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『ホームランド』シーズン1第6話【誠実な兵士】感想 差別がない世の中になりますように。

ホームランド』シーズン1第6話 【誠実な兵士】 感想です。

 

ポリグラフって、もう過去の産物だと思っていたんですね。

効果が怪しいってことは周知の事実だと思っていたので、いくら『ホームランド』のシーズンスタートが2011年と今より9年前のものだとしても、

(CIAで使われるんだぁ~・・)

っていう微妙な気持ちになっていたんですけど、調べてみるとアメリカのCIAでは、なんだろう、推定無罪的な意味合い? で使われていたというか。

 

【犯人だという証拠は出なかった】

 

っていう結果が出れば、一つの指針として使われるし、怪しければさらに調べるか~、みたいな感じなのかなと思います。

 

実際問題、現在での日本のポリグラフの立ち位置としては、否定的な側面もありつつある程度の条件を満たしたうえで、ポリグラフの結果が怪しければ、それも判断基準に用いるしって感じみたい。

 

ちなみにアメリカでは、ポリグラフ自体を禁止している州、ポリグラフの結果を全く認めない州、検察と弁護側が両方認められれば採用される州と、州によってさまざま。

大きい裁判だと、陪審員裁判になるし、いろんな判断材料が必要にるって考え方と、不確かなものを証拠として認めることはできないっていう価値観の考え方かな。

 

 調べてみた結果、ポリグラフが現役だっていうことはわかった。

だけど、もし嘘をついたとしても、要は身体に反応が出なければスルーということは、だいたいの大人はわかっているし、抜き打ちではない限り、精神安定剤を飲んでから臨んでからテストを受けることも可能だし、正直気合でもどうにでもなりそう。

 

平然と嘘つける人もたくさんいるし、よって嘘つくときドキドキする人ばかりじゃないし、演技で乗り切れる人もいると私は思うので、わたしは絶対信じない。

逆に考えるとイエスってわかってる答えにわざと動揺することだって出来るし、汗が出やすい人、出にくい体質の人だっているわけだし。

むしろ、ポリグラフに反応出す人なんて、犯罪者であっても正直者だとすら思ってます。 

 

 ※嘘、見抜けてないじゃん・・

 

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~あらすじ(ネタバレあり)~

Season1 Episode 6 "The Good Soldier "

 

キャリーは、デヴィッドとソールと上官のミーティング中にハミドの自殺について、カミソリの刃を渡した人物を特定するためのポリグラフは提案する。

ハミドと接触した人物全ての人のポリグラフ検査は認められたが、デヴィッドは自分を通さずポリグラフ検査を推進したキャリーを責める。

 

大学講師のラキムと恋人のアイリーンはCIAと仲間からの追跡を逃れるために逃亡していた。

自首を促すラキムに対し、アイリーンは逃亡を強行する。

CIAではアイリーンがサウジアラビアに住んでいたことを突き止めラキムの組織との接点を探ろうとするが、主導権はアイリーンが持っているのではないかとソールは推測し、首謀者はアイリーンではないかとキャリーも思いつく。

逃走を続けるラキムとアイリーンのもとに追跡者が追い付いてしまう。

 

ブロディのパートナーであった、トム・ウォーカーの追悼式が行われる。

ブロディは、追悼スピーチを行いキャリーもそれを見ていた。

キャリーは隙を見てブロディに声をかけ、ポリグラフ検査を受けてほしい旨を告げる。

追悼式のあとの食事会で酔った軍仲間がブロディに絡み、マイクが軍仲間を攻撃する。

ブロディは、殴りかかるマイクを仲間から引きはがし、ジェシカのことでマイクに殴りかかる。

その後、その場を去り酒場に向かう。

 

酒場にキャリーが登場し、二人は意気投合しそのまま関係を持ってしまう。

翌日ポリグラフ検査に現れたブロディ。ハミドの質問ではなんの反応もない。

焦ったキャリーは、「浮気したことがあるか聞いてほしい」と検査員に伝えるが、その質問にもポリグラフの波状に動揺は見られなかった。

 

外に出たブロディは、キャリーに車に乗るように告げる。

 

第5話の感想はこちら

 

www.meganetamago.com

 


 

面白い、面白いし1話が(え、もう終わり・・?)っていうほど短く感じるにも関わらず、若干飽きてきた・・。

そして、波風の立たない心。

 

いかん、挫折の危機。

キャリーは突飛な行動ばかりするけど、結果が全然出せてないし、話が一進一退して全然進んでないんだもん。

今のところ誰にも感情移入できないし、わざとなんだろうけどブロディのミステリアスな何考えてるかわかんない感じとかもお腹いっぱいになってきたというか。

 

なんで、やっちゃうの、キャリーと・・。

イスラム教の不倫を調べていたら、婚前交渉や不倫には厳しいかわりに妻との関係は大いに推奨されていて、だからこそ経済力があれば、何人も妻をめとることが可能らしいのですが、日本人のわたしからすると、最低すぎる・・という一文がイスラムの経典のコーランにはあり、

 

「女というものは汝らの耕作地。だから、どうでも好きなように自分の畑に手をつけるがよい」((2章223節)『コーラン(上)』井筒俊彦岩波文庫)。

 

 

耕作地なんかじゃないし、好きなように手をつけていいわけないじゃん。

 

この問題は奥が深いのでまた別の機会に話すとして、アラーに祈りを捧げているブロディが、婚外交渉をするのは神に背く行為なことは間違いないらしい。

ただし、性欲に貪欲なことに(男性は)許されている・・。

 

一応、今、ものすごく話題になっている人種差別問題が、アメリカであるCIAにも蔓延していて『ブロディが寝返った』という情報を自分で聞いていたからアメリカ人の白人を疑ってはいるけれども、もしその情報がなかったら、キャリーだって完全にスルーしてたよね、たぶん。

 

『アラジン』の実写で爽やかアラジンを演じたメナ・マスードが、すぐ出世するかと思いきや「テロリストの役しかオーディションを受けさせてもらえない」と言っていたことを思い出す事案だった。

彼、国籍はカナダなんですよね。

 

front-row.jp

 

個人的に、南米と中東の顔に魅力を感じがちだし、小柄なところも好きなので、もっと色々な作品で彼のこと観たいのに。

だいたいの差別って『自分ではどうしようもできないこと』が起因になっているから、本当に根が深いですよね。

 

”自覚なき差別”をわたしもしてるかもしれないし、絶対日々なんやかんやしてると思うし、わたしもたぶん、人よりされがちな方の人間だったと思うし、今でもそうだと思う。

それなりの年齢の女ってだけで、日本では差別の対象でしょう。

でも、わたしはしないように、気を付けたいなと思うし、今までもそうしてきました。

 

挫折の危機だから、全然『ホームランド』のこと書けてない・・。

すみません、ろくなレビューにならなかった。

とりあえずシーズン1だけは完走するつもりですので。

 

次のエピソードはシーズン折り返しなので、テンション上がる展開期待してます。

 

それでは、また。

 

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