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『ホームランド』シーズン1第7話【過ちの週末】感想 二組の男女の息のつまる心理戦。

ホームランド』シーズン1第7話 【過ちの週末】 感想です。

 

「88」という数字が、ナチスに関わる数字って知らなかったです。

洋画や、海外ドラマを観ていると、よく出てくるナチス式敬礼、ヒトラー万歳を意味する「ハイル・ヒトラー」(Heil Hitler:独)はよく聞くのですが、まだまだ勉強不足ですね。

 

ちなみに何故、88がダメかというと、上に書いた「ハイル・ヒトラー」の頭文字がHとHだから。

 

屁理屈で無理やり作り上げたなぞなぞみたいな感じだと思ったのですが、Hが8番目だかららしいです。

ちなみに、アドルフ・ヒトラーを現す「18」も禁忌とされていて「ハイル・ヒトラー」のほかにもう一つ、ナチスでよく掛け声として使われていた、勝利万歳という意味のジーク・ハイル」(Sieg Heil:独)のSの19もダメらしいです。オーストラリアでは車のナンバーには使えない。

 

日本では、野球の背番号などでよく使われたりする「88」という数字ですが、欧米を旅行する際は、Tシャツなどに意味なく書かれている数字などに気を付けたほうがいいんだと、今回のことで学べました。

 

日本では八は末広がりで縁起がいいとされてる数字だからねぇ~。

世界史をきちんと勉強するってすごく大事ですね。

 

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~あらすじ(ネタバレあり)~

Season1 Episode 7 "The Week end "

 

 

恋人を追手に殺されたアイリーンはメキシコに国外逃亡しようとし、デヴィッドはFBIに対応を引き渡そうとするが、ソールは彼女から情報を引き出せる自信があるとデヴィッドを説き伏せ、メキシコに行くことを願い出る。

アイリーンは適当にメキシコ行きのバスのチケットを取り、メキシコに向かうがバスを降りたところには地元警察とソールの出迎えがあった。

 

車に乗せられたキャリーは、ブロディーと当てもなくドライブし、飲みに出かけた先で絡んできた男とトラブルを起こし、二人でその場を逃亡。

キャリーの家の小さな別荘で週末を過ごすことになった、キャリーとブロディ。

 

ジェシカは娘とマイクのことで喧嘩をしてしまう、娘のことを外出禁止にするが、娘のデイナは家で友人たちと集まって酒盛りをし、はずみでガラス戸を突き破り腕にケガをしてしまうが、ブロディが不在だったためマイクが呼ばれる。

 

一方、ソールはアイリーンと司法取引に成功していた。

何も聞かされていないと主張するアイリーンは、家の屋根に上がって降りてこないアメリカ人が居たと言い、家の周りを観察するよう指示。

そのアメリカ人の似顔絵は死んだはずのトム・ウォーカーだった。

 

そのころ、キャリーは自分がスパイをしていたとブロディに勘づかれるミスを犯していた。

 

 

第6話の感想はこちら

 

www.meganetamago.com

 

 


 

梅雨の真夏日、有り余る湿気、窓を開けても湿った風が部屋を通り、べた付くフローリングの床、部屋に入り込む大きい虫が、濁った湖のそばの蚊がたくさんいそうな小さなキャビンとリンクし、

 

あー、もう息苦しい!!

 

森に酸素がたくさんありそうなのに、酸素不足。

どこかしらかゆい気がして、全身をかきむしりたい気持ちになりました。

たぶん緊張感で息を止めている瞬間があるんだと思う。

 

どれがウソでどれがホントかわからない、二組の男女の言動の数々で呼吸困難だわ。

 

ソールは物腰柔らかく相手の気持ちに寄り添う戦法でアイリーンに迫り、陥落したと思っているけど、それもわからないじゃないですか。

 

ソールが語るアイリーン像はこうですよね。

 

サウジで、特権階級の駐在暮らしをしているアイリーンが現地で貧困にあえいでいる子どもと交流して友情を育み、自分の特権階級を、家族を、それを生み出したアメリカを恨んだ・・

 

わたし、なんかこんなような内容のものすごい長い話を小説で読んだような記憶があったんですが、どうしても誰のなんていう小説か思い出せなくて、年間のベストセラーをしらみつぶしに調べたらこれでした。

そうそう、めちゃくちゃ重いのに通勤でハードカバーを持ち歩いていたんだよ。

そしてそんなに前でもないのに、記憶からすっぽり抜けるなんてね・・。これが老い。

 

気合で最後まで読んだんですが、印象が薄くて、おそらく家族小説だったと思うのですが、わたしには中東暮らしのあたりの内容を一番覚えていて、なんとなくこの小説の中のことをアイリーンと重ねていました。

読んだことのある方はわかって頂けるかと思います。 

でも、この小説は別にそんな主人公がイスラムに傾倒するとかそんなんじゃなかったと思う。

ただ、現地の子と交流していただけだと思います。

 

サラバ! (上) (小学館文庫)

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ソールはアイリーンことを美談にまとめて持っていっていたけど、どうなんだろう。

 

彼の埋葬と引き換えに司法取引をしたのかな。

でも、アイリーンが本当のことを言っているとは限らない終わり方だったから、余計混乱した。

こういう情報を渡すように、って組織から言われているかもしれないし、だとしたら意表をついて、一番怪しくなってくるのはソールなんだよな。

ポリグラフの件もそうだし、こういう身内が裏切り者的な展開、クライムドラマによくあるけど、どれもすごーい嫌いなんですよ(笑)

すごく嫌い、大嫌い。

 

信頼していた身内が実は裏切り者だったっていうのは、主人公が一番傷つくのでよく使われがちな展開なんですけど、日本のドラマでいえば、『アンフェア』とか『相棒』とかではそういうのあったかなー。

海外ドラマよりも、日本のドラマにありがちだけど、初期の『BONES』でもショックを受けた。

 

今まで作品を好きだったわたしを返して! という気持ちにすらなってすごい冷めるんです。

なので『ホームランド』ではソールが内通者ではありませんように・・。

 

そして、いくら寝起きとはいえ、監視していた時の個人情報を漏らすというミスを犯す、ブロディに心を許し過ぎたキャリー。

 

そして、嘘、下手すぎか!!

 

後ろめたさから、取り返しのつかないフォローをして最終的には開き直るというなんていうか、カルチャーショックに次ぐカルチャーショック(笑)

 

わたしなら、とりあえず、

 

「元カレがイギリス人(かイギリスが好き)で、お茶といえば紅茶でそればっかり飲んでて、わたしが勝手に変な銘柄を買ってくると怒ったの」

 

って言うよ。

 

付け加えて

 

「わたしはコーヒー派だからよくわからないけど・・ヨークシャーゴールドってそんなに男の人を魅了する紅茶なのね・・」

 

何故か吹替調の感じになってるけど、とにかくごまかすよ!(笑)

 

2人のやり取りを今回見て、嘘って、全部嘘だと嘘っぽくなってボロが出るし、キャリーもそれをわかっていて全部ぶっちゃけていたから、ブロディの言うことも全部は嘘じゃないと思う。

 

家庭が寛げないとか、キャリーの前だとかっこつけなくてすむとか、はたぶん本当。

ただ、トムのことを殺したと思いこまされているのか、もしくは生きてるのを知っていて、仲間なのか、それとも止めようとしているのかそこはわかんない。

そもそも、トムが生きてるかどうかも不明。

ただ、キャリーがCIAだからといって、好きな紅茶の銘柄を当てられたぐらいで、スパイされてることに気付くもの?

スパイされてるって疑ってないと瞬時に判断できないと思うんですよね。

 

もし、わたしだとすると、そうねー、この間あまりの雑さにTwitterで物議をかもした「めんどくさかったので料理の残りの生のちくわ2本をお弁当のおかずにした」っていう、レベルの情報じゃないと、疑えないなー。

もう、ちくわの件はTwitterに広めちゃったからダメだし。

少なくとも家族は知ってる案件で、勘よすぎじゃない?

 

カミソリの刃の件があるから、ブロディの疑いはわたしの中では晴れてないです。

 

前回までは、あまりの話の動かなさに若干飽きてきていたのですが、また盛り上がってきたので楽しくなってきました。 

キャリーの薬もなくなってきたし、気になって最後まで見られそう(笑)

 

最後になりますが『アイサ』と訳されていたブロディがうわごとで叫んでいた名前は、本当は『イーサー』ではないでしょうか。

 

 

というわけで、それではまた。

 

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