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『ホームランド』シーズン1第5話【死角】感想 信心深い拷問者、という矛盾。

ホームランド』シーズン1第5話 【死角】 感想です。

 

huluプレミアなのに、hulu史上最高傑作という触れ込みなのに!

 

打ち切りになったうえ、huluですら見られなくなったブレイキング・バッドアーロン・ポールハンニバルヒュー・ダンシー監修、W主演の新興宗教をテーマにしたドラマ『THE PATH』。

シーズン1シーズン2は1話ずつ感想を書くほど気に入っていて(でもほとんど読まれていない)シーズン3はコロナショックでメンタルをやられてしまい、余裕がなくなりhuluの退会期限ギリギリにザーッと見たので感想も書けずじまいだったのですが、そこそこ面白かったです。

ぐちゃぐちゃにストーリーをかき回した割に、きちんとテーマに沿って頑張ってまとめたなっていう感じで、ラストに不満はなく、きちんと納得しました。

 

知名度も人気もなかったけど、わたしにとってけっこう印象深いドラマですが、この『THE PATH』のシーズン3に、今回のエピソードの登場人物が居まして。

 

※予告にもチラッと登場

www.youtube.com

 

登場した瞬間、

 

(つい最近、この顔すごくたくさん見たのに、思い出せない・・この人は・・)

 

って気になりすぎてドラマに集中できなかったので一旦中断し、調査開始。

日本語だと検索に引っ掛からなかったので、英語のWikiを調べてやっと解明~。

ソールの妻、ミラを演じて居る、サリタ・チョウドリー(Sarita Choudhury)さん。

PATHではめちゃくちゃ変な役だった(笑)

今回の『ホームランド』では、ソールと微妙な家族関係を築いている妻役です。

 

en.wikipedia.org

 

役柄通りインドにルーツを持つイギリス人女優さんです。

海外ドラマにもちょこちょこ出ているみたいですが、日本で観られる映画ではトム・ハンクス主演の『王様のためのホログラム』に出ている女優さんというのがわかりやすいのかなー。

『ハンガーゲーム』にも出演されているみたいですね。

 

PATHでの役が個性的過ぎてその印象が強く、どういう人物かについて訝しんでいる段階ですが、今後、彼女の存在がソールの仕事ぶりにどう影響するのか、キャリーと絡むことはあるのか、非常に楽しみです。

好きなドラマに出ていた俳優さんが違うドラマで出てくると、それだけでなんかテンション不思議と上がります!

 

ところで『THE PATH』は、今の日本だと全シーズンどこの媒体でも見ることのできない幻のドラマになってしまったのでしょうか・・(笑)

一回観れば充分だとわたしも思いますが、割と興味深い社会派ドラマだったのに非常に残念です。

 

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~あらすじ(ネタバレあり)~

Season1 Episode 5 "Blind Spot"

 

キャリーは薬をもらいに姉の家を訪ねにいくと、父がキャリーと会えたことを喜んでいた。

父しか家にはおらず薬を手に出来なかったキャリーは、同じ病気を持つ、父の薬をこっそり持ち出す。

 

ソールは、祖国であるインドから帰国した妻のミラを空港で出迎えるが、帰宅したソールを待ち受けていたのは、今後の夫婦関係の未来に言及する妻の言葉だった。

 

一方、CIAでは、ブロディを救出した際に生き残ったテロリストの生き残り、ハミドを見つけ、アメリカに連行し尋問する。

尋問時、証人の顔の確認のためと状況確認のためCIAはブロディに在籍を依頼し、ブロディは承諾する。

ブロディは、証人に直接会いたがったがキャリーは拒否し、マジックミラー越しに確認してもらうことになる。

 

家族の安全と引き換えに情報の提供をハミドに求めるCIAだが、なかなか口を割らないハミドに音攻めの拷問を施し、精神を破壊させる。

ブロディは直接ハミドに会いたいと再度デイヴィッドに直談判をし、デイヴィッドは上の判断を仰ぐ。

ブロディはハミドと直接対面するが過去の自分の仕打ちに対する怒りを爆発させ、暴力に訴える。

 

その後、ハミドはある情報をCIA漏らす。

彼が提供した情報はキャリーたちが見逃した中の一人が関係者だったという事実であった。

 

見逃した関係者は、空港付近に住む大学の講師だった。

彼を追うキャリーの元にソールからハミドがカミソリの刃で自害したことを告げられる。

身体検査を何度もし、カミソリの刃を見逃すはずがないと訴えるキャリーは、ブロディとの面談が怪しいとソールに訴える。

証人が自害したことでショックを受けたキャリーは、ソールに大学講師の自宅への強制突入を願い出るも、すでにもぬけの空になっていた。

 

メンターとして慕っていたソールに仕事への情熱を失っていることを叱責するキャリーだが、ソールに追い返される。

追い詰められたキャリーは姉の家に行き、姉と姪たちは傷ついたキャリーの心を慰める。

 

第4話の感想はこちら

 

www.meganetamago.com

 


 

ネトフリのバラエティーにハマってまして『本番まで、あと7日』のep2を流し見してたんですね。

ep2は、三ツ星フレンチレストランのリニューアルオープンまでの1週間を追った回だったんですが、もうね、ひどいの(笑)

 

www.netflix.com

 

日本人で、仕事に対しては割と神経質な部類のわたしには信じられない杜撰さ。

でも、そんなには気にしている様子もなくて、やっつけで事をすすめて「自分たちは完璧だ!」と高らかに宣言している姿が、こんなに欧米のドラマ観ているにもかかわらずカルチャーショックだったし(自分、真面目過ぎか・・)ってなったんです。

っていうか、日本人の80%ぐらいはなると思うの。

 

何が言いたいかというと、CIAけっこう杜撰。

 

杜撰通り越して、本当にテロを阻止したいの?

って気持ちにすらなってきた・・。

 

 

今のところ信頼できるの、キャリーのことを助けているヴァージル兄弟だけじゃないですか?

1か月以上経ってるみたいだけど、ブロディの指の暗号は暗号じゃないという結果になったのでしょうか・・。

あれ、地味に気になってるんですけど、のちのち伏線回収されますか?

 

まず、ブロディのことをキャリー(とジェシカ)以外の全員が信じ切っているというのがどうなんだろう・・っていう気がする。

そういう犯罪心理学の専門家とかもCIAだったらいると思うんだよね。

それも、アメリカの軍人バイアスなのかな。

軍人は、絶対祖国を裏切らないっていう。

そんなわけなくない?

8年だよ?

ずーーーーーっと8年間も拘束、拷問されていて、人間耐えられるものなんだろうか。

 

そして、一番の疑問が、敵国の軍人として最も忌み嫌われる存在として、捕らえられ拷問され、自分にPEEをひっかけた相手と仲間になれるものなんだろうかという疑問。

 

それについては、仮説を考えてみたんです。

ご飯も水も与えられなくて脱水で死にそうだったブロディにハミドは同情していて、ブロディ自身も自力で飲食する気力も失っていた。

もうこのまま死にたいとすら思っていた。

でも、見張り役のハミドは見殺しにできず、でも水を持っていくことも許されずにPEEをひっかけて水分を与えた・・あれは、拷問の一環ではなくて助けたのではないかと。

 

ソールが言っていた『信心深い拷問者』という言葉。

わたしもすごく気になるんだけど、本人はノーコメントでしたね。

そのことで、もしかしたらそういう可能性もあるのかなーと思ったんですよね。

顔の見分けがつかないからなんともいいきれないんですけど、ブロディが外に出てきたときに目が合った祈っていた人が彼なんじゃないかなとも思ったし。

そうなると、あの組織の中で一番心が通い合っていたと思われる二人で、自決をわかっていながら武器を渡したブロディも相当かわいそうな案件になるんですが。

 

一方、尋問といいつつ相手に何もしゃべらせずに、ブロディの言葉を右から左に相手に伝えるなんて。

しかもソールもキャリーがブロディ疑ってること知ってますよね。

 

とにかく、今回のことで、ブロディ側はCIAよりはるかにチームワークに優れ、たくさんのリスクを考慮し、色々な案を考え、緻密なやりとりが繰り広げられているということがわかりました。

漏らしていい情報も決められていて、今回ハミドが捕まったのも計画を遂行するためのかく乱か、時間稼ぎなのかなと思ってしまった。

何かトラブルがあれば、その分時間を稼ぐことができるから。

 

ブロディなんて、息子の空手を観に行く約束を反故にしてまでわざわざ軍服に身を包み、デイヴィッドに『過去と決別したい』という有無を言わせぬ理由で、直談判しに行ったことがものすごく怖くなってきた。

急を要することだったってことだもんね。

 

今のところ、キャリーは超劣勢でいいところなしです。

なんだろう、相手の立場に立って物を考えないところが敗因だと思う。

相手がボロを出すことばかりに気をとられて、先手先手を取れてない。

そろそろ、キャリーが薬でハイテンションになりすぎて強烈な力を発揮するところが見たいし、今回父親の登場でフラグ立ったと思います。

シーズンも中盤だし、折り返しの前に一発出てくるかな。 

 

最後になりますが、ジェシカは髪型がすこぶる変なのに美人ですごいという話を前回しましたが、今回髪の毛をバッサリ切って、さらに美人になるジェシカを強調するため敢えての変な髪型だったのかな・・と思ってしまいました(笑)

 

それでは、また。

 

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