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【ディズニープラス】 ムービング 感想 全てがちょうどよくハマる心地よさを体感。能力者の悲哀を描いた韓国ドラマ。 

U-NEXTをいったん休会して、ディズニープラスに戻りました!

 

ディズニープラスに戻ったら、観ようと思っていたものを見つくそうと思ってさっそく『9-1-1 LA救命最前線』をまず見始めたらマッハで半分観てしまい、予定のディズニー滞在2か月を超えずに観たいものが終わってしまいそうな勢いだったため、タイムラインで評判のよかった韓国ドラマ『ムービング』を挟むことにしました。

 

色々と賞を受賞していたりと社会的な評価も高いみたいですね。

 

これを読んでいる方はサムネの女優さん(ハン・ジョヒュ)が驚くほど美しいため、下記動画の再生ボタンを押したくなっていると思いますがこれから観る予定のある方はネタバレ的な映像もあるので予告を観ずに本編を観たほうがいいです。

 

ちなみにハン・ジョヒュさん、全方向美しくて惚れ惚れしました。

 

眼鏡をしていなくても美しいのですが、眼鏡をかけている方が美女という珍しいタイプの美女でした。

 

視聴済みの方はハン・ジョヒュさんの美しさをぜひ思い出すために観てください(笑)

 

youtu.be

 

 

ちなみに今のところ日本ではディズニープラス独占配信(2023.11.15現在)となります。

 

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『ムービング』は単的に言うと『ダーク寄りの異能力者もの』の漫画が原作のドラマなのですが、アメリカの完全ダーク能力者ドラマ『THE BOYS』や日本のダーク異能力者ものの『SPEC』などともまた一味違ったストーリーで設定には目新しさがあり非常に面白かったです。

 

どこが目新しかったかというと、アメリカのダークヒーロードラマ『THE BOYS』は、アメリカではヒーロー文化があるのでヒーロービジネスを展開し大々的に異能力者がもてはやされる方向へと持って行っているのに対し、韓国のドラマ『ムービング』では【極力人にバレないように慎重に生きている】ところです。

 

それぞれが社会に馴染むように暮らしているのがポイントで、タイトルの『ムービング』の意味が全くわからずに7話ぐらいまで観たところで、

 

「え、ムービングってそういうこと? そうじゃん!!」ってなったんですよね。

(※わたしの中の考えは後述します)

 

なぜ、ムービングなのか。

 

はずっと考えいて7話あたりで、タイトルドーンの文字がどうしても気になり韓国語話者のお友達にタイトルに出てくるハングルの【무빙】に直訳的な意味はあるのかと問うとこれだけで一つの熟語ではなくシンプルに「ムービングと読む」とのことで撃沈したんです。

 

日本人がカタカナで【ムービング】と書くようにこれはハングルで【ムービング】って読むらしいんですよ、奥さん!!

 

なので、ムービングはムービングらしい。

 

 

話を戻してそういう【人と違うことでの生きづらさ】みたいななものが全面的に描かれているところが、アメリカのドラマと真反対でいい意味でも悪い意味でもアジア的なことを同じアジア人として感じずにはいられませんでした。

通常人にバレない能力ならまだしも、一発でバレてしまう能力の場合どうやったら社会になじむことができるのかを模索する感じですね。

個性と一般社会の共存というよりはあくまで、いかに個性のない人物として社会に馴染むかがポイントに冒頭は描かれていくのが興味深かったです。

 

ジャンルでいうとSFアクションミステリーっていうところなのですが、内容的には青春、恋愛、家族愛、任侠、国際情勢などが描かれ飽きることはなく(嘘、大人の恋愛ターン1組目で少し飽きた(笑)普通の人は多分大丈夫)誰が見ても楽しめるような内容だと思います。

 

なんていうか、もうわたしクラスになると(?)ストーリー的に予想できる範疇のことが起こるには起こる。

でもそれがベストなタイミングで起きてほしいときに起こるのでパズルのピースをさくさくはめていくような心地よさがありました。

 

メインキャストの女優さん三名がどえらい美女なので、美女目当てで見てもいいぐらいです。

 

わたしは、クリョンポ役を演じたリュ・スンリョンがすごく好きになったので、今はこの作品(『人生は、美しい』)が猛烈に観たいのですが。

 

www.youtube.com

 

今ミニシアター系で公開中ですが、予定が合わなそうなので配信待ちかな。残念。

普段恋愛ものは観ないけど、これは観たいな。

 

なにしろ脚本や演出、役者さんの演技ひとつとっても過不足なし。

観て損はないと思うので、未見の方はぜひみてみてください。

 

韓国ドラマデビューにも非常にお勧めです。

 

ネタバレを避けようとして、当たり障りのない余計なことばかり書いてしまいましたね。

 

後半はネタバレありで、全体の感想をお届けしようと思います。

 

 

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タイトルの【ムービング】について

 

英語で【moving】は直訳すると移動中なんですけど、形容詞だと【感動的な】という意味もあるみたいで、でもどうもどれもしっくりこないし、ドラマを見ていて急に、

 

(う…辛い(展開が。え、待って。でもさ、だからムービングなの?)

 

と降りてきた瞬間があったんです。

 

忘れてたの。

 

movingといえば、あれじゃん。名詞あるじゃん。引っ越し!!

 

ってなったんです(笑)

 

素性を隠すため、身の安全を図るためひとところに留まらず不本意な引っ越しを繰り返すキャラクターたちと思えば、タイトルの『ムービング』は納得できました。

 

考察とかムービングの関係者読んでないので本当のところは知らないけど、引っ越しの意味も少しは含まれているのかな。

 

最後、引っ越しの連鎖を止めるために戦ってる感もあったし。

そういんじゃないのはわかってるよ、もちろん。

でも、【ムービング】だし。

 

意味としては(個人的には)しっくりきたけど、日本語でタイトルが【引っ越し】も変なので本当は全然違うかもしれないとは思ってます(笑)

 

巧妙な親子関係の設定

 

「あなたの韓国ドラマはどこから?」「わたしは実写BLから」っていうぐらい、韓国ドラマ(普通の)は『イカゲーム』ぐらいしか今まで観たことなかったんですけど。

韓国BLを集中的に観ていたあたりで韓国ドラマに慣れてきて「韓国やっぱり、面白いな。アカデミー賞なだけある」となってきたため、それからは全然韓国ドラマ観られるようになったんですけど、BLといえどその国の文化は如実に反映されるわけで。

特にBLはジェンダー問題もはらむので繊細な親子関係が描かれることも多いのですが、韓国は隣国とはいえ日本とはまた違った親子感なんですよね。

何しろ上下関係に日本よりはるかに厳しいからさ。

1歳でも年下だったら許可なくため口は許されない感じだし。

そのため、親子関係も上下関係と通ずるものがありその分関係も濃さがある。

 

それを踏まえて、

 

異能力は確実に子に引き継がれる設定は、巧妙でした。

 

自分の意思と関係なく浮いちゃう子をワンオペで育てた母の苦労は壮絶だったし、父子家庭で娘を育てた父も大変だったけど、一番感心したのがですねガンフン(委員長)のところの親子関係だったんです。

 

ガンフンはまさにMARVELのハルクみたいな異能力でしたが、その能力は軽度知的障害の父から引き継がれており個人のお店を切り盛りする母に代わって父が子の面倒を見ていましたよね。

 

警察が怖くて泣き叫ぶ幼児のガンフンを父が抱きしめていたシーンがあったんですけど、あの場で興奮して力を発揮してしまった子を止められたのは同じ能力の父しかいなかったんだ、と思ったら設定のうまさを感じずにいられなかったです。

 

それぞれの親が能力を子に引き継がせてしまった責任みたいなものももちろん感じるだろうし、そんな子を一番守れる存在であったりもするところもあったりして。

 

ボンソクの母が「個性を封じられたことで好きな子を助けられなかった」って子に泣かれたときは胸がしめつけられましたよ。

苦労を見ていたため「あんた、お母さんになんてこと言うの!!」って気持ちになりました(笑)

しかし、息子は息子でそういう親の気持ちを汲んだうえでたくさん食べたり、重いものを毎日背負って移動したりと頑張っていたのでなんとも言えない感情に。

 

MARVELなどのヒーローのほとんどはナチュラルボーン超能力者ではないので、遺伝する設定の面白さみたいなものも感じたし、遺伝するとなるのが確実だったらそりゃ利用する人もいるよなとは思いました。

 

どんどん能力が上書きされていくようになるとすると、ヒスとボンソクの子は飛行、聴覚、不死身ということでスパイ活動的には最強で、ヒスと委員長の子がフィジカル的には最強になってしまう。

 

ヒロアカ(アニメ)のエンデヴァーという最強個性を作るために結婚した能力者を思い出しました。

 

でもどんどんそこを深掘りしていくと闇が深くなっていっちゃうし、BOYSみたいに生々しくなっちゃうのも嫌なのでそこまではいいかなぁっていう気もしました。

あくまで人間ドラマとして楽しみたい作品ではあります。

 

あ、言い忘れていましたがガンフンといえばガンフンのお父さんが主演した『奈落のマイホーム』という韓国映画、今年観た映画の中でもかなり上位に入るほど好きだったのでみなさん観てください(笑)

 

www.meganetamago.com

 

恋愛作品としての魅力

高校生のさわやかで初々しい甘酸っぱい恋と、それぞれの親のロマンチックな恋模様を描いていてアクション異能力者作品の中の清涼剤になりました。

元々恋愛もはあまり好きじゃないので、ボンソクの両親の組織内恋愛のところは少し飽きてしまって(これ、まだ続くの・・・)と思っていたのですが、途中途中に緊迫するシーンがあったりで、観ないわけにはいかないあたり演出もうまいと思ってみていました。

さらに、自分でも品がないとは思いますが合言葉は「まだ子供作ってないから大丈夫」で、子どもがいるというネタバレが安心感を生んでおり特に父子家庭のクリョンポのターンは恋愛ものを普段観ないわたしでも胸が打たれ全力で応援してしまいました。

 

恋愛という仕事や子には見せない側面が出る場面を盛り込まれたことで、キャラクターの人間性がより強調されたのもよかったのかなと思いました。

 

クリョンポのターンは任侠的な面白さもあって、ヒスのお母さんのキャラクターもベタではありますがすごい好きだったのですごい楽しかったです。

 

今後への期待

 

最後に今後の期待ですが。

エンドロール前まではけっこうすっきり終わったなーと思ったんです。

リミテッドシリーズとしてもアリだなと。

 

クライマックスは非公式な南北超能力冷戦という展開にはなりましたが、戦っている身としてはお互い特別に大義を持っているわけでもなく能力を体よく利用されている人たちの不毛な争いだったため、それを主導していた人たちをお互いやっちゃうみたいな。

そしてボンソクはスパイダーマンのようなヒーロー活動と割とさわやかに切り上げた。

 

と思いきや、シーズン2に繋がるような雰囲気でしたね!

 

シーズン2があるとしたら、ポンゲマンを幸せにしてほしいことと子どもたちの成長を観たいです。

 

ポンゲマンのバスアクションすごく好きだった。

 

恋愛ターンはぜひ委員長を。

秘かにヒスと委員長もありかと思っていたんですよね。

残念。スタートダッシュに出遅れちゃったからボンソクに持っていかれてしまった。

しかしあんな可愛い転校生、みんな好きになるから二人だけが狙っていたの不自然だと思ってしまったぐらい。

 

あとは、能力者は無限に増やせるのでどんな能力者が出てくるのかは楽しみです。

あそこの学校って基本的には能力者を集めた学校ではなかったのでしょうか(笑)

その中で芽が出た子と出ない子を振り分けていたのかどうなのかも謎のまま終わってしまったので。

 

そして異能力者ものの醍醐味としてアベンジャーズのようなチーム戦はやはり盛り上がるのでシーズン2があるとしたらチーム戦は絶対ほしい。

ヒスの戦闘能力があがればガールズアクションも見られると思うので。

 

まだまだ話したりなくもあるのですが、そろそまとめに入りたいと思います。

 

なにしろ全てのエンタメ要素が詰め込まれたような福袋的なドラマでした。

ストーリーも観やすくてすごい楽しかったですが、演出のうまさが際立ってたな。

 

 

シーズン2があったら絶対観たいですね。

 

 

それでは、また。

 

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