズンで可視化されたなーと思っていて。

こんな青春時代があったらなっていうファンタジーを観ているようでもあり。

 

若い子のドラマを見ていると、全力で間違った方向に行き壁にぶつかって挫折して、それでも乗り越えられる生命力と体力があって、それでいて繊細で傷つきやすく、それでも輝かしい未来があって。

そんな姿を見ていると「全員漏れなく、いつも幸せでいられますように。神のご加護が降り注いでいますように」っていう祈りにも近い気持ちが溢れてきます。

 

わたしみたいな薄汚い中年をそういう気持ちにさせる浄化作用がある。

 

そして、恋に自分のベクトルを振り切れる時期って人生でいえばそうはいっても学生時代じゃないですか。

大人になると仕事してたりとかしてドラマみたいに「恋に全力!」ってわけにもいかなかったりするのが普通だし、いい意味でも悪い意味でも大人になっちゃうから目の前の好きな人に全神経を集中させられるのって学生で同じ学校の人好きになるしかないよなって見てて思っちゃって。

 

そんな人生における恋愛ボーナスタイム時期に思いあえる人に出会えたことも含めて奇跡のようだなってチャーリーに大好きオーラを振りまくニックを見ていて思っていました。

 

あんまりにもニックが恋にどっぷり溺れたからチャーリーのほうが冷静じゃんって思って見ていて。

チャーリーは辛いことも経験してるから幸せは幸せだけど不安が付きまとっている感じがしてチャーリーとの未来永劫の愛を信じて疑わないニックと今の幸せを噛みしめたいチャーリーっていう感じだった。

 

でも、ニックがチャーリーを一瞬でも視認した瞬間からあんまりにも溶けて幸せそうだったから釣られて常にニコニコして見てしまった。

たぶんチャーリーもそんな感じだったと思う。

 

人って演技であそこまで大好きオーラ出せるものなのかっていう驚きもありましたが、もし、わたしがこれからあんな顔をすることがあるとすれば子犬と出会って夢中になることぐらいしかたぶんないと思うけど、チャーリーを出会ってしまった子犬と考えるとものすごく理解できたし演技できる気がした(笑)

 

最終話にかけてチャーリーへの溢れる愛で勇気を出して行動したことわたしはちゃんと見ていました!!

 

一番いい時のNetflixの字幕が納得できなくてちょっとあれだったけど、人は愛されて変わることもあれば愛して変わることもあるんだなと思ったし二人とも優しい子や(涙)ってなったよ。

 

末永くお幸せに!!

 

 

あと、これも書いておきたい。

 

シーズン2は友情が本当に眩しかったです!!

 

特にチャーリー側の4人。

 

今回修学旅行があったじゃん。

バスにみんなが乗るシーンを見ていて瞬間的に思ったのが「いいなこの風景、こんな学生時代過ごしたかったな」だったんです。

 

何が羨ましかったかというとクラスにいろんな人種の人が居たこと。

 

もちろん、いいことばかりじゃないこともわかったうえで(子どもの時からこんな環境だったら、色々な背景や個性を持っている人がいるって知っていたら自然と世界が変わって見えたかもしれない)と思って。

 

いろいろなことをこの時期に吸収したかったなって思ってみてました。

 

そんな中、それぞれの個性を持ったチャーリーたち4人の友情が素晴らしくてさー(涙)

 

パリで南京錠に自分の名前とタオの名前を書いて鍵をかけたチャーリーのピュアさで、チャーリーの姉の気持ちにものすごくなって(チャーリーを侮辱したものは殲滅すべし)という気持ちになったし、最終話一個前のエルの絵も素晴らしくて涙腺も崩壊した。

 

タオとアイザックとエルとチャーリー。

 

恋愛は難しいし今後大人になる過程でどうなるかわからないけど、4人の友情は一生続いてほしいと切に願ってやまないです。

 

とにかくすごくなんか光を浴びまくったシーズン2でした。

後光ってこういう感じ?

 

普段特にこう深海の薄暗いところを這いずり回っているような感じなので、時にまぶしすぎて目が潰れてしまいましたがたまにはよかったかな。

 

シーズン3が来たらぜひまた観たいと思います。

別れの不穏さが出てきたら離脱もあり(笑)

 

というわけで、それではまた。

 

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